今季らしさをつくるのはこれ! 洒落見えキーワード
俳優・北川景子さんが着こなすのは、今季注目のトレンドを配したスタイリング。今っぽい存在感がありながら、しなやかになじむ――。大人に“ちょうどいいバランス”に注目。インタビューでは、自然体でユーモアに満ちた北川さんの近況をお届けします。
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ジャケット、シャツ、デニム――三種の神器はディテールにひとクセを。
キーワード tailored jacket/テーラードジャケット
今季はコンサバすぎないダブルジャケットで、メンズライクに見せるのが新鮮。アウターのように羽織れるオーバーなサイズ感はきゃしゃ見えも狙える。
切れ味のいいアイテム合わせで、ミニスカを大人ハンサムに。
キーワード bowtie blouse/ボウタイブラウス
大人っぽい華やぎを演出するボウタイブラウス。ハリのある素材かつクリーンな白を選べば、甘さのないハンサムなムードに。
キーワード otona mini skirt/大人ミニスカート
大人のミニスカは、体のシルエットを拾わないしっかり厚めの生地を選んで。直線的なボックスシルエットなら下半身もすっきり。
キーワード knee high boots/ニーハイブーツ
脚のラインをまっすぐ見せる付かず離れずの筒幅なら、ブーツインも可能。履き口のデザインは、膝上をほっそりと見せるものをセレクト。
北川景子 INTERVIEW
「正直に生きること」は、ポリシーであり、課題でもある
現在北川さんは、2023年1月から放送される、主演ドラマ『女神(テミス)の教室〜リーガル青春白書〜』の撮影の真っ最中。
「私が演じる柊木雫という女性は、実務家教員としてロースクールに派遣された裁判官。ひとつひとつの案件に丁寧に向き合いすぎて、一生懸命だけど要領がよくなくて、合理的には仕事ができない人です。考え過ぎて前に進めない様は、今の自分自身にすごく重なる部分でもありました。私も若い頃は直感や勢いだけで突き進んでいけたんですが、年齢を重ねるほど責任も伴いますし、経験があるからこそ視野も広がって、それぞれの立場の方が抱える思いにも心を寄せられる。また、30代という年齢も、上からは抑えられ、下から突き上げられる(笑)。柊木の板挟み状態を私も痛いほどわかるので、このタイミングでこの作品を任せていただけたことにも縁を感じます」
タイトルの“テミス”は、法や掟を司る女神。北川さんの生きるうえでの掟を尋ねると、こう即答。
「正直に生きる。今も昔も変わらないです。いいなと思ったらいい、違うと思ったら違うと言ってしまいますね。本当は、もう少し自分を曲げられるというか、ちゃんと周りに合わせられる人間になりたいと思ってはいるんです。とはいえ仕事の場では人からどう思われるかより、クリエイティブなことしか考えていないので、ハッと気づいて反省するのは家に帰ってからなんてことばかり。心がけているのは、正直な気持ちを伝えるときは“笑顔”で。怖がられたくないですし、みんなが気持ちよく仕事をしてもらえるのが一番ですから」
キャリアを重ねても、怖さや緊張は手放しちゃいけない
2023年は北川さんにとってメモリアルな一年。デビュー20周年という大きな節目を迎える。
「この仕事は、演技をして、作品のプロモーションをして、下手をすればその繰り返しになってしまいます。そうならないように、演じる役柄が偏らないように意識をしているし、監督さんやプロジェクトにしても、新しい場へ飛び込むようにしています。この20年間で築いた安心できるチームもありながら、同時に新鮮であり、緊張や怖さのある現場へも踏み出していくというバランスが私にはいいバランスなんだと思います。仕事の中でも、ドラマの主演は特に怖いもの。主演を任せていただいた作品となると、撮影後にみなさんに届くまでは緊張の毎日。どう受け取ってもらえるのかは、蓋を開けてみるまでわからない。この仕事の難しさでもあり、おもしろさでもあります。今年のクリスマスはきっとドラマの撮影で大忙し。家族にはガマンをさせてしまうかもですね。ドラマを無事撮り終えることと家庭の両立に必死な年末年始になりそうです」
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INFORMATION/ドラマ『女神の教室〜リーガル青春白書〜』
裁判官としてロースクール(法科大学院)に派遣された新任教員・柊木雫(北川)が、彼女を取り巻く人々と価値観をぶつけ合いながら奮闘していく、リーガル青春群像劇。2023年1月より毎週月曜夜9時〜。
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PROFILE/北川景子(きたがわ・けいこ)
1986年8月22日生まれ。兵庫県出身。映画『ラーゲリより愛を込めて』が公開中。2023年、大河ドラマ「どうする家康」にお市の方役で出演する。
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Model:Keiko Kitagawa
Photograph:Wakaba Noda(TRON)
Styling:NIMU(makiura office)
Hair & Make-up:Rie Aoyama(nude.)
Interview & Text:Hazuki Nagamine
(InRed 2023年1月号)
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