毎月お給料をもらっていても、気づいたら残高がわずか……なんていうことがありますよね。そんな人でも、意識を変えるだけで1年で100万円貯められるんです! 4月からの新年度で100万円を貯金するための第一歩をご紹介。
ムダ使いポイントをはっきりさせる
まずは自分の生活のどこにムダが潜んでいるか、使ったお金を記録・確認する習慣をつけましょう。自分の出費の傾向がわかれば、弱点=ムダも見つかります。それがわかったら、節約するところとお金のかけどころを決めて、満足の高い消費を心がけることがスタートです。
具体的には、買い物のレシートをチェックすることで、ムダ使いを客観的に見つめ直せます。1週間分のレシートをチェックしたら、ムダの合計を出し、まずは1週間、それらの合計を除いた予算で生活してみてください。
袋分けと2つのお財布のルール
まず食費・生活費用の2つのお財布と、「食費」5枚、「生活費」5枚、「カード払い」1枚、「余り」1枚、「予備費」1枚、計13枚の封筒を用意します。
給料日には食費(自炊費)・生活費と予備費分を引き出し、食費と生活費を5等分にして袋へ。残った予備費は全額その袋へ入れます。
週初めに5分の1の食費・生活費をそれぞれのお財布にイン。この金額内でやりくりすれば、予算を守りやすくなります。余ったお金は「余り」袋に入れ、1カ月分まとめて貯蓄口座へ。大きめの出費用に貯蓄しておくのがおすすめです。
「カード払い」の袋にはクレジットカードを使ったときにそれぞれの費目から同額を入れ、引き落としまでに封筒内のお金を口座に入れるようにしましょう。
100万円貯める自作家計簿
必要な項目などを自分流にカスタマイズできるのが自作家計簿のメリット。そこで、手持ちのノートで今すぐにつけ始められる家計簿の作り方がこちら。サンプルにしたがって、項目とカレンダーを書き込めば完成です!
銀行口座やお財布と同じく、お金の流れを知るために役立つのが家計簿。家計管理だけでなく、収支の記録を見直して、いつ、何にお金を使ったかを確認できます。大切なのは定期的に見直して反省すること。毎日の出費を記録することでムダを見える化し、認識するのが家計簿の目的のひとつなのです。
出費の中には、レシートが出ないものもあるので、覚えているその日のうちに書き出すことが肝心。ただし「10円不足!」「レシートがない!」などは気にせず、大まかにでも続けることが大事です。
家計簿の記入は、給料日から翌月の給料日前日までを1サイクルに。その間、レシートは保管して、レシートが出ないものはメモしておきましょう。
教えてくれたのは・・・
丸山晴美先生
ファイナンシャルプランナー、消費生活アドバイザー、節約アドバイザー。旅行代理店、コンビニ店長などを経て、2001年からマネーの専門家として幅広く活躍している。自身の経験をもとにした、初心者にもわかりやすいマネー術に定評あり。steady.の「教えて! お金のコト」の監修のほか、『まるっとわかる! お金の基本』『1年で100万円貯まるお片づけ生活』(ともに宝島社)などの著書多数。http://www.maruyama-harumi.com/
(steady.編集部)
監修/丸山晴美
イラスト/Nobby
構成/千田あすか
編 /FASHION BOX
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