花を飾ることは、お部屋を華やかにするとともに癒やしにもなります。ただ、正しい花の生け方を知らないという人も多いのでは? ここでは、花を買ってきてから飾るまで、下葉の処理の仕方や水の入れ方など、これだけは知っておきたい!という基礎知識をご紹介します。
≪目次≫
●茎の長さを調節しよう
●下葉を処理しよう
●花器に水を入れるときは
●花の栄養剤を使おう
●教えてくれたのは……
茎の長さを調節しよう
花器の高さに合わせて長さを調節します。ハサミを茎に対して斜めに入れて、花が水を吸いやすいようにします。
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下葉を処理しよう
水に浸かる部分の葉はすべて取りましょう。葉を長時間水につけておくと腐りやすくなるので、注意しましょう。また、バラのトゲなどもハサミで切って取り除いておきます。
バラのトゲはハサミで取り除きましょう。
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花器に水を入れるときは
水の量は花によって異なります。茎が柔らかい花の場合は、茎を水に深くつけすぎると茎が腐りやすくなるので注意しましょう。この例のバラの場合は、茎がしっかりしているので、水はたっぷり入れて大丈夫。茎が固い花の場合はたっぷり、茎が柔らかい花の場合は少なめを大雑把な基準にしてみてください。
花の栄養剤を使おう
花を購入すると花の栄養剤をつけてくれることがあります。花の栄養剤は切り花に栄養を与え、バクテリアの繁殖を抑える効果があります。栄養剤を入れたほうが断然花の持ちがよくなるので、水替えの際には必ず入れるとよいでしょう。
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教えてくれたのは……
フローリスト
小野木彩香(おのぎ・あやか)さん
【Profile】
東京都内を中心にウエディング、店舗装飾などを手がける。北中植物商店の店舗運営を担当。草花を使ったスタイルを得意としている。著書に『小さな花束の本 new edition』(誠文堂新光社)がある。
北中植物商店HP: https://kitanaka.theshop.jp
Instagram:@kitanaka_plants
(抜粋)
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編集協力:山田美穂
カメラマン:宗野歩
ライター:泊久代、牟田悠
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WEB編集:FASHION BOX、株式会社エクスライト