生理痛やPMSの不調の対処法として 低用量ピルを選ぶ人が増えています!

4月から心機一転、新たな環境でがんばっている人が多いsweet世代。大型連休明けの5月は、体調やメンタルに不調を感じる人も少なくありません。生理痛やPMSなどの症状もいつも以上に辛く感じている人も多いでしょう。

働く女性の66%が経験している(※1)PMS(月経前症候群)とは、女性ホルモンの変動などの影響で、生理前3~10日間に表れ、生理が始まると治まる精神的、身体的症状のことを指します。抑うつや不安、イライラなどの精神的症状や、頭痛や腰痛などの身体的症状が代表的です。PMS対策アプリ「ケアミー」を運営するヘルスアンドライツが新社会人100人と社会人歴2〜4年めの女性300人に「健康と仕事に関する意識調査」を実施した結果、生理痛やPMSの対処法として低用量ピルを選ぶ女性が増えていることがわかりました。
※1 ⽇本医療政策機構「働く⼥性の健康増進に関する調査2018」
https://hgpi.org/research/809.html

働く女性の約4割が女性特有の健康課題を抱えている!

経済産業省の調査(※2)では、働く女性の約4割が女性特有の健康課題などにより「職場で何かをあきらめなくてはならないと感じた経験がある」と回答するなど、生理痛やPMSといった女性特有の健康課題は、女性のキャリア形成に大きな影響を与えることがあります。 調査の結果、新社会人の抱えている不安や対策方法、実際に働いている先輩社会人とのギャップが明らかになりました。
※2経済産業省「健康経営における女性の健康の取り組みについて」(https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/healthcare/downloadfiles/josei-kenkou.pdf)

学生時代なら、授業を休むことで対処することができますが、仕事に責任を伴う社会人になると、休暇を取りづらいと感じている人が多いようです。

先輩社会人の6割は「生理痛やPMSで仕事を休みづらく
仕事のパフォーマンスに影響が出る」と回答

新社会人100人と先輩社会人300人を対象とした調査では、先輩社会人の6割弱が「生理痛やPMSを理由に休みにくい」「仕事のパフォーマンスに影響が出る」と回答しました。一方、新社会人では、「生理痛やPMSを理由に休みにくいのでは?」「仕事のパフォーマンスに影響が出るのでは?」という不安を抱える人は5割弱でした。この結果から、新社会人が想像している以上に、先輩社会人は生理痛やPMSを理由に休みづらく、仕事に影響が出ると感じていることが分かります。

働く女性が抱える理想と現実のギャップ

 生理痛やPMSを理由に、休暇制度や在宅勤務制度など会社の制度を利用している先輩社会人の割合は、新社会人の約半分に留まりました。理由としては、「上司に生理が理由だと話しにくい」「他の人が利用しているか分からないから申請しづらい」「不調のたびに、柔軟にスケジュールを調整できない」などが挙げられました。この結果から、新社会人の理想と先輩社会人の現実にはギャップがあり、不調を感じていても、実際には休暇を取得したり勤務を調整したりしづらいという実態が見えてきました。また、生理痛やPMSのことを上司や同僚に話す先輩社会人の割合も新社会人の約半数にとどまり、周囲の理解を得たいと思っていても、実際にはハードルが高いことが分かります。

 新社会人の約5人に1人が低用量ピルの服用を検討している!

そこで、先輩社会人をはじめ、新社会人に注目されているのが低用量ピル。生理痛やPMSへの対策として、低用量ピルの服用を検討している新社会人の割合は23.1%でした。日本のピル服用率は2.9%(※4)ですが、生理痛やPMSの不調を抱える新社会人では、約5人に1人が低用量ピルに関心を持っています。生理に関する不調は我慢してしまいがちですが、少しでも不調を感じたら婦人科を受診し、適切な治療を受けることが重要です。
(※4)国連「避妊法2019(Contraceptive Use by Method 2019)」

今、抱えている女性特有の問題は放置しておくと、さらにひどくなることもあります。不調を感じたら、自分のからだと心に向き合い、改善するべく動き出すことが大切です。また、日常でも、女性特有の課題に関して話し合うことができる人間関係を作ることも大切。できることから始めてみましょう。

TEXT_REMI SATO

 

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