大人の美髪作りは知識から! Q&Aで学ぶ品格ヘアの育て方 乾燥シーズンに向けて、いま髪と頭皮に必要なケアとは?

夏が終わり、本格的な秋が始まる直前のこの季節は、髪と頭皮のケアに最も力を入れるべきシーズン。紫外線や冷房から受けたダメージを徹底的にケアし、自信に満ちたツヤやかな髪で新しい季節を迎えましょう。

教えてくれたのは……

出典: FASHION BOX

サロン・ド・リジュー代表
永本羚映子さん

【Profile】
健康で美しい髪作りを目指し、2002年よりヘアケア及びスカルプケアに特化したサロン「サロン・ド・リジュー」を主宰。医師の監修に基づいた結果の出るヘアケアを提供。毛髪診断士、日本抗加齢医学会正会員。

夏のダメージを放っておくと髪も頭皮も老化へ一直線!

「“髪は夏に歳を取る”と言われているように、夏は髪にも頭皮にも負担が大きい季節です。特に紫外線の髪への影響は大きく、この時期、いつも以上に枝毛やパサつきが気になるという人も多いでしょう。それは紫外線によってキューティクルが損傷を受け、髪内部のタンパク質が流出したために起きていること。いつも以上に髪に栄養分を届けるケアと、キューティクルを閉じて補修するケアが大切になってきます。紫外線が頭皮の活性酸素を増やす要因であることも忘れてはいけません。

また冷房による乾燥と冷えも、頭皮には悪影響。空気の乾燥は頭皮の乾燥に直接つながりますし、冷えは血行を悪くし、頭皮に栄養や血液を届けるのを阻害します。秋はそんな夏のダメージが蓄積し、頭皮も老化が進みやすい季節。夏のうちに溜まった皮脂や汚れをしっかり除去して頭皮の夏老化を防ぎながら、髪の保湿とキューティクルケアに力を入れていきましょう」(永本さん)

Q:紫外線でダメージを受けた髪に、自宅でできるリカバリーケアは?

トリートメントを使い分けて、内と外、両方から補修を

紫外線によって損傷したキューティクルを補修するケアと、髪内部から流出したものを補うケアの、2つのケアが必要です。トリートメントは髪内部にタンパク質やコラーゲンなどの栄養分を届けてくれるものを選んで。一方アウトバストリートメントは髪表面を保護するタイプで、髪の成分をこれ以上流出させないようにしましょう。

<これがオススメ>

出典: FASHION BOX

ナピュール カラーケアシリーズ
植物オイルが髪をツヤめかせ、ヘアカラーの色持ちもアップ。
キューティクルが損傷し、ヘアカラーの色持ちや発色が悪くなった髪には、オーガニック植物オイルと天然由来成分を配合してツヤと色持ちをよくする「ナピュール」のカラーヘア用シリーズを。

右から:ナピュール カラーケアオイルトリートメント 250g ¥2,800、カラーケアオイルシャンプー 300mL ¥2,400、カラーケアオイルジュレ 120g ¥2,400(全てナプラ)

気になる頭皮の夏老化。何から手をつけたらいいの?

ホームケアでは洗髪後、すぐに頭皮を乾かすことを徹底して

頭皮は乾燥の心配と同時に、湿気や汗による雑菌の発生にも気をつけたいもの。特に髪を洗ったあと濡れたまま放置していると、雑菌がさらに繁殖し、かゆみやニオイ、頭皮環境の悪化につながります。髪を洗ったらなるべく早く、髪よりも頭皮を意識してドライヤーで乾かしましょう。オイルやトリートメント剤などで、髪と頭皮を熱から守るのも忘れずに。

Q:秋になったら髪の乾燥がさらに進行しないか心配です

髪の保湿は内側から。頭皮には夏の疲れを残さない

まずは保湿ケアに優れたヘアケア剤を継続して使い、髪内部の潤いを保つこと。水分バランスが整うとパサつきやうねり、広がりが落ち着きやすくなります。また乾燥に負けない健やかな髪を育めるよう、頭皮環境を整えるのも大切です。夏の間に頭皮に溜まった老廃物や酸化脂質などは、サロンの頭皮ケアメニューなどを利用して一掃してもらうのもオススメ。

<これがオススメ>

出典: FASHION BOX

ナピュール モイスチャーシリーズ
髪と頭皮を優しく包み、潤いをオン。
パサつきやうねりが気になり始めた髪にはまず保湿を。「ナピュール」のモイスチャーシリーズなら髪の内部を潤いで満たし、しっとりまとまりやすい髪に。

右から:ナピュール モイスチャートリートメント 250g ¥2,800 、モイスチャーシャンプー 300mL ¥2,400 、モイスチャーミルク100g ¥2,400(全てナプラ)

お問い合わせ先:株式会社ナプラ
NAPURサイト:http://www.napla.co.jp/napur/
電話:0120-189-720

(& ROSY編集部)
photo:KAZUTERU TAKAHASHI[ KONDO STUDIO ]
styling:MIWAKO NAKANE
illustration:YASUKO SAKURAI
edit&text:MAKIKO FUKUDA
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