時計を知る/CHOPARD(ショパール)
『MonoMaster』で連載中の「時計を知る」。今回は、スイス屈指のウォッチ&ジュエリーメゾン、ショパールのラグジュアリーを追求した「アルパイン イーグル」を紹介。時計ジャーナリストの菅原茂さんにその魅力をうかがった。
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ショパールの「アルパイン イーグル ラージ」
「アルパイン イーグル」は、アルプスと威厳あるワシの力強さに想を得た新しいコレクション。スクリューを配したベゼルや3列ブレスレットは80年代の「サンモリッツ」を再解釈したもの。COSC認定クロノメーターの高精度、60時間パワーリザーブの自動巻きムーブメントや、新合金ルーセント スティール A223も見どころ。直径41mm、100m防水。
貴金属の質感をもつ贅沢なスティールウォッチ
最近様々なメディアで「ラグジュアリー・スポーツウォッチ」という言葉を目にする機会が増えたことに気付くだろう。この言葉は単に高級スポーツウォッチを指すのではなく、実は特別な意味がある。その原型となる腕時計が登場したのはおよそ半世紀前の1970年代から80年代にかけて。ゴールド製のドレスウォッチが長く高級時計の常識だった時代にステンレススティールをゴールドと同じように扱い、極めて斬新なデザインで、スタイリッシュなスポーティルックを演出した先端の時計がラグジュアリー・スポーツウォッチという分野を創出したのである。
スイス屈指のウォッチ&ジュエリーメゾン、ショパールが2019年に発表した「アルパイン イーグル」は、ラグジュアリー・スポーツウォッチの先駆けのひとつとして有名な1980年の「サンモリッツ」から想を得て現代的にアレンジした最新作。ケースとブレスレット一体型の洗練されたスタイリングもさることながら、性能と品質が傑出したムーブメントのみならず、外装のルーセント スティール A223も新たに自社開発したところは特に注目すべき点。腕時計に用いる18Kゴールドも自社で鋳造するショパールの専門技術や美意識を駆使して真のラグジュアリーを追求した逸品だ。
【知るべき時計用語:ルーセント スティール A223】
アルパインイーグルのために開発された新しいスティール合金で、貴金属のような白い輝きをはじめ、耐久性や抗アレルギー性に優れる。
注目すべき“価値”あるポイント
▲ワシの虹彩をイメージしたダイアルの模様、羽毛を思わせる秒針。
▲クロノメーター認定の高精度自動巻きムーブメントはショパールの自社開発。
▲リュウズにデザインされたコンパスローズ(羅針図)が新時代の指針を象徴。
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教えてくれたのは……時計ジャーナリスト 菅原 茂さん
【PROFILE】
1954年、神奈川県出身。四半世紀にわたりスイス時計のフェアを取材し、専門誌を中心に執筆。『ブレゲ 天才時計師の生涯と遺産』(アラン・ド・グルキュフ出版)など時計専門書の翻訳も手がける。
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文/菅原 茂
撮影/小田昭二
(MonoMaster 2021年8月号)
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