職場では一日中パソコンとにらめっこ、食事や休憩の時間、行き帰りの電車内ではスマホから目が離せない……と言われると「私のことだ」と思う人が多いのでは? そんなあなたの体の不調といえば、まず挙げられるのが「肩こり」ではないでしょうか。
マッサージ、ストレッチ、鍼灸に肩甲骨剥がしなど、いろんな肩こり解消法を試したけれど、どれも効果がない、効いてもすぐに元通り……。“肩こりは私の持病”“肩こりは現代生活の宿命”とあきらめていませんか。
肩のこりなのだから、当然、肩のまわりの筋肉や骨格、姿勢などに気を配りますよね。ところが、「肩こりは、足に溜まった毒が原因」と、誰もが予想もしなかった見立てをする人がいるのです。その方は、足もみ専門の「KMR式官足法療法院」の院長、和智惠子先生です。
和智先生によると、私たちの体は、体内でできた毒、いわゆる老廃物を腰周りにある器官から排泄するのですが、足の力が弱ってくると足に溜まった毒を足のポンプの力でそこまで押し上げられなくなり、毒が足に何層にも重なって蓄積されるのだそうです。すると、足がカチカチに硬くなり、血液やリンパの流れが悪くなり、体調不良を引き起こす悪循環に陥るのです。
11万人の足をもんできた和智先生は、足のどこに毒が溜まっているかを見れば、その人の体のどこに不調が出ているのかがわかるそうで、肩こりの人に共通した毒の溜まる部位もあるのだとか。
そこで、毒が溜まってカチカチになった足を徹底的にもみほぐし、毒をかき出していけば、足が柔軟さを取り戻すとともに、肩こりなどの不調も改善することができるのです。
そんな和智先生が実践する、KMR式官足法療法の極意である「足に溜まった毒=老廃物を徹底的にかき出す」ことをテーマに、女性に多いさまざまな不調や悩みを自分で改善できる本『女性の不調に全対応! 毒をかき出す足もみ大全』が発売されました。
『女性の不調に全対応! 毒をかき出す足もみ大全』
著者:和智惠子
下の図のように、足には体の各器官や臓器につながっている抹消神経が集中しています。足もみでこれらの反射区を刺激すると、関連する臓器や器官が刺激を受け、活発に動くようになります。反対に、「反射区に毒が溜まり、棒で触れるとゴリゴリ、ジャリジャリした状態であれば、そこの臓器や器官がダメージを受けている」(『女性の不調に全対応! 毒をかき出す足もみ大全』P.11から引用)そうです。
(『女性の不調に全対応! 毒をかき出す足もみ大全』P.24-25から引用)
では、肩こりの解消はどうすればいいのでしょうか。
まずは、鼠径部(脚の付け根)をスタート地点に足を上から順にもみほぐす「準備もみ」をして、足全体の循環を良くします。
(『女性の不調に全対応! 毒をかき出す足もみ大全』P.34-35から引用)
その上で、カルシウムの代謝をコントロールする「副甲状腺」、首や肩の血行を良くする「僧帽筋」「肩関節」に通じる部分を丁寧にもみ崩し、かき出します。
(『女性の不調に全対応! 毒をかき出す足もみ大全』P.60-61から引用)
そのほかにも、女性に多い不調に効く足もみを症状別に紹介。頭痛、便秘・下痢、胃腸の疲れから生理痛・生理不順、PMS(月経前症候群)までカバーしています。
「年齢や症状、毒の溜まり具合にもよりますが、1日30分の足もみをまずは4ヶ月続けてほしい」と和智先生。どこをもんでも軟らかく、痛みもない、赤ちゃんのような足の裏を手に入れることができるそう。そのときは体の不調もキレイサッパリなくなっているはずです!
web edit:FASHION BOX
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