嫌なことを気にしないためには? 気にしない方法をシーン別で紹介

仕事の関係者や職場の上司、友人や恋人、家族との接し方に悩んでしまったりなど、さまざまな人間関係が気になってしまうことはありませんか。また、自分が周りからどのように見られているのかが常に気になり、他人の態度に心を乱されてしまう人もいるのではないでしょうか。当記事では、周りのことを気にしてしまう原因や、職場やプライベートで他人の言動を気にしすぎない方法を考えていきたいと思います。

※本記事は『FASHION BOX』編集部員が自身の経験を踏まえて執筆しており、専門家による考察ではありません。また、記事内にある作用を実証するものではございません


≪目次≫
●気にしてしまう原因とは?
○ミスや失敗への恐れがある
○神経質
○自己肯定感が低い
○人にどう思われているか気になる
●気にしない方法
○気になる原因を把握する
○楽観的な思考でいる
○趣味に没頭する
○自分が思っている以上に人は気にしていないことを理解する
○苦手な人とは距離を置く
○信頼できる人に相談する
●気にしない方法 -職場編-
○仕事は成果だけを考える
○異動のお願いや転職を考える
●気にしない方法 -プライベート編-
○できるだけかかわらない
○必要なことだけしか会話しない
○役割や役柄に徹する
○自分がどうしたいか考える
●自分に合った方法で、気にしない自分になる

 

気にしてしまう原因とは?

気にしてしまう原因とは?

嫌なことがあると必要以上にストレスを感じてしまったり、いつまでもそれが気になってしまうのはなぜなのでしょうか。ささいなことでも気になってしまう原因として考えられることを、いくつかご紹介したいと思います。

ミスや失敗への恐れがある

周りを気にしすぎてしまう人は、何かをはじめるときに「失敗したらどうしよう」と、過剰に恐れを抱く傾向にあるかもしれません。そのため、なかなか行動に移すことができなかったり、新しいことから逃げてしまうことも。もし失敗してしまったら、周りから自分自身を否定されてしまうのではないか、という不安を持っている場合もあるでしょう。

神経質

完璧を求める傾向があり、細かいところにまで目が行き届いてしまうことも、さまざまなことを気にしてしまう原因のひとつと考えられます。他の人の仕事のやり方が気になったり、周りの人の目を意識しすぎることで、自分の思うように物事が進まなくなってしまうこともあるようです。

自己肯定感が低い

周囲を気にしすぎてしまう人は、自分の能力に自信を持ちづらい傾向にあるかもしれません。自己肯定感や自尊感情が低いため、「どうせ自分なんて、何をやったってダメだ」と思い込み、行動を起こすことに躊躇してしまったり、なかなか動き出せなくなってしまうこともあるでしょう。

人にどう思われているか気になる

自分自身の評価を他人にゆだねてしまったり、他人からの評価でしか自分の価値を認められないことも、周りを気にしすぎてしまう人の特徴といえるかもしれません。周りからの評価や評判を意識しすぎるあまり、ささいなことでも完璧にできなければ、と身構えてしまいます。そのため、思うように身動きがとれなくなり、かえって失敗やミスが誘発されてしまう可能性もあるかもしれません。

【おすすめ記事】
高橋真麻のポジティブの秘訣は? 開き直ることでメンタルが強くなる?【連載最終回】

 

気にしない方法

小さなことまで気にしてしまう性格を急に変えようと思っても、なかなかうまくいかないかもしれません。まずは、少しずつさまざまな方法を試していきましょう。ここでは、気にしてしまう人におすすめの、気にしない方法をご紹介します。

気になる原因を把握する

自分が何を気にしているのか、何が気になってしまうのかを把握しましょう。原因がわかれば、対応策も考えやすくなります。無理にポジティブな考えを持とうとするのではなく、冷静に自分自身の気持ちや状況を見つめてみることが大切です。

楽観的な思考でいる

何事もきっちりやりたい気持ちはわかりますが、完璧主義を貫き通すのもストレスがたまってしまいます。何でも完璧にできる人なんて、この世にひとりも存在しません。職場の人間関係や恋愛でも、よくできたことやうれしかったこと、楽しかったことに目を向けることが重要です。失敗や問題点ばかりをクローズアップするのではなく、いいところを見つけることで少しずつ楽観的な考え方ができるようになるはずです。

趣味に没頭する

ストレスを感じる生活が長期間続くと、ささいなことがますます気になってくるかもしれません。そんなときには、自分が夢中になって取り組めることに没頭するのがおすすめ。楽しいと思うことに取り組むと、気持ちの切り替えがうまくできるようになるでしょう。その結果、気になることを考えない時間や、ストレスを発散する時間を上手に作れるようになります。

自分が思っている以上に人は気にしていないことを理解する

気にしてしまう人が思うほど、周りの人はあなたを含む他人のことを気にしていません。あなたの短所も、周りの人から見れば気にならないレベルである可能性も十分あります。気にしてしまう人は、よくも悪くも思い込みが激しい傾向にあるため、自分が思っている以上に周りの人は何事も気にしていないことを、しっかりと認識しておきましょう。

苦手な人とは距離を置く

人間関係のなかには、どうしても自分とは合わない、苦手な人が必ずいるものです。努力や配慮をしてもうまくいかない場合は、その人と距離をおくことも一案です。すれ違っても挨拶程度にしたり、自分の仕事に集中することで、自然と適度な距離感を保つことができるでしょう。

信頼できる人に相談する

周りの人を気にしすぎて、自分の考えを伝えられない状態は、ストレスが溜まるはずです。自分の意見があるのなら、信頼できる人に相談してみるのもいいでしょう。素直な気持ちを伝えることでサポートが得られたり、人間関係がよくなる場合もあります。

【おすすめ記事】
“言い方”で人間関係がうまくいく! ポジティブワード13選

 

気にしない方法 -職場編-

気にしない方法-職場編-

気にしてしまう人の悩みのなかでもっとも多いのは、職場の人間関係かもしれません。職場の人間関係を気にしない方法には、どのようなものがあるのでしょうか。

仕事をしていると、不本意なことや意に反することを言われるときもあるでしょう。気にしてしまう人は、その内容が気になってしまうかもしれませんが、ある程度は聞き流す努力をしましょう。もちろん、あまりにも理不尽なことを言われた場合は、上司やしかるべき窓口に相談してください。

仕事は成果だけを考える

仕事をするうえで、上司の顔色をうかがうのも大切ですが、それよりも重要なのは成果を出すことではないでしょうか。責任を持って仕事を行い、努力を重ねて成果を出していれば、あとから必ず正当な評価がついてくるはずです。まずは仕事で成果を出すことに集中しましょう。

異動のお願いや転職を考える

どんなに努力をしても職場の人間関係が改善されない場合は、異動のお願いや転職を考えることも必要かもしれません。ストレスを抱えたままの状態は、心だけではなく体の健康にも影響を与えます。苦痛を感じながら無理をするのは限界があります。環境を変えてみることを検討してもいいのではないでしょうか。

【おすすめ記事】
プロ直伝のポジティブ言葉が幸運を呼ぶ!? 相手を不快にしない言葉選び

 

気にしない方法 -プライベート編-

仕事だけではなく、プライベートでも人間関係の悩みはつきものです。それらをなるべく気にしない方法には、どのようなものがあるのでしょうか。

できるだけかかわらない

職場では、ある程度苦手な人とも付き合わなければなりませんが、プライベートでは、苦手な人に無理に合わせる必要はありません。苦手な人がいたとしても、それは決して悪いことではなく、自然なことです。「嫌いでもいいや」と楽に考えることで、相手のことや自分の気持ちを冷静に見ることができるので、いつのまにか気にならなくなる場合もあるでしょう。

必要なことだけしか会話しない

気にしてしまう人は、相手の機嫌に合わせて会話を進めてしまいがちです。そのため、サービス精神から自分のプライベートについても話してしまい、相手からの反応に傷ついてしまうこともあるかもしれません。苦手だと感じる人には、必要なこと以外は話さないようにするのが無難でしょう。

役割や役柄に徹する

親族や友人との関係上、苦手な人とも接点を持ち、友好的にふるまわなくてはならないときもあります。その場合は、無理に相手を好きになろうとせず、役割や役柄に徹することで気にしないようにする方法もあります。苦手意識がバレないよう、相手に気を遣って疲れてしまうより、役割や役柄を演じてその日を乗り切るほうがいいこともあります

自分がどうしたいか考える

他の人の目を気にする前に、まずは自分がどうしたいのかを考えることが重要です。自分がどうしたいのかを考えることで、自分で自分を評価する習慣が身についたり、自分で決断することができるようになるはずです。

【おすすめ記事】
幸せになるための特効薬⁉「一日一褒め」アン ミカ流ポジティブ脳の作り方

 

自分に合った方法で、気にしない自分になる

周りの人の目を過剰に気にしてしまうと、職場でもプライベートでも楽しく過ごせなくなってしまいますね。まずは、他人からの評価ではなく、自分自身のいいところに目を向けてみませんか。そうすることで、自分に少しずつ自信が持てるようになり、自然と周りのことも気にならなくなってくるかもしれません。

【おすすめ記事】
“いつも笑顔”の源は? ポジティブ女子・佐藤栞里に教わる「アガる」習慣

 

※画像・文章の無断転載はご遠慮ください
WEB編集/FASHION BOX

RELATED CONTENTS

関連コンテンツ