狭い部屋に住むうえで一番悩ましいのが収納。クローゼットがたくさんあったり、棚が置ける広さがあったりすれば散らからずに片付けられそうだけど、部屋が狭いとそういうわけにもいきませんよね。
今回はそんなお悩みを抱える人が参考にしたい、ライフオーガナイザーのさいとうきいさんが暮らすコンパクトなお部屋をご紹介。55㎡に家族3人と犬が暮らしながらも、すっきりと快適に見せる収納のコツとは?
ついつい散らかりがちなリビングをきれいにキープする秘訣を聞いてみました!
【Profile】
さいとうきいさん
アメリカ、日本などで60m²未満の部屋に暮らした経験を基に、「スペースを最大限に活用して、狭くても快適な暮らし」を提案。著書に『ものが多くてもできるコンパクトな暮らし』(すばる舎)など。家族は夫と5歳の息子、犬。
【さいとうさんが暮らす部屋】
Space : 55㎡
Family : 家族3人+犬1匹
“そろえる”“まとめる”“隠す”ですっきり収納
さいとうさん曰く、「実は管理はあまり好きじゃないんです」とのこと。「だからこそ、“そろえる”“まとめる”“隠す”を基本に、自分なりの収納ルールを最初に作ることが大切。すると、私も家族も片づけが自然にできて楽なんです」
よく使うものは出し入れしやすいところに入れるなど、使い勝手を考えることもポイント。必要な時に出しやすいのはもちろん、使い終わったら戻すという癖もつきそうです。
【散らからない収納のルール】
よく使うものは取り出しやすいかごに、あまり使わないものはフタ付きのボックスに。
「細々したものは使用頻度やジャンルを分類してオープンシェルフに」
テーブルには読みかけの雑誌や本が出ていることも。
「そんなときも、散らかって見えないようにきちんとそろえておきます」
よく使うリモコンなどは、出しっぱなしにせずに不要なときは引き出しの中へ。
戻す癖をつけることで、迷子防止にも。
ダイニングテーブルに広げたノートパソコンや資料も、仕事時間外はかごにまとめて死角となるスツールの下へ。
インテリアのポイントになる小物は、まとめてトレーの上に飾って。
ただ無造作に並べるよりもすっきりと見えます。
使ったらしまう、という癖付けが大切。だけど、どうしても出しっぱなしにしてしまうという人は、無造作に置きっぱなしにせず、きちんとそろえておくということだけでも実践してみて。たったそれだけで部屋がすっきり見えることも。ちょっとした心がけでできることなので、常に意識しておきたいですね。
(リンネル編集部)
photograph: Akira Yamaguchi
text: Kazuyo Nojiri, P.M.A. Tryangle
編/FASHION BOX
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