現代のプリンセス代表♡ 本田仁美（AKB48）／努力の秘訣
12歳でAKB48に加入したひぃちゃん。その後オーディション番組で勝ち残りIZ*ONEのメンバー入り、憧れの韓国でのアイドル活動を経てAKB48にカムバックし、このたび初のセンターに！ 強い気持ちとたゆまぬ努力で未来を切り開く姿は、まさに現代のプリンセス♡ まだまだ夢を追い続ける二十歳のひぃちゃんの「今」に迫ります。
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ハート満開！ 洋服で愛を伝えちゃう♡
+ Black
「ハートがいっぱいで、めちゃめちゃかわいいですよね〜！ ここにあえてスニーカーとソックスを合わせるのは自分では難しい組み合わせ。でも挑戦してみると新たな発見があるんだなと思ったスタイリングです」
（by Hitomi）
フリフリキャミとデニムパンツで王道甘辛MIX
+ Gingham check
+ Flower
「普段着るにはかなり勇気がいる服だけど、スタッフさんに似合うと言ってもらえたので嬉しかったです（笑）。何も入らないくらいちっちゃいバッグがとってもかわいくて、今後取り入れていきたいです」
（by Hitomi）
Interview
――ひぃちゃんは努力を続け、夢を掴んだり、なりたい自分に近づいていこうとするイメージがあります。アイドルになった当初からそういう気持ちを持ってました？
「そんなことはなくて、私がこの業界に入ったのが中学1年生だったので、そのときは子どもすぎて周りにたくさん迷惑かけちゃったこともありました。両親に頼ってしまうところもあったんですけど、IZ*ONEのメンバーになることが決まって家族以外の人と生活することになって、『自立しないと』『やるべきことは自分でしていきたい』と気持ちを入れ替えることができて、そこで変われたかなと思います」
――生活面はもちろん、きっとパフォーマンス面でも変化がありましたよね？
「日本で活動しているときは、自分ひとりのパートがなかったんですよね。みんなで歌うことが多かったので個人を見られている意識がそんなに高くなかったんですけど、韓国での活動ではちゃんと自分のパートや自分を見せる時間があったので、その数秒だけでひとりでも多く自分のことを好きになってくれる方を増やしたいという思いが芽生えました。あとはチッケムという、曲の最初から最後までひとりだけをずっと追いかけるカメラがあって、それが番組が終わったあとにYouTubeに上がるので、そこで見られる意識は高まりました。テレビだと映らないところも追われるので気が抜けないですし、プレッシャーではありますけど、自分で見て改善点が見つかるしすごくいい制度だなと思います。それにAKB48にいたからこそ学べたことも本当にたくさんあって、IZ*ONEの頃にめちゃめちゃ振り付けを覚えるのが早いと言われたんですけど、それはAKB48で曲数をたくさん覚えてきた経験があったからこそと思うし。韓国では時間をかけるから表現や表情、歌だったり、いろんなところに気を使えるようになるし、だからそれぞれよさがあるなと両方で活動して思いました」
――努力を続けてもうまくいかないときや、変化が見えないこともあると思うんだけど、ひぃちゃんはそういうとき、どうやって気持ちを立て直してるの？
「それこそ私はAKB48に入ったときは目立つメンバーでもなかったし、でもコツコツ努力を積み重ねれば、結果に繋がるという思いを自分の経験から持っていて。IZ*ONEのメンバーになれたのもそういうコツコツがあったからこそ叶えられた夢だなと思うので、『コツコツが勝つコツ』だなって思います。私も本当にいろいろ考えすぎちゃうタイプなので前向きになれないこともあるんですけど、自分を好きでいてくれる方が本当にたくさんいて、それがわかるとその方たちにもっと好きになってもらえるように頑張りたいなとまた思うんです。あとはそういうときこそ私はエゴサをして『ひぃちゃんを見て、いつも頑張れてるよ』というメッセージを見ると、『じゃあもっと頑張ろう！』と思えるんです」
――では、ファンの方は素敵だと思ったらどんどんSNSに書いたほうがいいですね！
「そうですね（笑）」
――miniの感想もぜひたくさん書いていただきましょう（笑）。落ち込んだとき、ひぃちゃんは人に話したり、相談するタイプですか？
「普段からそういうことをあんまり口には出さないんですけど、溜まっちゃったときはマネージャーさんや両親に話したりします。自分で抱えているよりも、人に話すと違う視点でいろいろアドバイスをもらえるので、『こういう考え方があったんだ』と気持ちが楽になりますね。だから強がらないで、周りに頼るのも大事だなと思います」
――これまで努力を続けてきたことが実になった、夢が叶ったと思った瞬間はありますか？
「AKB48で活動しているときに、もっとダンスを上手になりたいと思って家に大きい鏡を買ってもらって、毎日学校から帰ってきて公演曲を全部踊っていました。やっぱりAKB48は人数が多いから、どうやったら自分を目立たせられるかを考えていたし、何かしら武器がないとダメだなと思って。こんな人に見えない努力って意味あるのかなと思いながらやっていたけど、そのあとから『ダンス、すごく上達したね』とか『やっぱりひぃちゃん、ダンスうまいね』と言っていただけることが増えたので、見えない努力も結果として表れるんだなと思いました」
――努力している姿勢がすごいなと思う人や憧れる人は？
「番組で共演させていただいて、こういう方になりたいと思って憧れているのは中谷美紀さんです。アイドルをやられていたことがあったり海外で生活されていたり、私と経験してきたことが少しだけ似ていて。言葉遣いがすごく丁寧ですし、何より暮らしの上でも食事の面でも自分をすごく大切にしていらっしゃる方だなと思うんです。でも今に至るまでにきっと人には見えない努力をされていると思うので、憧れの存在です」
――自分を大切にするというのはすごく大事なことですよね～。
「そうですね。自分を大切にすることでいうと、私は食事になるべくこだわるようにしていて。時間がなくても即席ラーメンとかで済ませないで、魚を買って焼いたりとか、ちょっとでもちゃんとした食事をしようと思っているんです。それだけでも自分を大切にできているなと思うので、些細なところでも自分にこだわりを持っていたいです」
――ちなみに、一番元気が出る食べ物は？
「え〜！ なんだろう〜！ チーズも大好きですし、お弁当に西京焼きが入っていると嬉しいですし。あと卵も好きなので、玉子焼きやゆで玉子が入っているのも嬉しいです（笑）。頑張るためにはやっぱりおいしいものを食べて、エネルギーチャージするのが大事ですね」
――そして、どんなことも継続するには自分の意志が大事だと思うのですが、努力を続けてきたひぃちゃんの意志の強さには、何か秘訣はありますか？
「私、もともと三日坊主なタイプだったんです。でも日記を書き始めてもう3年くらい経っていて、継続は力なりって言葉は本当にそうだなと思っていて。韓国語も毎日十個でも単語を覚えようと決めて勉強してきたからこそ、今こうやってちゃんと意思疎通もできるようになったし、IZ*ONEのメンバーになれたのも地道に続けると結果が出たことのひとつだと思いますし。あとは未来の自分を常に想像するようにしています。例えばダイエットをしていたときも『キレイになって、たくさんの人に憧れられる存在になりたい』という強い意志をまず持って、その目標を目に見えるところに書いておいたり、待ち受けを憧れの体型の方の写真にして常に目に入るようにすることで、自分に刺激を与えていました。そうすることで近づける気がするんです。そして一緒に頑張る仲間を作るのも大事だと思います。私は毎日続けるために腹筋チャレンジをインスタのストーリーズに上げていたんですけど、ファンのみなさんと一緒に頑張ることで、今日はやりたくないなと思っても『いや、やろうよ！』と言ってくれる仲間がいて、お互いを高め合いながら頑張れたんです」
――日記をつけるようになったきっかけはなんだったの？
「そのときそのときに思っていた感情って時間が経つと忘れちゃうから、それってすごくもったいないなって思って。IZ*ONEのときって本当に毎日毎日忙しかったんですけど、振り返ったときに『忙しかった』で終わりにしたくなかったんです。だからそのときに感じた感情とか、その日にあったことを文字に書き留めておいて、自分がいっぱいいっぱいになっちゃったときに読み返すと『こういうこともあったな』『このときは落ち込んでいたけど、今は立ち直れているなぁ』と自分の自信にも繋がるし、元気になれるんです」
――読み返してみて、印象的なことはありますか？
「ちょっとイヤなこととか落ち込んでいることがあったら、誰かに見られても絶対に読めないように韓国語で書いていたりして（笑）。だから韓国語で書いてあると『このときはちょっと大変だったんだな』と思いますね」
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PROFILE／本田仁美（ほんだ・ひとみ）
2001年10月6日生まれ。栃木県出身。天秤座のA型。AKB48チーム8 栃木県代表、およびAKB48チームAのメンバー。5月18日に発売されたAKB48の59thシングル『元カレです』のセンターを務める。
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（mini 2022年6月号）
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