ヒコロヒーとわたしたち
人気急上昇中のピン芸人、ヒコロヒーさんが初登場。読者世代と同じアラサー女性でもある彼女から、私たちが前向きに生きるための自己肯定感が上がるような考え方を教えてもらいました!
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日常でムカつくなと思ったことをネタで昇華しています
舞台を通じて芸人の楽しさを知る 今も昔も自分の中でライブが一番の軸
――学生時代、所属事務所にスカウトされてお笑い芸人としてのキャリアに進んだヒコロヒーさん。もともと、映画業界で就職を希望していたとか。
「そうなんです。でも芸人として舞台に立っていくうちにどんどん楽しくなってきて。ずっと続けていきたいって思うようになりました。ライブが自分にとっての一番の軸なので、単独ライブの評判がよかったりすると続けてよかったなって思います。ネタは日常でムカつくなと思ったことなどから着想を得るときも。『懺悔室』というコントがあるのですが、スナックでバイトしているとき、うっとうしい男性のお客様に対して、『若い女やと思って上から言ってくんなよ』って思っていたことをネタにしています」
――会社で意味もなく絡んでくる男性上司など、うっとおしい人は読者の周りでもいると思うのですが、そんなときヒコロヒーさんならどう?
「私は逃げます。でも私がそうすることによって他の誰かにしわ寄せがどうしても出てくるので、帰るときにジュースの1本でも買って『○○さんの相手してもらってすみません』って謝ります」
――飲み会の場などでの男性からの見た目イジりとかがしんどいっていう声もよく聞きます。
「そういう人、いますよね。『すごいね、誰が言ってんねん!』って私なら言っちゃいます。それが正しい大人の返し方なのかはわからないんですけど(笑)。ちょっと悪循環な感じもしますよね」
――芸人さんの中だと面白くイジって笑いになったりしますけど、読者の周りの一般男性だと割とイジりにユーモアがなくて、ただの悪口を言われ続けるということもありますよね。
「わかります。『だるっ』って返しても、こっちがノリ悪いと思われるのもちょっとムカつきますよね(笑)。でも毅然とした態度で、心に加賀まりこさんを降ろして『私は大女優ですけど? 何か?』ぐらいで行ったらいいと思います(笑)」
――記憶に残る恋愛のエピソードを教えて。
「ある男性にいきなり『付き合ってあげてもいいよ』って言われたこと(笑)。次の日、仕事の現場でいろんな人に聞いて回りました。『昨日付き合ってあげてもいいよって言われたんやけどどう思う?』って。その人は、友達の紹介で出会って、何回か飯行ったんですけど、好きでもなんでもなかったのに。だから商社マン嫌いやねん(笑)!」
――商社勤務でモテる自信があるんですね。
「『大手で働いている175センチ以上の商社マンのオレ』って思っているんですかね。不思議だな~。とても嫌でした(笑)。びっくり」
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PROFILE/ヒコロヒー
1989年生まれ、愛媛県出身。松竹芸能所属のピン芸人。キャッチコピーは「国民的地元のツレ」。レギュラー番組は『キョコロヒー』(テレビ朝日)他。エッセイ集『きれはし』(Pヴァイン)が好評発売中。
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撮影/米玉利朋子(G.P.FLAG)
スタイリング/為井真野(KIND)
ヘア&メイク/菅長ふみ(Lila)
(steady. 2022年1月号)
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WEB編集/FASHION BOX