春の新作コスメでつくる、洒落顔会議!/ハンサム女子の春のトレンドメイク
春に向け、コスメは新作ラッシュ! トレンドを外さないために、人気ヘアメイク佐川理佳さんと美容ライターの夏目円さんとスプ子が春のメイクトレンドについて座談会。ハンサム女子はどんなキーワードをおさえておくべき?
『SPRiNG』最新号を購入する!宝島社公式通販サイト「宝島チャンネル」なら電話注文もOK!詳しくはこちらをクリック
【電話注文専用TEL】0120-203-760
【受付時間】9:00~18:00(土日祝日を除く)
<教えて! ヘアメイク・佐川理佳さん>この春のハンサム女子的トレンドメイクって!?
シーズンレスなポイントメイクを華やかな春服とあわせて楽しんで♡
トレンドセッターでもある人気ヘアメイク、佐川さんが考える春のハンサムメイクとは? 外せないメイクトレンドとキーワード、ともに解説します。
おかえりなさい、たっぷりマスカラの時代
美容ライター/夏目 円(以下、N):春新色が出そろいましたね。今年もいろいろトピックスがありますけど、佐川さんがまず推したいテーマって何ですか?
ヘアメイク/佐川理佳(以下、S):昨年から引き続きですけど、Y2Kはトレンドになっています。春はマスカラを上下たっぷり塗ってバサバサにしたり、眉の存在感をあえて消してレスに。
スプ子(以下、P):それって、“眉なし”ってことですよね? なんか幸薄そうな顔になりません?
S:そう思うでしょ? でもまつ毛にしっかり存在感があるから、むしろ可愛く見えるんです。
N:まつ毛が際立っていることでメリハリが出ますね。
S:アイラインもあえてレスすることで抜け感が出ます。
P:Y2Kメイクって、今シーズンのファッションとも相性はいいんですか??
S:メイクは華やかなY2Kで、服はシンプル、なバランスが大好きです。イロットやアンスクリアなど、シンプルに見せかけてカッティングにこだわっている服とすごくあうんです。
シーズンレスで楽しむ大人っぽハンサムメイク
N:春新色をひと通りチェックしたところ、やはりピンクのアイテムが多かったですね。
S:でも春=ピンク!ではなく、もうメイクってシーズンレスな時代だと思う。だから、これからもずっとできる大人っぽいピンクの提案をしたいです。
P:私、ピンクが似合わない……。
S:スプ子さんが考えるピンクってパステルピンクのこと?
P:はい、可愛すぎてどう使っていいんだかカオスです。
N:安心して、新色は渋めなくすみピンクが多め。
S:目元をダークなピンクにして、口元は素の唇の色を活かしたナチュラルなピンクに。それでコーラルピンクのチークを余白にふわっとのせます。どこかのパーツをひとつだけくすませることで、ハンサムなピンクメイクの完成です。
P:佐川さんの教え通りにやれば、うまくできそうな気が……!
N:あと春新色ではオーロラのように輝く偏光パールやキラキラのラメなどY2Kならではの質感がたくさんあります。目元、口元、ネイルにもその波は来てますね。
P:私、ぜんぜんそういうの持ってない! 何を買えばいいのでしょうか?
S:甘く見えない寒色のアイシャドウやアイライナーがおすすめ。
N:ただ、キラキラってハンサムメイクには相反するものかと……。
S:全部にのせるのではなく、パーツにちょんちょんって部分的にきらめきをプラスすれば可愛くなりすぎず、むしろハンサム。
P:これはなかなかテクニックが必要ですね、勉強しないと!
N:スプ子さん、安心して。佐川さんにテクを全部公開してもらってるから。
P:佐川さん、神~♡
リップが復活してきた! 進化した新色に大注目!
N:あと春新色で気になったものといえば、リップがかなり復活していることでしょうか?
S:ですよね! 春夏コレクションのランウェイでダークリップが多かったのが気になりました。
P:春なのに、ダーク? 秋冬っぽい感じになりません?
S:ダークでも質感がみずみずしく、グロッシーならOK。それに、さっきピンクのときも言いましたが、今って服もそうだけどメイクも“春夏だから○○○”っていうルールは必要ないかも。
N:確かにそうですね。もっと広くいえばトレンドだってあるようでないのかもしれない。自分が好きなもの、興味があるものを選ぶ時代になってますから。
S:自分が心地よく感じられて、それをトレンドにうまくはめるだけでいいと思います。
P:お二人のご意見、さすがー!
N:リップメイクといえば、進化系ティントも気になります。
S:ひと昔前のティントってぱさぱさして、時間が経ったら唇の輪郭だけ色が残っちゃうものが多かったけれど、新作はグロスの延長のような感じですね。
N:それに薄膜でケア効果も高い。
P:新しいリップも買わないと。
N:これでスプ子さんもかなり春メイクに詳しくなったはずよ!
KEYWORD 1:まつ毛バサバサが帰ってきた!
IIROT
佐川さんが大好きなファッションブランド「イロット」。コレクションのビジュアル撮影でヘアメイクを担当している。
LANCÔME
圧倒的なボリュームと長さを出せる「ランコム」のマスカラ。あえての黒が存在感を一層際立たせている。
KEYWORD 2:“春だからピンク”じゃなく大人ピンクは永遠!
どんなスキントーンにもぴたりとハマるチーク&ハイライター。
KEYWORD 3:キラキラは寒色で フューチャーっぽく取り入れる
a. オーロラに輝く。
b. 9種以上のラメ入り。
c. 光をキャッチ。
KEYWORD 4、5:リップの“色”はダーク、“質感”はグロッシー!
THREE
リップのツヤが際立つ今季のスリーのビジュアル。ワンストロークで口紅のような鮮やかな発色、グロスのツヤを両立する、新リップに大注目。
CHANEL
こっくりとした深みのあるディープカラー。
本田翼がお団子&春メイクで降臨♡ RMKの新作シャドウで仕上げるリラクシーな春の顔
教えてくれたのは……へアメイク 佐川理佳さん
【PROFILE】
ピリッと辛口のスパイスが効いたメイクが得意。さりげなくモードを取り入れながらも、日常でトライしやすいメイクを提案。
ナビゲーターは……美容ライター 夏目 円さん
【PROFILE】
国内外の最新メイクに詳しく、かなりのミーハー気質。新作をいち早く試してはSNSで発信するのが趣味。
教わったのは……スプ子
【PROFILE】
メイクに興味はあるものの苦手意識のほうが若干強め。ハンサムメイクに強い憧れを持ち、日々勉強中。
宝島社公式通販サイト「宝島チャンネル」なら電話注文もOK!詳しくはこちらをクリック
【電話注文専用TEL】0120-203-760
【受付時間】9:00~18:00(土日祝日を除く)
韓国発のクアンクメイクに佐藤栞里が挑戦! 素肌っぽく洒落るポイントをチェック
佐藤栞里が今春注目のステインリップでトレンドを先取り! 抜け感を出すコツをヘアメイクが指南
photographs_KEITA GOTO [W](model), MAYA KAJITA [STUDIOe7](still)
hair & make-up_RIKA SAGAWA
styling_MIYU YASUMI
model_SHIORI SATO
illustration_YUKO SAEKI
text_MADOKA NATSUME
cooperation_UTUWA
(SPRiNG 2023年3月号)
※ 画像・文章の無断転載はご遠慮ください
web edit_FASHION BOX