＜VIO脱毛の最新事情＞steady.読者の7割は処理！デリケートゾーンのムダ毛の自己処理方法を婦人科医が解説

デリケートゾーンストレスフリー宣言

人には相談しにくいナンバーワンはやっぱりデリケートゾーンのこと。今回は『steady.』読者にVIO脱毛の最新事情を徹底リサーチ。さらに、銀座ケイスキンクリニック院長の慶田朋子先生と産婦人科医の尾西芳子先生にVIO脱毛の正しい自己処理の方法もお聞きしました。

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Q：VIOのムダ毛処理をしたことはありますか？

はい……65.6％
いいえ……34.4％

7割の人が処理した経験あり。サロンやクリニックでのレーザーや光脱毛が多くを占め、カミソリや電気シェーバーでセルフ処理する人も。

Q：どのくらい処理している？

ハイジーナ（VIOすべてなし）……15.9％
Vのみ残してIO全処理……20.4％
Iのみ……3.5％
Vのみ……20.4％
その他……39.8％

ハイジーナにしている人が全体の約16％！ VIO脱毛が一般的になりつつある傾向が分かる。

「夏場でもムレないし、生理中の不快感も減るのでハイジーナに。どんな下着もOK！」

「Vラインのみ残してIOはオールオフにしようと思い、クリニックに通っています」

「温泉などで他人の目が気になるので、とりあえず全体的に毛量を薄くする程度に」

毛抜きやワックスなど抜くタイプは肌に負担がかかるので、4枚刃やVIO専用のカミソリやシェーバーで剃るのがベター。皮膚を軽く引っ張りながら、毛流れに沿って少しずつ丁寧に剃りましょう。（慶田先生）

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音波振動で肌にやさしく、ミニ刃で小回り抜群。

ヘッドが動くから剃りづらいカーブにもぴったりフィット。しっかり剃れる5枚刃。

太い毛もしっかりキャッチ。ヘッド（刃）とアタッチメントを組み合わせて好みの仕上がりに。

1：まずは長い毛をハサミでカット

毛が長いまま剃毛しようとすると、カミソリやシェーバーの刃に毛が引っかかってしまうので、長い毛をハサミでカット。毛を少し束にしてねじり、皮膚から安全な距離を取り、1〜1.5cmくらいの長さに切る。それを何カ所か行って刈り込む。

2：専用のジェルやフォームをつける

肌すべりをよくし、刃と肌の接触刺激を最小限に抑えるためにも、カミソリを使う場合は、ジェルやフォームをつける。カミソリはできれば4枚刃。おろしたての切れ味のいいものを使うこと。

緑茶成分を配合した美容液シェービングジェル。肌にやさしい弱酸性処方でデリケートゾーンにも安心して使えるのがうれしい。

3：まずは広い面からシェービング

椅子に座り、鏡を前に置き、まずはVラインから毛流れに沿って剃る。肌の表面がピンとなるように、適宜、風呂桶のふちに片足をのせたりしながら剃っていく。一回剃ったらカミソリを水の中で軽く振り洗いをして、刃と刃の間にはさまった毛を取りながら剃る。

4：IOの細かい面はゆっくり丁寧に

Iラインを剃るときは、風呂桶のふちに片足をのせてM字開脚のような状態で皮膚を引っ張りながら毛の流れに沿って剃る。OラインはIラインのポーズからさらに片方のお尻を持ち上げながら剃る。Oラインは先端が小さい顔剃り用のシェーバーを使うと◎。

5：剃り終わった後は保湿を忘れずに

シェービング後の肌は、角層も少し削れているため、肌のバリア機能が低下して、乾燥しやすい状態。しっかり保湿することが大切。ローションやジェルだとしみることがあるので、バームやクリームなど少しこってりとしたテクスチャーのものをつけるのがおすすめ。

【PROFILE】
最新の医療機器と注入治療などをオーダーメイドで組み合わせた「切らないハッピーリバースエイジング」治療が厚い信頼を得ている。豊富な知識と分かりやすい解説が人気で、TVや雑誌、ウェブなど多方面で活躍中。

【PROFILE】
妊娠・出産から、婦人科がんの手術、不妊治療と広く学び、現在は全ての女性のかかりつけ医としてクリニックに勤務。美と健康に関する豊富な知識で、メディア出演も多数。デリケートゾーン商品の監修も務める。

取材・文／鈴木恵理子
イラスト／itabamoe
（steady. 2021年8月号）

WEB編集／FASHION BOX

公開日：2021.08.19