料理の段取りや快適さを大きく左右する包丁。切れ味のよさが最優先だけれど、手入れのしやすさや手へのフィット感も重要ですよね。今回は、料理研究家や料理人などプロから絶大な支持を得ている「タダフサ」と「杉本刃物」をピックアップ。実際の使い勝手を実況中継します!
試してくれたのは、この人
ライフオーガナイザー®
田中由美子さん
「SMART STORAGE!」所属。著書に『ごきげん家しごと』(マイナビ出版)。一児の母でもある。包丁を選ぶポイントとしては1. 値段、2. 握りやすさや重さ、3.切れ味、4. お手入れがしやすい、の4点。
〈杉本刃物〉のCMツバ付き牛刀 刃渡り210mm
日本刀の技術を活かし、職人が丁寧に研ぎ上げる築地の刃物店。さびにくい特殊合金銅製の牛刀は、フレンチスタイルの万能包丁。気持ちよく食材に食い込み、切れ味が持続する。
¥18,426/杉本刃物
〈タダフサ〉の万能170mm三徳とパン切り
鍛冶の町である新潟・三条のメーカー。高級刃物鋼である日立SLD鋼を使用し、心地よい切れ味を実感。パン切りは、全体が波刃ではないのに、なめらかな切り口でパンくずも出にくいのが、人気の理由。プロダクトデザイナーによるデザインもかっこいい。
万能170mm三徳¥9,000、パン切り¥9,500/タダフサ
切れ味を検証!
【キャベツ】タダフサ
木の柄を握ると、「手の中での収まりがいい」と田中さん。刃渡りが、杉本刃物の一般的な21cmに対し、17cmと短く、「この長さ、扱いやすくていいですね」。
【トマト】右:タダフサ 左:杉本刃物
やわらかトマトでお試し。どちらも切り口をつぶさず、抜群の切れ味。「甲乙つけがたいですが、杉本刃物のほうが、よりなめらかに刃が食材に入る感じ」と田中さん。
【かぼちゃ】右:タダフサ 左:杉本刃物
硬いかぼちゃでトライ。「どちらも力いらずで、刃がスッと入るのに驚き。杉本刃物は、食材をとらえやすくて自然に切れました」。
どちらも薄いスライスも◎!
(リンネル編集部)
photograph: Nozomi Nishi
styling: Yui Otani
text: Ema Tanaka, P.M.A.Tryangle
edit: FASHION BOX, P.M.A.Tryangle
cooperation: commeden
※ 画像・文章の無断転載はご遠慮ください
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