豚こま肉をたっぷり使ったスタミナ丼。美味しく作るには、タレで煮詰めるときの”泡”の大きさがポイントです。調味料の比率が覚えやすいので、レシピを見なくても簡単に作れます。時間がないときのお助けメニューになりますよ。
教えてくれたのは……
前田量子さん
料理家・管理栄養士。前田量子料理教室主宰。東京理科大学卒業後、織田栄養専門学校にて栄養学を学ぶ。著書に『誰でも1回で味が決まるロジカル調理』(主婦の友社)。
スタミナ丼
肉がふっくらやわらかで、玉ねぎとの一体感を楽しめる。
調味料の比率
みそ 1 : みりん 1 : 酒 1 : 砂糖 0.5
応用POINT/みそ+砂糖でこっくり。しっかりめの味つけ
火入れのコツ 〜肉炒めで、味をしっかりからめたい〜
- 調味料の煮詰め時間を考慮し、調味料は早めに
煮からめるには、タレの煮詰め時間が必要。それを計算に入れ、肉に8割火が入ったところで、調味料を投入。肉がやわらかい状態で、味がしっかりからむ。 - 煮詰めている、タレの“泡”に注目
タレのほどよい煮詰まり具合を見逃さないこと。煮詰めたタレが熱で泡立ち、5mmほどの大きさにぶくぶくとしだしたら、一気に全体を混ぜ合わせるとよい。
<材料> ※2人分
豚こま肉…約350g
玉ねぎ…小1個(150g)
調味料:みそ、みりん、酒…各大さじ2、砂糖…大さじ1
にんにくのすりおろし…1かけ分(8g)
ごま油…大さじ1
ごはん…丼2杯分
大葉の千切り…適量
<作り方>
- 玉ねぎは皮をむいて千切りにする。
- フライパンにごま油を入れて熱し、玉ねぎを炒める。しんなりしたら、豚こま肉を入れて、8割程度まで火を通す。
- 火を止め、調味料とにんにくを加え、再び中火にかけ全体を混ぜ合わせる。調味料がぶくぶくと泡立ち始め、それぞれの泡が大きく直径5mmほどになるまで全体を煮からめる。
- 丼にごはんをよそい、3を盛りつけ、大葉をのせる。
(リンネル編集部)
cooking: Ryoko Maeda
photograph: Miyako Toyota
styling: Hiroko Nakada
illustration: Kayo Yamaguchi
text: Masami Fukuyama, P.M.A.Tryangle
edit: FASHION BOX, P.M.A.Tryangle
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