イケメン副住職に学ぶ!日常の不安を吹き飛ばす“座禅”のやり方

人間は欲深い生き物。おいしいものはたくさん食べたいし、たくさんお金を稼いでも、もっともっと欲しくなる……。しかし、そればかりでは心が苦しくなってしまいます。そんな乱れた心を調えるためには、「坐禅」がおすすめ。一度立ち止まって心を調えていきましょう。

教えてくれたのは……


泰丘良玄(やすおかりょうげん)さん
寶雲山 泰岳寺副住職。慶應義塾大学理工学部情報工学科卒業。花園大学文学部国際禅学科で学び、名古屋徳源寺専門道場にて参禅修行後、現職。テレビ朝日系「ぶっちゃけ寺」出演。著書に『人生はブレていい。』(ワニブックス)など。

坐禅のコツ

なにも考えないこと。雑念が湧いたら受け流す努力をしましょう。たとえば「お腹がすいた」(1念) と心が働いたら、次に普通なら「〇〇〇が食べたい」(2念) と考えます。1念で終わらせて、受け流すことを繰り返すと無の境地になり、次第に心が調うようになります。朝や就寝前、いつでもどこでもよいので3分、5分、10分と徐々に長くしていきましょう。

3つのステップ

調身(ちょうしん):身体を調える
座布団を2枚用意し、お尻の下に当たるよう上の座布団をふたつに折ります。

片方の足をもう片方の太腿の上にのせます。可能な場合、反対の足ももう片方の太腿の上にのせます。無理のない組み方で座りましょう。肩の力を抜いて重心を安定させ、身体をリラックスさせることが大切。床に座るのが難しい場合、椅子に座って行ってもOK。

出典: FASHION BOX

背筋を伸ばしてアゴを引き、自然に1m先の地面を見るように視線を落とします。上まぶたが落ちてくるような状態を利用して半眼にします。

出典: FASHION BOX

手は左手で右手を覆って軽く握り、股の上部に軽くのせます(写真上)。または親指と親指が軽くふれる程度にくっつけ、きれいな楕円形を作ります。楽にできるほうを選びましょう(写真下)。

出典: FASHION BOX

調息(ちょうそく):息を調える
次に呼吸を調えます。呼吸はゆっくりと静かに腹式呼吸を繰り返します。お腹の下の丹田を意識し、鼻から深く息を吸い込み、ゆっくり吐き出すにつれ、次第に下腹部に力が入るようにします。吐く息を静かにゆっくり、長々と出すことが大切。

調心(ちょうしん):心を調える
最後に心を調えます。雑念が湧いてなかなか無になれないときは、呼吸の数を数える「数息観(すそくかん)」を行います。一呼吸をひとつとし、息を吐くときに「ひとつ、ふたつ、みっつ」と心のなかで静かに数え、十まで数えたら、またひとつから数えます。数息観を繰り返すことで、だんだんと精神を集中統一させます。

 

心が苦しい、つらいと感じるときは「坐禅」に挑戦してみてください。静かに座ることで、自分の欲深さやとらわれているものの欲が見えてきますよ。

〈参考〉
出典: FASHION BOX
TJ MOOK『リンネル特別編集 心地よく暮らすお金のくふう』
https://tkj.jp/book/?cd=TD288806&path=&s1=
編集/FASHION BOX
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