ROLAND「厨二病は才能」!? ホスト界の帝王に昇りつめた原動力を明かす!

[漫画 試し読み]ROLAND「厨二病は才能」!? ホスト界の帝王に上りつめた原動力を明かす!

“現代ホスト界の帝王”とも呼ばれるROLAND(ローランド)さんの生き様をベースにした漫画『ローランド・ゼロ』が12月18日(金)に発売される。ROLANDさんは、なぜホスト界のトップを志したのか? 謎に包まれた過去が、本書を読めば見えてくる!?

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“憧れのホスト”との出会いをきっかけに……

初めにお断りするが、この漫画『ローランド・ゼロ』は完全なるノンフィクションではない(とはいえ、完全にフィクションというわけでもない)。だが、ノンフィクションではないからといって、がっかりするのは早計だ。ROLANDさん自身も本書で語っているとおり、少しフィクションが加わったことで、読者はより一層、主人公の弦(後のROLANDさん)を身近に感じ、物語の世界に入り込めるはずだ。

高校時代に追いかけていた夢を叶えられなかった主人公の弦は、大学入学式の途中で「ここは冴えないやつばっかりでつまんねえ」と退学を決意。以前から憧れていたホストの道を志すことになる。自分に嘘をついて生きないために入学式の会場を後にする弦の姿に、若かりし日の反骨精神にあふれた自分を重ねる大人の読者も多いのではないだろうか。

大学の入学式に出席した弦だったが……
大学の入学式に出席した弦だったが……

また、フィクションならではの魅力ともいえるのが、物語の随所に伝説のホスト漫画『夜王』をリスペクトした演出が盛り込まれていること。ファンには一目瞭然かと思うが、『ローランド・ゼロ』の漫画を手掛けているのは井上紀良先生。ほかならぬ『夜王』を描いた漫画家ご本人なのだ。実は小学生の頃(!?)に『夜王』に出合ったことでホストを目指すようになったというROLANDさん。『夜王』への熱い想いが実を結び、今回、驚きのコラボレーションが実現した。

井上紀良先生が漫画を担当したことで、作中では弦とROLANDさん憧れのあの人(!?)が、劇的な出会いを果たしている。弦が働き始めたクラブ「HAREM」のNo.1ホストの源氏名も、『夜王』で読んだことがあるような……。さらに「HAREM」のオーナー・宇佐美も『夜王』に出てきたあのキャラクターに似ている気がする(あくまで個人の見解です)。

 

どこからどこまでがフィクションなのか、そしてフィクションの部分は何から着想を得ているのか。読み手が自由に想像を膨らませられるのも、フィクションならではの醍醐味だろう。

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ローランドは“凡人代表”。売れない下積み時代

漫画『ローランド・ゼロ』の数ある見どころの中の一つが、ROLANDさんの下積みホスト時代が描かれていることだ。なかなか顧客がつかず、食べ物にすら事欠く日々。今のROLANDさんからは想像もつかないような、そんな生活がうかがえる。女の子とのトークには滑り、お酒を飲むことで場を盛り上げる。“新人ホスト”と聞いて、誰もがイメージするような姿だ。厳しい競争社会で苦しみながらも、自分を信じて進もうとする弦の姿を見ていると、ROLANDさんが自身を「たくさんの凡人の中の一人」と評するのもうなずける。そして、自分も頑張ればROLANDさんのように、もっと高みを目指せるのでは……なんて、淡い期待を抱いてしまったり……。

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“永遠の厨二病は一つの才能” by ROLAND

漫画の各章の間に挟み込まれたROLANDさん自身による解説ページも見逃せない。自身の生き様を振り返りながら、独自の美学に裏打ちされた人生論を、わかりやすくかみ砕いて伝えてくれる。

ROLANDさんといえば、数々の名台詞も有名だが、本書にも心に刺さる言葉が詰まっている。個人的に一番響いたのは「僕の礎(いしずえ)って、やっぱり永遠の厨二病だと思う」という一文。ホストになったのは「ちょっと素敵な勘違い」だった、という表現もチャーミングだが、同時に「自分は他とは違うぞ」という選民思想を抱いていたとも明かしている(まぁ、その「選民思想」は勘違いではないのでは、とも思うのだけれど……)。自身の心の内を正直に語る姿勢と、そんな自分を“厨二病”と呼ぶ潔さに痺れた。さらにROLANDさんは、その厨二病だって“一つの才能”なんだと肯定しているのだ。“永遠の厨二病は一つの才能”。このフレーズに背中を押される人が、どれほど大勢いることだろう。そんなことを考えていたら、ちょっとウルッときた。

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……とまぁ、読むべき理由がたくさんある漫画『ローランド・ゼロ』なのだが、どうやら続編があるらしい。ネタバレになるので詳しくは書けないが、あの記者は彼氏じゃなくてROLANDさんに恋心を抱いているのでは?とか、ROLANDさんが巻き込まれる事件って?? などなど、今後の話の展開も気になるところだ。

漫画界でのROLAND伝説は、まだまだ幕を開けたばかり。まずは今作を熟読し、2巻の発売を、首を長くして待とう!

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[初版限定]純金ROLAND名刺が当たるプレゼントキャンペーン!

漫画『ローランド・ゼロ』(初版本)の帯に付いてくる応募券を切り取って応募すると、本書オリジナル「ROLAND名刺」が抽選で合計210名様に当たります。

A賞:純金「ROLAND名刺」…10名様
B賞:プラチナ箔「ROLAND名刺」…50名様
C賞:金箔「ROLAND名刺」…50名様
D賞:超豪華ホログラム「ROLAND名刺」…100名様

 

応募券1枚につき、上記のいずれか一つに応募できます。
詳しい応募方法は「宝島チャンネル」でチェック。

 

(参考)

漫画『ローランド・ゼロ』
漫画『ローランド・ゼロ』

漫画『ローランド・ゼロ』

監修:ROLAND
漫画:井上紀良

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ROLAND/Profile

(ローランド)
1992年7月27日、東京都生まれ。AB型。ホスト、実業家。「現代ホスト界の帝王」と称される。18歳でホストを始め、22歳のとき当時歌舞伎町史上最高額の移籍金で移籍し話題に。25歳のときにKG‐PRODUCE取締役に就任。2018年のバースデーイベントでは一晩で5500万円以上の売り上げを記録。
現役ホスト引退後は独立し、ホストクラブオーナー、アパレル事業、メンズ脱毛美容サロンのオーナーなど実業家としても活躍中。また、YouTube公式チャンネル『THE ROLAND SHOW【公式】』も精力的に更新中。

YouTube: https://www.youtube.com/channel/UCSxjUZznZGt-ynhmtsCxjXA Instagram:https://www.instagram.com/roland_0fficial/

 

井上紀良/Profile

(いのうえ・のりよし)
1959年2月11日、滋賀県生まれ。漫画家・青柳裕介、間宮聖士のアシスタントを経て1978年に『パイナップルジョー』(「週刊少年キング」)でデビュー。その後、「週刊ヤングジャンプ」で『エンジェルス』『男は天兵』(原作・雁屋哲)を発表。ニューヨーク市警の警官が主人公の『マッド★ブル』(原作・小池一夫)は長期連載となり、アニメビデオ化もされるなど代表作となった。今回のコラボのきっかけとなった『夜王』(原作・倉科遼)はドラマ化され人気作に。そのほか、『X〈クロス〉』(原作・梶研吾/ゴマブックス)、『黄龍の耳』(原作・大沢在昌/集英社)などがある。

 

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