薄毛や白髪、パサつきなど、女性の見た目年齢を大きく左右する“髪”。毛髪診断士の永本羚映子さんは、「髪は若さのバロメーター。第一印象を左右し、髪質はその人の生活感をもあらわすので、髪のエイジングケアにこそ気を配るべきなんです。そして、髪を美しく健康に蘇らせるには、土台である頭皮の正しいケアが必要です」と力説します。そこで『大人のおしゃれ手帖』4月号の付録、パドルブラシが大活躍!頭皮マッサージで血行促進しましょう。
教えてくれたのは……
永本羚映子(ながもとれえこ)さん
毛髪診断士
日本抗加齢医学会正会員
日本健康医療学会健康医療コーディネーター
日本初のヘア&スカルプケアに特化した「サロン・ド・リジュー」主宰。医師の監修に基づくケアやオリジナル商品の開発を行う。メディア出演も多数。
これを使いました!
ニット¥15,000、ワンピース¥19,000/ともにル・ピボット
パドルブラシを使う際は、柄だけでなく、根元を親指・人差し指・中指で支えながらしっかりと握りましょう。ブラシを面で当てやすく、グラつきにくいので、頭皮に心地よい圧をかけることができます。
《ここがポイント!》
【1.シャンプー前が効果的】
髪の表面についたほこりをとり、頭皮の汚れを浮き上がらせます。
【2.毛流れに沿って動かす】
髪のキューティクルを傷つけるので逆毛を立てないように注意!
【3.地肌をやさしく刺激】
ブラシのピン全体を頭皮に当て、やさしく動かして地肌をマッサージ。
01. 前 [~額から頭頂部~]
ピン全体が当たるように前髪の生え際中央にブラシをセット。おでこからつむじを通り、頭頂部から後頭部へと2~3回ブラッシング。
中央からブラシを左右にずらしてそれぞれ2~3回行い、頭頂部全体をマッサージします。
02. 両サイド [~こめかみから頭頂部~]
こめかみの横の生え際部分にピン全体が当たるようにブラシをセットし、頭頂部まで2~3回ブラッシング。
次に耳の後ろにブラシの位置をずらし、同様に頭頂部まで2~3回。これを左右で行います。
03. [後ろから後頭部]
Ⓐ首のつけ根
ブラシを持たない方の手で髪をあらかじめ持ち上げて、首のつけ根から頭頂部へ毛流れに沿って引き上げるように2~3回ブラッシング。首から頭にかけてマッサージされ、肩こりやむくみの解消にも効果的。
Ⓑ耳の斜め後ろから
ブラシの位置を耳の後ろにずらし、ピン全体を地肌に当てます。頭頂部に向かって2~3回ブラッシング。さらに、ブラシをずらしながら2~3回行い、後頭部をくまなくマッサージします。左右同様に行います。
やさしくとかしてスタイリングにも
パドルブラシは目が粗いのでスタイリングを整えるのにも便利。無理にブラシを通そうとすると髪にダメージを与えたり、抜け毛の原因になるので、毛先からやさしくとかしましょう。
※ 画像・文章の無断転載はご遠慮ください
photograph_Kenta Jo[Vale.]
styling_Asuka Ishii
hair&make-up_Yuka Takamatsu
model_Marie-Esther Kumada
text_Mizuki Sakaguchi
edit_Risa Sato[vivace], FASHION BOX
(大人のおしゃれ手帖 2019年4月号)
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