かわいくて、人懐こくて、きれい好き。トイレも覚えるかしこいペットとして、小さなブタが注目され始めています。その名も「マイクロブタ」。マイクロブタの発祥地イギリスではペットとして一般的なようですが、日本ではまだその存在はあまり知られていません。そのブタたちと触れ合えるカフェへ行ってきました。マイクロブタのたくさんの魅力をお伝えします!
※掲載情報は取材時の編集部調べによるものです。価格や営業時間などが変更になる場合があります。ご利用の際は事前にご確認ください
≪目次≫
マイクロブタって??
私たちがイメージする一般的なブタは体重が約100〜300kgもあり、観光牧場のふれあい広場などによくいるミニブタでも成長時の体重が約40〜100kgとやや大きめです。一方、マイクロブタは成長しても40kg以内。屋内でも飼いやすい中型犬ほどのサイズです。
かわいい仕草に釘づけ!
ちょっと一休みするときにする「あご乗せ」。あごを何かに乗せる仕草です。コブタには人の腕や足の高さがちょうどよいよう。人のふくらはぎにあごを乗せたまま寝落ちしちゃうなんてことも。
また、ブタはまるで人間の手のように鼻を器用に使いこなします。ブタの祖先はイノシシで、鼻で土を掘ってエサを探すという野生のイノシシの習性をブタも引き継いでいます。鼻で何かを掘ることは楽しいことであり、ストレスの解消にもなるそうです。ホリホリする仕草をよく見かけます。
べったり! 甘え上手の子ばかり
ブタには群れる習性があり、寝るときも仲間とくっついて寝るのを好みます。からだが他の仲間や人に触れ合っているほうが安心なようです。相性もあり、仲よし同士はいつも一緒に行動していました。もちろん人に背中やお腹をマッサージしてもらうのも大好き。マッサージが上手だと、自分でからだの向きを変えて催促することもあります。
ずっと一緒にいたい!!
マイクロブタの寿命は15年ぐらい。生まれて2年ぐらいまでからだの成長が進むといわれています。コブタのころは肩にも乗るぐらい小さかった子も、生後1年を過ぎるころには大人のブタへと成長します。おっとりした子、活発な子、人懐こい子、ツンデレな子、成長の早い子、ゆっくりの子 etc. それぞれに違いがあって、その個性もまたマイクロブタの魅力です。
フォトグラファー/平林美紀(ひらばやし みき)
プロフィール
フォトグラファー。まきばの動物が大好きで牧場撮影がライフワーク。主な著書に『たのしいまきば』(パイ・インターナショナル)、『カメラをつれてまきばへ行こう!』(技術評論社)、『2019年大判カレンダー 楽しい牧場の仲間たち』(誠文堂新光社)など。http://www.makibaphoto.com/
こちらにお邪魔しました!
mipig cafe
マイピッグカフェ
「ブタさんが本来持っている“ペットとしての才能”を知ってほしい」という想いから2019年3月にオープンしたカフェ。2階と4階は、生後1年未満のコブタさんたちがいるお部屋。ドリンクを飲みながらコブタさんとゆっくり触れ合えます。3階では、ブタさんを家族としてお迎えしたいと検討している方が、大人ブタさんと触れ合いながら専門スタッフと相談できるお部屋です。
【DATA】
住所:東京都目黒区目黒4丁目11番3号
https://mipig.cafe/
(完全予約制)
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写真・文/平林美紀
編集/FASHION BOX
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(田舎暮らしの本 2019年9月号)