Femtech企画 メンズの本音大調査! もっと知りたい“大切な人のPMS”

「(PMSについて)彼って全然わかってくれないんだから……」。そんなクレームが女子トークで繰り広げられている今日このごろですが、メンズはPMSについてどのように考えているのでしょうか? PMS対策アプリ『ケアミー』を運営するヘルスアンドライツでは、15歳から49歳の男性300人を大賞に女性のPMSに関する意識調査を実施。その結果によると、PMSの症状を抱える女性をパートナーに持つメンズたちも、もっとPMSについて理解したいと考えているようです。そこで、アンケート調査でわかったメンズの本音をここで紹介します!

パートナーのPMSに関する悩み1位は「今日の不調ってPMS?」

働く女性の66%が経験している生理前のPMS(日本医療政策機構(2018 年)「働く女性の健康増進に関する調査 2018」より)。イライラや集中力の低下、憂うつといった精神的症状や頭痛や腰痛などの身体的症状が代表的です。ケアミーの調査ではこれまでにパートナーがいたことのある男性のうち、約2人に1人がパートナーのPMSに悩んだことがあると回答しました。具体的な悩みとして一番多かった回答が「パートナーの不調や精神的な変化が、PMSのせいなのか、他の理由なのかがわからないというもの。つまり、不調の原因がPMSなのかどうなのかわからないことで悩み、さらに、PMSとわかっても、パートナーにどう接したらいいのか対応に悩んでいるということが浮かび上がってきます。

解決法はコレ!

まずは、パートナーに「今日はPMSだから、体調が悪い(気分がすぐれない)」などをしっかり伝えることが必要。そのうえで、“彼が、いいアイデアを提案してくれるかしら?”なんて甘い考えはきっぱり捨てましょう。「(体調が悪いので)デートは延期したい」のか「ずっと座っていられる映画デートに変更したい」など、具体案まで提示することが大切なんです。女のコも「言わなくたって察してほしい」ではなく、自分の辛さをわかりやすく伝える努力をすることも女のコには求められているのです。

PMSのパートナーとのコミュニケーションにもこんなに悩んでます!!

ここからは、パートナーとのPMS問題に悩むメンズたちの具体的なエピソードも紹介していきます。エピソードのほとんどが「原因がPMSなのかわからない」「PMSだとして、どうしてあげたらいいのかわからない」ことが原因になっているようです。

⚫ 付き合いたての頃は気軽に聞いていい問題なのか迷った。(20代)
⚫ 些細な冗談でも怒られる。(20代)
⚫ 旅行などの予定を立てにくい。遊びに行ってもすぐに帰りたそうな態度を取られてしまう。(20代)
⚫ 不調の原因がPMSかもと思っても指摘しにくくて、こちらも疲れ、不調になってしまう。(30代)
⚫ 何故そこまで怒っているのかが理解できない。怒るにしても、理性的に言えないものかと。 また、こちらのメンタルをエグるようなセリフが出るからかなりきつい。(30 代)
⚫ いつも怒ることではないようなことでもイライラしており、少しでも気に障れば怒られる。(30代)
⚫ 普段は怒るようなことではないことで怒られ、怒り返してもいいのか分からなかった。(30代)
⚫ 明らかに不機嫌になる時があるが対処がわからなくて、触れづらいから会話も減ってしまう。(30代)
⚫ 生理だから怒ってるの?と聞くとさらに怒られ、原因がわからない。(30代)
⚫ 症状について詳しく教えてもらうまでは、何故感情に起伏ができるのかよくわからず、こちらも感情的になってしまうことがあった。(40 代)
⚫ 相手が不調の理由を伝えてくれないと接し方がわからない。(40代)
⚫ 毎回ではなく、突然なるからわかりにくい。(40代)
⚫ 自分に経験がないことなので、どのように接してあげるのが正解なのか分からなくて困った。(40代)
⚫ デリケートな問題なので、あまり自分から積極的に言えない。それが相手にとってはイラっとする要因の一つであるようでしょっちゅう喧嘩してしまう。(40 代)
⚫ 自分に対してちょっとした事で怒る、子供に理不尽に怒る。(40代)
⚫ 妻は、短気になったり、ヒステリックになることがよくあり、 子どもがかわいそう。自分もイライラしてしまいどう接すればよいか分からない。(40 代)

メンズたちは怒らせたくて何もしてくれないのではなく、なにをしたらいいのかわからないだけということがわかってきました。けれど「PMSについて理解し、女性特有の不調に歩み寄りたい」と考えているメンズも多いことにも気が付きます。PMSの症状が出ている最中だけでなく、それ以外の冷静に話ができるときに2人でPMSについて話してみるのもおすすめ。また、パートナーと共有することでお互いの理解を深めることができるアプリの活用なども上手に取り入れてみて。

 

TEXT_REMI SATO

 

 

 

 

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