それでも眉がうまく描けない人の最終兵器を伝授! 眉マスカラ1本で仕上げる簡単美眉テクニック
眉が上手に描けない……。いままでいろいろな方法を試してきたものの、どれもしっくりこなくて諦めてきたというあなたに。これ以上ないほど簡単な、究極のワザをヘア&メイクアップアーティストの山本浩未さんがお届けします!
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〈ペンシルのみで描いた眉〉
〈眉マスカラのみで描いた眉〉
メイクを上手に仕上げるためには、いくつかの理論があります。そのひとつが、「質感の異なるものを2つ重ねると自然に仕上がる」ということ。
「例えば眉を描くとき、ペンシルだけだとペタッと平面的になりがち。ふんわり仕上がるパウダーを重ねたり、仕上げに眉マスカラで毛並みを整えると、立体的な眉になります」
とはいえ“複数のアイテムを重ねる”ことを手間に感じたり、難易度が高いと思う人のために、眉マスカラ1本のみで完成する、とっておきのシンプルテクニックを考案しました。
「通常は仕上げに使う眉マスカラですが、実は平面的に毛を描き足すことも、立体的にボリュームを出すこともできる優れモノ。1本で複数のアイテムを重ねたような効果を得られます」
描き方も超簡単。もう、うまく描けないとは言わせません!
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眉マスカラ1本で美眉に仕上げるコツは「余分な液をしごいたら一気に描く」だけ!
用意するのは眉マスカラ1本のみ。容器から取り出したら、何度も液をつけ足したりせずに一気に描いていきます。コツは、つけ過ぎを防ぐためにまずはブラシをよくしごくこと。描き始めは液状ですが、描いているうちにパウダーっぽい質感に仕上がります。
1:眉の骨格となる部分をひと筆で描く
ブラシを容器の口でしっかりしごいて、余分な液を取ります。ブラシの先端から約1/3を肌に当て、眉頭を1cm空けたところから眉尻まで一気に描きます。
2:先に描いた部分をなぞり、長さや太さを出していく
次に、ブラシを立てて先端部分を肌に当てるように描きます。先端部分をティッシュオフしてから、1の骨格部分の上下を軽いタッチでなぞり、太さや長さを出して形を整えます。
3:ブラシに残った液で眉頭をふんわりと足す
眉頭1cmのところから眉頭へと逆方向へブラシを動かし、空けていた部分に色をのせます。眉頭を最後にすることで鼻筋になじみ、自然な仕上がりに。
ラインのガタつきはファンデ綿棒で調整
万が一失敗しても、ファンデーションを含ませた綿棒ではみ出た部分をなぞれば、簡単にラインの修正ができます。
これを使用
格段におしゃれな印象になると浩未さん絶賛の1本。
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教えてくれたのは……ヘア&メイクアップアーティスト 山本浩未(やまもと・ひろみ)さん
【PROFILE】
誰でも簡単にトライできて、即座に顔の印象が変わる「実践メイク」の第一人者。近著に『たるみはメイクでなくせます!』(小学館)。
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撮影/人物_玉置順子〔t.cube〕
ヘア&メイク/山本浩未
スタイリスト/田中麻理乃
モデル/松本孝美
文/もりたじゅんこ
(素敵なあの人 2021年6月号)
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WEB編集/FASHION BOX