大人になったら、知らないと恥ずかしい弔事のエチケット。お悔やみの気持ちを伝えるシーンにふさわしい小物をそろえておきましょう。
ハンカチーフ
SELECT BRAND 和光
上から¥5,000、¥5,000、¥2,000/すべて和光
生地のノーブルな風合いと繊細なレースに高級感が漂うハンカチーフ
格式の高い黒白のレース付きを
白か黒がフォーマルですが、地味な色味のハンカチであれば、式中に使っても構いません。ただし、なるべく無地のものを選びましょう。素材は、できれば布帛のコットンやシルクが好ましいですが、見えないところで使うのであればタオル素材でも問題ありません。
ハンカチ選びのポイントは?
落ち着いた色であれば神経質にならなくてもよい
モノトーンやベーシックカラーの無地ならOK
パール
SELECT BRAND ミキモト
アコヤ真珠のネックレス¥430,000、アコヤ真珠のピアス¥100,000、アコヤ真珠のリング¥202,000、黒蝶真珠のネックレスとピアスのセット“エトレンヌ ノアール” ¥1,000,000/すべてミキモト
女性たちの永遠の憧れ。日本を代表する一生もののパールジュエリー。
ネックレスは必ず一連を選ぶこと
悲しみの席でつけていい装飾品はパールかオニキスなどの黒い石だけ。なかでも涙を意味するパールを身につけると格が上がります。「不幸が重なる」という意味合いから、二連は避け、一連を選びましょう。パールは白、グレー、黒、どの色であっても格に差はありません。
判断に迷うアクセサリー
【OK】
8mm以下のパールでもいいでしょう
小粒でも一連ならOK。(「不幸が重なる」二連はNG)
【NG】
コットンパールはふさわしくない
避けたほうがベター。(イミテーションパールはOK)
【NG】
小さくてもダイヤモンドはご法度
輝きを放つ宝石はNG。婚約指輪だけは許される。
【NG】
1粒のパールペンダントは避けて
たとえパールでも1粒タイプ(ペンダント)は避けて。
(大人のおしゃれ手帖編集部)
photograph:Shoko Matsuhashi
illustration:Hitomi Hasegawa
text:Mizuki Sakaguchi
edit:Kana Honma[vivace], FASHION BOX
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