流行語にもノミネートされた「フェムテック」。意味を知っている人はわずか3%
10~60代までの女性誌11誌・男性誌2誌の計13誌合同によるフェムテック・フェムケア啓発プロジェクト「もっと話そう! Hello Femtech(ハローフェムテック)」。
本プロジェクトは、フェムテックの認知向上を通じて、長らくタブー視されてきた女性の健康問題について、具体的に話す機会を増やすことで、女性がより活躍できる社会に繋げ、ひいては男女に関係なくヒトが生きやすい社会を目指すための活動です。
フェムテック・フェムケアとは?
「フェムテック」はFemale(女性)とTechnology(技術)を掛け合わせた造語で、女性が抱える様々な悩みをテクノロジーによって解決に導く商品やサービスを指します。また「フェムケア」は、Feminine(女性の)とCare(ケア)を掛け合わせた造語で、女性の体や健康をケアする商品やサービスを指します。経済産業省の調査※によると、2025年時点の「フェムテック」による経済効果は約2兆円/年と推計されており、女性の暮らし方や働き方にポジティブな影響を与えると考えられています。2021年の「新語・流行語大賞」にも「フェムテック」がノミネートされるなど、社会的にも注目度が高まっています。
※経済産業省「働き方、暮らし方の変化のあり方が将来の日本経済に与える効果と課題に関する調査」
読者2,230名に「フェムテック」に関するアンケート調査を実施!
始動に先立ち10~70代の読者2,230名(女性1,934名、男性288名、その他8名)にフェムテックの認知度に関してアンケート調査を実施。その結果、「フェムテック」という言葉を知っているのは8.7%、意味まで理解していると答えたのはわずか3.2%にとどまりました。
「フェムテック」という言葉を知っている人は全体の8.7%。意味まで知っている人は、わずか3.2%!
「知っている」と答えた人の割合は20代が最も高く11.9%、60代では2.1%でした。
「聞いたことがある」まで含めても、各世代30%ほどの認知度にとどまり、まだ一般的に浸透していないことがわかります。
意味を説明後に「フェムテック」に興味を持った人は82%超!
「一般的には、生理、妊娠、更年期など、女性特有の健康課題などをテクノロジーを使って解決してくれるサービスや商品を意味しています。」という説明後のアンケートでは多くの人が自分に関係するサービスだと認識したことがわかります。
2022年プロジェクト活動予定
参加する
「もっと話そう!Hello Femtech 」イベント(3月開催予定)
フェムテックについて話せる、知る場所としてスピーカーによる講演などのイベントを開催予定。
伝える
宝島社「Hello Femtech Web 」オープン!
公式Twitter から情報発信 @HelloFemtechWeb
公式WEB サイトの記事紹介のほか、質問受付など読者の声を聞く場としても活用します。
女性&男性誌・計13誌に関連特集を掲載
計13誌で、読者世代ごとの課題に寄り添って伝えます。(大型特集は12&1月、4&5月、10月予定)
広める
「もっと話そう!Hello Femtech 」アワード(12月発表)
フェムテックに取り組む企業を募集し、活動内容を表彰します。※募集要項など詳細は後日発表します
作る
メーカーとコラボし、オリジナルパッケージやオリジナル商品を宝島社EC サイトで販売。雑誌世代ごとのお悩みを解決します。
その他にも
ウェビナー/子ども向け授業/知識検定/定期アンケートレポートなどフェムテックに関わる取り組みを実施予定!
重点ジャンル宝島社メインスピーカー
生理/PMS
『SPRiNG 』 編集長 丸山 摩紗(まるやま・まさ)
妊娠出産/性教育
『& ROSY 』 編集長 梅田 美佐子(うめだ・みさこ)
更年期/婦人科
『リンネル 』『 大人のおしゃれ手帖 』 編集長 西山 千香子(にしやま・ちかこ)
閉経/GSM/軽失禁
『素敵なあの人 』 編集長 神下 敬子(かみした・けいこ)
男性理解/性教育
『MonoMax 』 編集長 奥家 慎二(おくいえ・しんじ)
宝島社では女性誌11誌男性誌2誌、計13誌合同によるフェムテック・フェムケア啓発プロジェクト「もっと話そう! Hello femtech」を2021年12月25日(土)より始動しました。
フェムテックの認知度向上を通じて、女性の健康問題に係わる具体的な話題を話す機会を増やすことで、女性がより活躍できる社会に繋げ、ひいては男女関係なくヒトが生きやすい社会を目指すための活動です。
Hello Femtech 特設ページはこちら
→https://fashionbox.tkj.jp/femtech