#MeToo渦中の監督ウディ・アレンが女と男を描いた最新作!

映画を愛する3人のライターが、#MeToo騒動でも話題になった(なってしまった?)監督、ウディ・アレンの最新作『女と男の観覧車』をレポート!評価やいかに……。

Checker's List

金子裕子…美男大好きライター。美しくなければ男じゃない!が信条。

東郷葉月…ママさんライター。サブカル大好きな割に暮らしぶりはロハス。

よしひろまさみち…おかまライター。男子に甘く女子には厳しい。

今回チェックする映画はコチラ 『女と男の観覧車』

story
50年代のNY、コニー・アイランド。元女優のジニー(K・ウィンスレット)は、再婚した夫ハンプティ(J・ベルーシ)と彼女の息子と共に暮らしていた。ある日、マフィアのボスと駆け落ちしたはずのハンプティの娘が転がり込み、生活は一変するのだが……。

監督:ウディ・アレン
出演:ケイト・ウィンスレット、ジム・ベルーシ、ジャスティン・ティンバーレイク ほか
配給:ロングライド
公開:丸の内ピカデリーほか全国公開中
(C) 2017 GRAVIER PRODUCTIONS, INC.
出典: FASHION BOX

観るべきはK・ウィンスレットの名演!(金子祐子)

よくも悪くもウディ・アレンが編んだ女性物語。生活に追われながら年を重ねて失っていく“女”や“ときめき”に焦燥を覚えるのは事実。でも、ここで描かれるそれは、男性が考えた定型の女性像でしかない。ケイトの熱演には共感するけどね。
★☆☆(評価人視点でダメ映画)

出典: FASHION BOX

#MeToo渦中の監督で逆に話題性あり?(東郷葉月)

終盤、ケイトの怪演が『ミザリー』のキャシー・ベイツくらい恐ろしくあっぱれ。とはいえ、監督がスケベ爺として槍玉に挙がる今、男女がわちゃわちゃ恋するこのお得意設定が、彼の人生の言い訳節にしか思えないんだよなあ。
★☆☆(評価人視点でダメ映画)

出典: FASHION BOX

結局、大人の都合ってクソですわ(よしひろまさみち)

ウディ節が得意ではないあたしですが、このどん底設定は好きかも。恋愛至上主義の中二病+中年女のヒステリーがもたらす、勝手なご都合主義が招いた悲劇の末路ったらもう……。結局、そのあおりをくらうのは子どもなのよね、と再確認。
★★★(観なきゃ罪レベル!)

出典: FASHION BOX

(sweet編集部)

Edit_MAI OKUTOMI[vivace] , FASHION BOX
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現代版『ティファニーで朝食を』がキュート過ぎ❤︎

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