女性の体と心に寄り添うイベント・フェムテック トーキョーが初開催! 注目ブランドのアイテムをピックアップ!

10月20日(木)〜22日(土)に開催された「フェムテック トーキョー」。会場である東京ビッグサイトに、フェムテックやフェムケアに取り組むあらゆる企業が集まりました。最新の情報、そしてトレンドのアイテムをキャッチするため、会場へと足を運んできました!

 

□フェムテック トーキョーとは……

女性のライフステージにおける、さまざまな課題に取り組んでいるフェムテック・フェムケア企業が一堂に出展。生理やPMS、妊活、妊娠期や産後の悩み、更年期など女性が抱える悩みに合わせた商品を目にすることができます。商品展示のほか、専門家のセミナーなども開催。一般の方をはじめ、企業の経営層、メーカーやクリニック、自治体の方々が来場し、その情報に触れることで女性の健康と活躍をサポートすることにつながります。

 

注目アイテム1

小林製薬「命の母」

「命の母」が誕生したのは、明治時代。まもなく120周年を迎える歴史のある商品です。「命の母」と聞くと、更年期サポートの薬をイメージするかもしれませんが、女性ホルモンの変化に合わせてシリーズ化されているんです。女性ホルモンが変動しやすい月経期(15歳前後〜更年期前)に、生理前からの不調、いわゆるPMSに悩まされる人も多いはず。そんな時期には「命の母 ホワイト」を。女性ホルモンを調節したり、鎮静作用のある生薬を配合して不調を緩和してくれます。次に、女性ホルモンが乱高下するといわれる更年期。この時期は、イライラしたりホットフラッシュ(体のほてり、のぼせなど)が起こったりします。人によって症状の出方や重さはさまざまですが、10年程度は更年期症状に悩まされるといいます。「命の母A」は、ホルモンバランス調整作用などの生薬を13種配合し、さまざまな症状を改善していきます。更年期後は、女性ホルモンが減少することで不調がやわらぐ人も多いですが、肩こりや手足の冷えなどの不調が出ることも。その場合は、血流改善作用や骨・筋肉の補強作用のある生薬を配合した「命の母 アクティブ」がおすすめ。更年期後のホルモン減少による不調をサポートします。

自分の悩みに合う商品がわからないときは、「命の母AIお悩み相談」でマッチングをしてみるのも◎。「命の母」ブランドサイトからアクセスし、はいといいえで回答していくと、自分のお悩みがより明確になり、自分に合う商品も教えてくれます!

女性は一生女性ホルモンと付き合っていかなくてはなりません。“女性のこころとからだの健康のため、50年寄り添うブランド”として、「命の母」は日々進歩しています。

 

 

注目アイテム2

ファイブテイルズ「イビサビューティー」

ブラジリアンワックス脱毛専門店から生まれたブランド「イビサビューティー」。デリケートゾーン専用の商品を展開し、リピート率も高いブランドです。ブラジリアンワックスでのVIO脱毛の後、デリケートゾーンが気になるという声を多く聞き、開発に取り組んだのだそう。「イビサビューティー」では、スクラブやセラムなど、さまざまなデリケートゾーンのケアアイテムをラインナップ。なかでも人気なのが、イビサソープとイビサクリームです。イビサソープは、デリケートゾーンのニオイ、肌荒れなどを防ぎます。イビサクリームは、美白(※)のための有効成分トラネキサム酸と、肌を整える有効成分グリチルリチン酸2Kを組み合わせて配合。メラニンの生成を抑えて、くすみをケア。さらに、ローズ水などの高い保湿力をもつ成分も配合しているので、うるおいも与えてくれます。肌にやさしい成分にこだわって作られ、くすみと保湿のケアが同時に叶うと好評です。ベタつきのない使いやすいテクスチャーで、デリケートゾーン用のクリームをはじめて使う人も、トライしやすいはず。

※メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ。

イビサクリームは2015年に誕生してから、支持され続けている商品。デリケートゾーンの黒ずみを薄くするためには、ケアを続けることが大事。うるおい効果についてはすぐに感じられるはず。3か月程度続けると、効果を実感するのだとか。また、デリケートゾーンだけではなく顔や全身に使えるので、バストトップに使うことも可能です。

将来介護されるときを考えて、デリケートゾーンのケアをしておいた方がいいのでは?という声もよく聞きます。でも、まずは自分自身のために、美しい自分でいるためにケアすることを優先してみてはいかがでしょうか。“ワタシ史上 最高の自分へ”を目指して、デリケートゾーンケアを取り入れてみましょう。

 

注目アイテム3

グラフィコ「よもぎ温座パット」

女性の生活向上を目指す化粧品、雑貨、健康食品を取り扱っているグラフィコ。15年前から温活を啓蒙してきたグラフィコが、今年女性のためのセルフケアブランド「ウィズフェム」を立ち上げました。2008年から販売しているよもぎ温座パットから、YOMOGI ONZA PAD<HEAT>、YOMOGI ONZA PAD<WARM>が、「ウィズフェム」ブランドの元、新たに発売されました。よもぎ温座パットは、約600年前から続く韓国の伝統美容・よもぎ蒸しのメソッドを取り入れ、ナプキンタイプに仕上げた新発想のアイテムです。女性の体は、筋肉が少なく熱を生み出しにくいため、気づかない間に冷えを蓄積していることも。骨盤まわりには女性にとって大切な器官が集まっているので、冷え対策をしてあげることが重要です。そこで、ナプキンタイプの温座パットを使って温膣ケアを取り入れましょう。よもぎやハッカなどの植物成分を織り込んだパットに、専用発熱体を貼り、ナプキンと同じように下着に装着。ポカポカとしたあたたかさが続き、自然と心も体もリラックスします。

よもぎ温座パットでは、熱い、もしくはぬるいという声も聞き、<HEAT>と<WARM>の2種をリリース。しっかりとしたあたたかさの<HEAT>、おだやかなぬくもりの<WARM>。自分の体質やそのときの体調に合わせて、チョイスして。

 

WRITER'S COMMENT

会場全体が熱気に包まれていたフェムテック トーキョー。はじめて目にする商品もあり、フェムテック・フェムケアの現状を知ることができて、充実した気持ちになりました。このイベントは来年以降も続く予定なので、興味を持たれた方はぜひ足をお運びくださいね。

取材・文/弓削桃代

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