リネンワンピースは重ね着で見違える！ スラッと見える着こなしをプロが伝授

おしゃれのマンネリ化の打開策や、今年らしい着こなしの楽しみ方について、おしゃれの目利きさんから知恵を拝借。ベーシックなナチュラルスタイルに欠かせないリネンワンピースをピックアップ。通気性がいいリネンワンピースこそ、重ね着に最適なアイテム。膝丈や前あきを選ぶと、着こなしの幅がグッと広がります。

POINT 1
すとんと一枚でシックに着こなして

クリーン＆ナチュラルなワンピーススタイル

ペチコート付きワンピース¥34,000／ロワズィール、ハット¥19,000／エイドリアン ハッツ（カレンソロジー青山店）、サンダル¥13,990／ツハル バイ サマンサ モスモス（キャン カスタマーセンター）

白のリネン100％ワンピースで、清涼感と清潔感を演出。残暑でも使えるつば広のカンカン帽も、シンプルなワンピースだからこそより映えます。ハットと同系色のグルカサンダルで、まとまりよく仕上げて。

＼フリーランスPR 倉地麻子さん／

「リネンワンピは、一枚でさらっと着るのが好き。シンプルなぶん、印象的なハットなどでおしゃれ感を添えます」

POINT 2
半端丈ワンピースには、マキシ丈のボトムを

白のスカートを重ねて涼やかモノトーンに

ワンピース¥44,000／ヴラスブラム（ヴラスブラム 目黒店）、スカート¥39,000／スズキ タカユキ、バッグ¥16,000／ヌキテパ（ヌキテパ青山）、サンダル¥4,500／コーエン（コーエンお客様相談室）

まとうだけで豊かな気持ちになれる、上質なコルトレイクリネンのワンピース。一枚でもサマになるけれど、マキシ丈スカートを下に着ると縦長に見えてスタイルアップ効果が。軽さが出せる白を選ぶのが今のシーズンの正解。

＼アデュー トリステス プレス 山野内裕紀子さん／

「背が低めなので、半端丈ワンピースを着たいときはフルレングスのボトムを下にはいてバランスを整えます」

POINT 3
体形カバーにもってこい！ 前あきスタイル

ロングジレ感覚でさりげなく重ねて

ノースリーブワンピース¥19,000／ジュリエヨガ アンド リラックス、Tシャツ¥6,500／マノン（エムケースクエア）、パンツ¥17,000／ロワズィール、ハット¥10,000／ミア ハットアンドアクセサリー、サンダル¥4,500／コーエン（コーエンお客様相談室）

二の腕の露出が気になるノースリーブのワンピース。中にTシャツを合わせてロングジレのように着ると、洗練されたレイヤードスタイルが完成します。

＼スタイリスト 岡本さなみさん／

「リネンワンピースの前を開けてはおりとして着ると、前にできた隙間がIラインとなって、スラッと見えます」

OTHER STYLES

シャツチュニック¥7,990／スタディオクリップ（アダストリア）、パンツ¥27,000／スズキタカユキ、バッグ¥25,000／アデュー トリステス、サンダル¥4,500／コーエン（コーエンお客様相談室）

下半身重心のスタイルも、涼しげなリネン素材に淡い色合いが相まって、軽やかな空気感が漂います。さわやかなおでかけスタイルの完成。

半袖ワンピース¥25,000／マノン（エムケースクエア）、中に着たワンピース¥18,800／ミディウミ（マザーズインダストリー）、スニーカー¥5,800／コンバース（コンバースインフォメーションセンター）

中のワンピースがノースリーブなので、上からショップコートのようにワンピースをはおってもモコモコしません。

おしゃれのコツを教えてくれたのは……

フリーランスPR 倉地麻子さん　プロフィール

ヴェリテクールなどを担当。大人の女性ならではのリラックススタイルが素敵。

アデュー トリステス プレス 山野内裕紀子さん　プロフィール

148cmと小柄な身長を活かした、バランスのよい垢抜けナチュラルスタイルが得意。

スタイリスト 岡本さなみさん　プロフィール

本企画のスタイリングを担当。遊び心のある女性らしいスタイリングが好評。

※ 画像・文章の無断転載はご遠慮ください

photograph_Ai Tomatsu
styling_Sanami Okamoto
hair ＆ make-up_Yuka Takamatsu
model_Mito Yokota
text_Momoko Miyake
（リンネル 2020年9月号）

web edit_FASHION BOX, Satoko Ishikawa[vivace]

公開日：2020.08.23