昨今注目されている、主婦の働き方問題。一度社会から離れてしまったら再就職は難しい、お金を稼ぐ手段も限られてしまう……と思ってあきらめていませんか? それは大きな間違いです。実際に“主婦起業”に成功した女性に「働き方のコツ」を聞いてみました。
教えてくれたのは……
鈴木尚子さん
「SMART STORAGE !」 代表。クローゼットオーガナイザー講師、ウェルビーイング心理教育ナビゲーター。個人向けの片づけとスタイリングのほか、プロの育成も。著書に『大人のコーディネート レッスン』(宝島社)など。
主婦でも稼げるようになるためにやったこと
自分で起業してお金を稼ぐには、そのためのシステム作りが肝心。
主婦から始めた鈴木さんならではの、ノウハウを聞きました。
1.学ぶときは先を見据えて
「主婦は、学ぶことには意欲的でもそれでお金を稼ぐことには後ろ向きな人が多いと感じます」と、鈴木さん。「プロになるなんて私にはムリ」というのは謙虚な姿勢に見えて、実は責任は負いたくないという気持ちの裏返しかも。学んだからにはそれで稼ぎたいという意識がスタート地点になります。
2.ブログで情報を共有
最初は、仕事への決意表明をするのが目的のブログでしたが、最初からランキング上位を目指して毎日更新していたそう。その結果、ブログでちらっと書いたことが思わぬ反響を呼び、次のビジネスにつながった経験も少なくありません。まずは、情報発信から始めるのも手。
3.ママ友ネットワークに宝あり
最初から、ひとりで仕事を始める気はなかったという鈴木さん。ママ友のなかでも、この人は仕事ができそうという人を直感的に選び、仲間を増やしていった経験が。また、初期のお客さまは、ママ友やそのクチコミにより興味をもってくれた人たちでした。ママ仲間の協力があったからこそ、ニーズを深くとらえられたのです。
4.スタッフはみんなママ
育児に悩んだ経験から、「ママが変われば子どもが変わる」というのが信条。仕事も子育て中の女性に寄り添うものでありたいと考えています。現在のスタッフは、35~50歳のすべて子持ちの女性。みんなが家庭を大事にしながら、働き続けることが目的です。
5.家族の協力を得る
本格的に仕事を始めたときには、夫との取り決めは「家事分担は収入に応じて」。そこで、自分の時間割を見せて削る時間がないことを訴え、手伝いを頼みました。最初は、夫が洗濯担当になってくれることに。いまは夕食のメニューも週末にみんなで考え、休日に夫と娘が食材を買い出しに行ってくれます。
6.少しのゆとりを持つ
この時間があるからがんばれるということには時間とお金を割きます。シャンパンが好きだから、仕事帰りに1 杯だけでも立ち寄って飲める店を2~3軒もっておく。休日、家事がたまっていても、1時間だけ寝室で読書してから動き出す、なんて時間の使い方も。
いかがでしたか? 自分でお金を稼ぐには、そのための準備が肝心。初めから無理とあきらめずに、自分の学びや経験を仕事にいかしていきましょう。
〈参考〉
TJ MOOK『リンネル特別編集 心地よく暮らすお金のくふう』
https://tkj.jp/book/?cd=TD288806&path=&s1=
編集/FASHION BOX
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