& ROSY世代は、肌深部からアプローチするのが正解! “老け見え”を予防する最善策とは?

30~40代にかけては顔の形状が明らかに変わるもの。その変化をナチュラルに整えて、自分が納得できる見た目に導いていくにはどうすればいいか。そのヒントがここにあります。

What is Injection Therapy?

教えてくれたのは...

KUMIKO CLINIC 院長
下島久美子先生
金沢医科大学卒業。大学病院での内科医、都内某美容クリニックでのレーザー治療や注入療法など臨床経験を積んだのちに、日比谷・有楽町に自身のクリニックを開院。現在に至る。

 

取材したのは…

美容ジャーナリスト
加藤智一さん
女性誌の美容担当を経て独立し、さまざまなメディアで執筆や講演などを行う。著書に『お洒落以前の身だしなみの常識(講談社)』など。Yahoo!ニュースのオーサーとしても活躍。

 

加藤(以下、加)年齢を重ねてアラフォーを迎えたころ、写真を撮ったときに明らかに見た目印象に“加齢感”を感じるようになりました。写真は事実に忠実だからこそ残酷です(笑)。
下島先生(以下、下)確かにそうですね(笑)。その“老け感”は顔の形状が変化することが一因です。というのも、しみはファンデーションで隠せますが、しわやたるみなど形状変化は遠目で見えても明らかになってしまい、隠しきれないからですね。
 では、そんな“老け見え”にならないためには、どんなことを心がければいいですか?
 ホームケアでできる方法と、美容医療に頼ったほうがいい方法に分けられます。ホームケアはまずは保湿ケアが大切。肌を一番外側で“ラッピング”している角層がきれいでなければ老け見えしてしまうからです。また、外側からの肌ダメージを軽減するためにも光老化の要因である紫外線対策は通年で行うべきです。というのも、クリニックで美容医療を施しても、光老化によるダメージがあると、効果が弱くなってしまうこともあるからです。私のクリニックの患者様にも、美容医療だけで安心と思わず、ホームケアも丁寧に施してほしいと常に伝えています。

☑ CHECK!

“老け見え”に影響を与えるのは、
しみよりも、しわだった!

イギリスで行われた調査によると、しみとしわが見た目に与える影響について、見た目に年齢を与えるのはしみよりもしわであることが判明。しみがない肌は実年齢よりマイナス1歳だったのに対し、しわがない肌はマイナス10歳に! また、しみはベースメイクで隠せるものの、しわは隠しづらいために、若見えするためにはしわをケアする根本治療が必要といえる。

※写真は調査⽂献の写真加⼯を元にアラガン・ジャパンで再現

40~74歳イギリス人女性50名の画像を無作為に選択し、それぞれ4種のサンプルを作成。16歳~45歳のドイツ人200名による顔年齢推定により、実年齢と見た目年齢の差を集計。
(Fink B, Matts PJ. JEADV2008; 22: 493-498)

しわ・たるみや左右差の調整などは、美容医療の得意技

 では、美容医療に頼ったほうがいい場合とは?
 皮膚の深部にアプローチする場合ですね。そもそも老化は表面の皮膚がたるむだけではなく、骨や筋肉を支えるじん帯など奥深い部分で起こっています。その部分はホームケアでは当然届かないので、美容医療に頼る必要があります。
 具体的にはどんな施術が?
 じん帯、脂肪、骨など“土台”が弱くなっている場合は、ヒアルロン酸を注入することで、その部分のボリュームを補います。また、加齢により筋肉が凝り固まるとしわの原因になるので、その部分にボツリヌス注射をすることで筋肉をリラックスさせるという方法が一般的です。
 注入治療ですね。注入治療は痛そうなイメージがありますが、実際にはどうなのでしょうか?
 そうですね。痛みに個人差はありますが、皮膚深部に熱をいれるような治療より、痛みは弱いと感じる方が多いようです。あと、注入治療のメリットは、注入したその場で結果が出ることです。ヒアルロン酸注入では顔の形状がその場で変わりますし、ボツリヌス注射も数日はかかりますが、患部のしわが目立たなくなる。そうした即効性から、患者様と喜びを分かち合えるのは私にも嬉しいことですね。
 確かに! それに注入治療だとフェイスデザインもできますしね。
 はい。お顔立ちの微妙な左右差はヒアルロン酸注入で整えられますし、筋肉の違いによる左右差も注入治療が役立ちます。最近はオンラインミーティングで自分の顔をよく見るようになったせいか、顔の左右差を整えてほしいというオーダーが非常に増えています。
 そういった細かい部分を整えたり補ったりできるのは魅力的ですね。ただ、治療を受ける前に、数多あるクリニックのなかから、自分にぴったりなクリニックを選ばなければいけませんね。
下 そのためには、まずはカウンセリングだけでも喜んで相談に応じてくれるクリニックがオススメです。そして、注入治療を行ううえでベネフィットだけではなく、リスクまで話してくれることも大切。美容医療は治療したら終わり、ではなく、その後の関係も続くもの。そのくらい慎重な姿勢で来院してくださったほうが、治療後もクリニックと良好な関係が築けると考えています。

☑ CHECK!

しわやたるみは皮膚の
内側で起こる老化が原因

皮膚のたるみは、加齢とともに骨、筋肉、皮下脂肪の減少や移動によって引き起こされる。たとえば、フェイスラインがたるむのも、この下垂が原因。頰の骨、筋肉、皮下脂肪が減少し、下垂すると、口のまわりにたるみが起こり、ほうれい線のしわの溝も深くなることに。化粧品や美顔器によるホームケアでは、この加齢症状を改善することは難しいといえる。

詳しく知りたい
美容医療に対するギモン TOP 3

01
注入治療は「不自然な見た目」になる?

治療のトレーニングを受けた医師が適切に投与すれば、 自然な見た目に仕上げることが可能。また、治療前にカウンセリングでご自身の希望や悩み、不安なこともしっかりクリニックに伝えて相談することも大切。

02
注入したボツリヌストキシンやヒアルロン酸がなくなると、
「しわが治療前よりひどく」ならない?

時間経過とともに治療の効果は徐々に薄れていき、しわやたるみが目立つようになりますが、治療の影響でしわがひどくなることはありません。

03
注入治療は一度始めると「やめられない」?

そんなことはありません。ご自身の希望やペースでいつでも治療の休止は可能ですが、治療を継続することでいつでも若々しい印象を保つことができます。

毎年4月8日は「しわの日」!
今年は“しわ活”キャンペーンを実施

アラガン・ジャパンは4月8日(土)の「しわの日」を起点に、キャンペーンサイトを立ち上げ、SNSキャンペーン #しわ活「拝啓、わたしへ。」を実施。YouTubeでの動画配信のほか、美容クリニックでのしわ治療経験を「治療を受ける前の自分に向けた手紙」を募集するキャンペーン(4月24日~5月16日迄)を展開します。詳しくはこちらのキャンペーンサイトをチェック! ブランドアンバサダーには、モデル、女優として幅広い活躍をみせる石田ニコルさんを起用しています。

#しわ活のおかげで前向きになれた篇
#しわ活のおかげで前向きでいられる篇

お問い合わせ先
アラガン・ジャパン株式会社
https://totalfacialtreatment.jp/shiwakatsu

composition & text : TOMOICHI KATO
edit : KYOKO SHIMIZU[& ROSY]
(& ROSY 2023年6月号)
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