大切なのは「孤独」を楽しむこと。孤独でいられない人の解決策とは?

「ひとりで外食ができない」 孤独が耐えられない人の悩みに『孤独が人生を豊かにする』著者がアドバイス

つい他人の目を気にしてしまい、ひとりだとなかなか楽しめないという人は多いかもしれません。
しかし、ひとりでも遊べて、みんなとも遊べるようになると、人生の豊かさはグッと広がります。

今回は、TJ MOOK『素敵なあの人特別編集 執着の捨て方』より、作家の中谷彰宏さんに孤独を楽しむヒントを教えてもらいました!

TJ MOOK『素敵なあの人特別編集 執着の捨て方』

シニアになれば、若い頃とは生活のリズムも、暮らしで大切にすべきことも変わってきます。無理なく楽しく、持続可能なシニア生活を送るために、溜め込んだ「執着」を手放してもっと自由になりませんか? さまざまなプロの視点から、頑固者になっていく原因を探りつつ、愛されるおばあちゃん&おじいちゃんになって、楽しく自由な日々を過ごしましょう。

加藤登紀子さん[歌手]、やましたひでこさん[断捨離®提唱者]、樋口恵子さん[評論家]、根本裕幸さん[心理カウンセラー]、矢作直樹さん[医学博士]、德田民子さん[ファッションコーディネーター]、山﨑美津江さん[家事アドバイザー]

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お悩み別 孤独でいられない人の解決策

孤独でいるのは寂しいこと、と感じる人がこれからの人生を楽しんで生きるためのヒントをお教えします。

 

お悩み1. ひとりで外食ができません。

たまには気になるお店でひとりで食事を、と思いますが、恥ずかしくてどうしてもできません。
レストランでひとり、というのは、なんとなくみじめな気持ちにもなります。

解決策 ひとりではなく自分とごはんを食べる

「『あの人、ひとりで食事するなんてかわいそうだな』と思われたらどうしよう」と思うのは、自分が他人に対して「ひとりはかわいそう」だと思っているからです。ですから、本当は他人の食事事情など気にしないことが一番です。どうしても周囲が気になってしまうのであれば、ひとりで食べている人を見て「自由でいいな」とうらやましく思いましょう。そして、自分と仲良くなればひとりではなく自分とごはんが食べられます。

 

お悩み2. 子どものころからひとりが苦手です。生まれつきの性格でしょうか。

ひとりでいると孤独感を感じて、寂しくてたまらなくなります。
これは生まれつきの性格で、もう変えることはできないのでしょうか。

解決策 子どものころを思い出して原点回帰する

子どものころは、誰もがひとり遊びをしていたはずです。たとえば僕は、ひとりでサイコロを使ったトーナメント式の野球大会を開いていました。幼いころによくやっていたことを思い出して、原点回帰してみましょう。子どもがひとり遊びを楽しめるのは、親が見守ってくれている安心感と愛されている実感があるからです。大人になるとそれがなくなりますが、だからこそ、自分を丸ごと愛してあげましょう。それが大きな安心につながります。

 

お悩み3. 仕事を辞めたあと、楽しいことが見つかりません。

仕事を辞めてから、どうやって毎日を過ごしたらいいのかがわかりません。
このまま社会から遠ざかってしまうのかと思うと、取り残され感が襲ってきます。

解決策 レールからはずれることを恐れない

会社勤めをしてきた人は、今まではそのレールに乗り、常に正しい判断を続けてきたと思います。レールからはずれるのは怖いでしょう。でも、恐れる必要はありません。レールがなくても、どうにでもなることはすぐにわかります。しかも、レール自体がないのですから、もう正しい道を選ぶ必要もなくなります。これからは何をするにしても、「好き」「嫌い」だけで判断していいのです。今までよりも自由で、幸福感のある人生が待っていますよ。

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お悩み4. 子どもにはずっとそばにいてほしいです。

子どもたちが全員、独立してからずっと、心にぽっかり穴が空いたようです。
子どもがずっとそばにいてくれたら、寂しくはないと思うのですが。

解決策 子どもよりもまず、自分を主体に考える

自分より子どもを好きだと、子どもを手放したくなくなります。自分を犠牲にして子どもを育てることは「母の鑑」ではありません。それは愛情ではなく、子どもに依存しているともいえるでしょう。そうやって育てられた子は、いずれ同じように自分を犠牲にし、また次の世代へと連鎖していきます。親の務めは子どもがひとりで生きていけるようにすることだけです。自分を主体に考え、自分を好きになれば子どもへの依存心はなくなります。

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お悩み5. 60代から恋愛をしてもいいでしょうか。

独身のまま60歳をすぎました。ひとりの老後は寂しいので今から恋愛をして結婚したいと思うのはおかしいでしょうか。いい年をして、と思われるのも怖いです。

解決策 周囲を気にせずチャレンジする

恋愛、婚活、その他の趣味、やりたいことがあったらなんでもやりましょう。ただ、自分のことを好きでなければ、人にも愛を与えることはできません。60歳をすぎたら、あとはオマケの人生だと思うのです。だから、失敗したって困ることは何もありません。せっかくのオマケの人生、周囲の目なんか気にしないで、恋したい自分をかわいがって、おもしろがりましょう。気分は17歳の女の子でいればいいのです。

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中谷彰宏(なかたに あきひろ)/Profile

作家。1959年、大阪府生まれ。早稲田大学文学部演劇科卒業。博報堂勤務を経て、独立。1991年、株式会社中谷彰宏事務所を設立。私塾「中谷塾」を主宰。全国で講演、ワークショップ、オンライン講座を行う。InterFM897「インスパ」(毎週土曜日21:00~21:30)DJ。著書は『孤独が人生を豊かにする』(あさ出版)など、1,090冊を超す。
https://an-web.com/

(抜粋)

TJ MOOK『素敵なあの人特別編集 執着の捨て方』

シニアになれば、若い頃とは生活のリズムも、暮らしで大切にすべきことも変わってきます。無理なく楽しく、持続可能なシニア生活を送るために、溜め込んだ「執着」を手放してもっと自由になりませんか? さまざまなプロの視点から、頑固者になっていく原因を探りつつ、愛されるおばあちゃん&おじいちゃんになって、楽しく自由な日々を過ごしましょう。

加藤登紀子さん[歌手]、やましたひでこさん[断捨離®提唱者]、樋口恵子さん[評論家]、根本裕幸さん[心理カウンセラー]、矢作直樹さん[医学博士]、德田民子さん[ファッションコーディネーター]、山﨑美津江さん[家事アドバイザー]

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[ライティング]萩原みよこ
[編集]山口未和子

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[WEB編集]FASHION BOX

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