【デリケートゾーンの洗浄と保湿】黒ずみ・乾燥などの悩みが深くなる前に

デリケートゾーンのケア、していますか? 自己流でしている方や、まったく何もしていないという方も多いのではないでしょうか。

デリケートゾーンの肌は特に敏感で、下着の摩擦で黒ずみやすい部分。その上、年齢を重ねるにつれて乾燥も加速し、たるみも気になるように……。コンプレックスを抱えやすい場所だからこそ、大切にケアしてあげたいですよね。

適切なケアをするためにも、まずは知識を身につけましょう。

 

Q そもそもデリケートゾーンのケアって何をするのでしょうか?

顔に化粧水を塗ってスキンケアするように、専用のアイテムで保湿します。性器まわりのことをデリケートゾーンと呼びますが、重点的に保湿をしたいのは、Iラインとも呼ばれる大陰唇。内側の性器をふっくらと包み込むように守っている部分のことで、毛が生えているところを指します。脱毛をするとその刺激や、下着との摩擦、体圧などで黒ずみやすい部分なので、しっかり保湿をしてあげましょう。理想は、肌が潤っていて、ふっくらと弾力のある大陰唇が内側の性器を包み込んでいる状態です。

シンプリス

Q 小陰唇や性器はどのようにケアすべきですか?

デリケートゾーンには一番外側に大陰唇、その内側に小陰唇があり、それに包まれる形で尿道や膣口があります。小陰唇は大陰唇と肌が地続きの状態なので、触れる範囲で保湿をしてあげましょう。膣口から奥の粘膜部分は自然に潤うようになっているので外側から保湿をしてあげる必要はありません。

 

Qデリケートゾーンが黒ずみやすいのはどうして?

I・Oゾーンは、もともとメラニン細胞が多く、体の中でも色が濃い部分です。乳輪なども同じくメラニン細胞が多いので、色が濃いですよね。その上、摩擦などの外的刺激にさらされてしまうとさらにメラニンが生成され、よけいにくすんでしまうのです。生理中のかゆみやかぶれなどの炎症が黒ずみにつながることもあります。

 

Qデリケートゾーンの乾燥の原因は?

大陰唇は“インナードライ肌”になりやすい肌質ともいえます。生理中などに下着の中が蒸れる、と感じる方も多いと思いますが、大陰唇には皮脂腺やアポクリン腺が多く分布し、たくさん汗をかきます。汗をかくと同時に肌の水分が蒸発し、肌表面は皮脂でベタつき、内部は乾燥している“インナードライ肌”に……。これを放置すると、大陰唇が弾力を失ってしぼみ、たるみの原因になることも。年齢とともに小陰唇が目立つようになったという悩みは、大陰唇がしぼんだことが原因である可能性がありまいtす。

 

Q ケアはどんなものを使うべき? 使い方は?

まずは専用のソープで洗い、デリケートゾーンを清潔に。大陰唇と小陰唇の間に汚れがたまりやすいので、ひだを広げるようにして手指でなぞるように洗ってあげると良いでしょう。膣より内側の粘膜部分は、自浄作用があるので洗う必要はありません。

その後は専用の保湿剤でケアを。保湿をするときは摩擦が起きないよう、保湿剤を適量つけた指を大陰唇の内側から外側にすべらせるようにしてなじませて。保湿剤がなじんだら、数秒ハンドプレスします。

 

例えばアイテムは…

シンプリス

(左)シンプリス センシュアル フェミニン デュオセラム ¥6,930

フェミニンエリア専用美容液。透明感(※)を与えるウォーターベースの「V-lite」とハリ感に働きかけるオイルベースの「V-tite」を使う直前に混ぜるタイプ。

※肌が潤うことによる

(右)シンプリス センシュアル フェミニン デオウォッシュ ¥3,630

pH6.5の「微弱酸性」の泡で、ベタつく汚れもすっきりオフ。植物エキスや酵母エキスなどの美容成分がうるおいを守りながらしっとりと洗い上げます。


監修:シンプリス 代表 山本 未奈子さん

デリケートゾーンのケア

NY州認定ビューティセラピスト、ITEC 国際ビューティスペシャリスト。「日本で一番女性を幸せにする会社」をビジョンに掲げ、ビューティブランド「SIMPLISSE(シンプリス)」 をはじめ多数の事業を展開。また美容記事の監修や講演など美容の専門家としても多方面で活躍中。シンプリス 公式サイト | SIMPLISSE produced by 山本未奈子

 

文=リンネル編集部

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