＜豆乳編＞大人世代の体を楽に！ 身近な食材で簡単！ 薬膳レシピ
ゴールデンエイジになると出てくる冷えやのぼせ、肩こりなど、なんとなくの不調。ついついそのままにしていませんか？ 普段の食事に薬膳の考え方を取り入れると、更年期で揺らぎがちな体調が安定して、体が楽になりますよ。薬膳は難しそうと思うかもしれませんが、コンビニでも手に入る食材を少しアレンジするだけで、立派な薬膳レシピに早変わりします。今回は豆乳を使った朝食にぴったりの薬膳レシピを2つご紹介します。
コンビニ食材でさっと作れる一品：豆乳
豆乳は、植物性たんぱく質、カルシウム、大豆イソフラボンと、50代女性に必要な栄養素がたっぷり。無調整のものは栄養価が高いですが、飲みやすいものを選んでOKです。
ドウジャンは台湾では定番の朝食メニューである豆乳のスープ。良質な植物性たんぱく質の豆乳と黒酢が効いて元気になります。バナナのゼリー飲料はそれだけでも栄養バランスが取れているので、ほんのり温めた豆乳を加えて薬膳効果をプラス。
ドウジャン
材料 〈1人分〉
黒酢……大さじ1
しょうゆ……小さじ2
豆乳……1カップ
三つ葉、ねぎ、ザーサイ……各適宜
ラー油……適宜
作り方
器に黒酢としょうゆを入れ、沸騰直前に温めた豆乳を注ぐ。三つ葉やねぎ、ザーサイなどを刻んだもの（鰹節でもOK）をのせ、お好みでラー油適宜を回しかける。
豆乳バナナエナジージュース
材料 〈2人分〉
バナナゼリー飲料（お好みのものでOK）……1袋
豆乳……1カップ
黒すりごま……適宜
作り方
バナナゼリー飲料を半量ずつコップなどに入れ、ほんのり温めた豆乳をそれぞれに注ぐ。お好みで黒すりごまをトッピングする。
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教えてくれたのは……料理家 井澤由美子さん
【PROFILE】
旬の食材で体を健やかに整える食を提案。味と効能を生かした美味しいレシピが幅広い年代に支持されてる。薬膳・漢方に造詣が深く、体を潤す発酵食や保存食作りがライフワーク。NHK「きょうの料理」「あさイチ」などの番組出演の他、広告、雑誌などで活躍中。著書多数、初夏に食薬本2冊の新刊予定。
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cooking：Yumiko Izawa
photograph：Miwa Kumon
styling：Kyoko Hijioka
text：Ema Tanaka
（大人のおしゃれ手帖 2021年3月号）
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web edit：FASHION BOX
