何かとごちゃつくキッチンを何とかしたい……、そう思っている人は多いはず。暮らしまわりの著書が30冊以上というエッセイストの柳沢小実さんに、清潔で心地よいキッチンを保つ方法を教えてもらいました。どれも取り入れやすいものばかりなので、早速実践してみて。
教えてくれたのは……
柳沢小実 さん
エッセイスト。暮らしまわりの著書は30冊以上。確かなもの選びに定評がある。最新刊『考えない 探さない ラクして整う住まい考』(KADOKAWA)では、新しく建てた家づくりのポイントや家事や収納の工夫を提案。
面倒をなくして好きを増やす
すっきり整い、機能的でありながらもお気に入りのものが並ぶ居心地のよいキッチン。一体どうしたら、こんな素敵な空間をつくれるのでしょうか。その秘訣は驚くことに「完璧にやろうとしないこと」と話す柳沢小実さん。
「たとえば、キッチンスポンジ。ホルダーを置いて収めると美しいかもしれませんが、ホルダー自体を洗う手間も増えてしまいます。面倒だなと思うものは思い切ってなくしてしまう。その代わり、ポンと置いていてもいいなと感じる好きなものを選ぶ。それがラクしてきれいのコツです」とにっこり。
ラクしてきれいに整える! 心地よさを保つ3つのルール
ムダなものをなくし、必要で気分の上がるものだけを残す。空間を心地よくする工夫は、家事をラクにする工夫へとつながります。
ルール1 入れ替え不必要のパッケージを選ぶ
消耗品は使い切ったら新しいものにチェンジ。入れ替えや本体のボトルを洗う手間が省けて家事がラクになり、新しいものを置くほうが空間も気分も心地よくいられます。そのため、そのままでもサマになる見た目のものをセレクト。
「除菌スプレーは『ドーバー パストリーゼ77』、ハンドソープは『サラヤ』のウォッシュボンを愛用。シンクとの高さがちょうどよくてスポンジ置きにも。よく絞ってポンと置くだけです」
ルール2 ストックは1回分のみですっきり収納
シンク下の引き出しに掃除用具類をひとまとめ。愛用している「緑の魔女」の洗剤、「ダスキン」のスポンジ、「アスクル」のダスターなどが並んでいます。開けると中身が見渡せ、何がいくつあるのかひと目でわかるようにすることでムダに買いすぎたり、なくなって気づかないこともありません。
「ストックを使ったら、また1回分を補充。モノの流れを整えることで、空間もきれいにキープできます」
ルール3 お手入れが簡単で見た目も好みのものを
スポンジホルダーやふきんかけ、食器かごなど当たり前のようにあるものを置いていない、柳沢さんのキッチン。それがすっきり空間の秘訣です。食器は食洗機をメインに折りたためる水切りを使い、スポンジはソープボトルにのせ、クロスはシンクのハンドルに。
「これなら見えてもいいなと、『ドワネル』で購入したクロスは北欧ブランドのもの。ざっくりとしたリネンの風合いが気に入っています」
(リンネル編集部)
photograph: Keiko Ichihara
text: Akiko Sugiura, P.M.A.Tryangle
edit: FASHION BOX, P.M.A.Tryangle
cooperation: commeden
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