化学調味料で腸の機能が低下する!? 医師が教える体にいい調味料選び

【消化力と心を整えて軽やかな体に。今日からはじめる、おなかのあたため新習慣】秋から冬にかけての不調ケアは、消化力を高めることが大切です。体の外側・内側からあたためることで、胃腸の働きを改善できる新習慣を紹介します。

不調の理由は舌で見る! 医師に聞く今摂るべき栄養素とは

教えてくれたのは……

化学調味料で腸の機能が低下する!? 医師が教える体にいい調味料選び
出典: FASHION BOX

大久保 愛先生

プロフィール:薬剤師、国際中医師、国際中医美容師。漢方カウンセラーとして年間2000人以上の女性の悩みに応えてきた。最新著書『心がバテない食薬習慣』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)。
「人の心と体と、季節はリンクしています。その不調も、今の季節が関係しているかもしれません!」

調味料にこだわる

唾液の分泌が減り、濃い味を摂りがちに

本来、だしや調味料は発酵させて作るものが多く、腸内環境を整えるのに役立ちます。しかし添加物で味を調整する化学調味料では、逆に腸の吸収が低下。旨味を出すための糖質や塩分も多く、味覚が鈍感になる傾向があります。

さらに、冬の乾燥した空気で唾液の分泌が低下するため、より濃い味を求めてしまいがちに。この季節は毎日使う調味料を見直して栄養も味覚も整えましょう。

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\原材料の表示をしっかり確認!/

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《選ぶポイント》

● みりん
気がつかずに、「みりん風」と書かれているものを使っているかも。アルコールが14%程度あり、もち米、米麹、本格焼酎を熟成して作られる「本みりん」を選びましょう。

● しょうゆ
和食に欠かせないしょうゆは、大豆、小麦、塩を発酵させて作ります。原材料表示にこれら以外の余分なもの、カラメル色素、脱脂加工大豆、甘味料などが表記されていないかをチェック。

● みそ
「天然醸造」の表示があり、大豆、米、麦、塩、麹以外の表示のないものが安心。特に、成分にアルコール(酒糖)が入っているものは、みそのよい発酵を途中で止めてしまっています。

● 塩
料理の基本となる塩は、精製された塩ではなく、岩塩などの「天然塩」を選びましょう。精製塩は、化学的に作られていて、実は「塩化ナトリウム」という塩辛い化学物質です。

あたたかい朝食を摂る

朝食を習慣づけると体内時計のリセットに

毎朝あたたかいものを体に入れることで、体内時計と胃腸の働きが整い、1日のパフォーマンスにも大きく変化があるでしょう。時間がない朝でも簡単かつ栄養満点な食材がオートミール。どこでも買えて、食物繊維も豊富です。

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\あったか朝ごはんで1日をスタート!/

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加工食品に注意!

溜め込みやすい“閉蔵”の時期は特に気を配って

日照時間が短くなるこの時期、体に食べたものを溜め込みやすくなる“閉蔵(へいぞう)”という症状が出ます。そのため、この時期は味覚を乱す添加物を含んだ食品を減らし、腸内環境を整える発酵食品で胃腸をいたわることを心がけましょう。

▶こんなものもNG

化学調味料で腸の機能が低下する!? 医師が教える体にいい調味料選び
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・加工した肉類
・レトルト食品
・鍋用のだしスープ

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家で食べるときは、消化のよいものを

繊維質の野菜で消化吸収をサポート

外食では、つい味の濃いものを好んでしまいますが、自炊の日は食物繊維を豊富に含んだ食材を積極的に摂りましょう。きのこ類、緑の野菜、豆腐、キャベツ、山芋、大根などに含まれる繊維質が消化を助け、腸の働きを整えることで、冷え予防につながります。

▶忙しくて料理ができないときは……
\コンビニでおでんをセレクトして/

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コンビニごはんなら、おでんがおすすめ。大根、卵、昆布、厚揚げ、こんにゃくといった、“素材そのもの”が具材のものは実は繊維質が豊富。自宅で食べるなら、これに乾物の 昆布、干し椎茸を加え、電子レンジで再加熱。このひと手間で、やさしい天然だしの一品に。

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先生からアドバイス!
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11月後半から12月中旬までは、“閉蔵”という溜め込みやすくなる症状が出る時期。この閉蔵を逆手にとって、より良質の栄養素を摂取することで腸内環境が整い、体質改善にもつながります。食物繊維、体をあたためるタンパク質や根菜類を積極的に摂ることで、内向的になりがちな気持ちも前向きに。

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illustration_Mariko Fukuoka
text_ Aki Sato
リンネル 2020年1月号
web edit_FASHION BOX, Ayaki Ando[vivace]
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