ペットだって新型コロナに感染!? 大切な家族をオミクロン株から守る方法[医学博士解説]

ペットは新型コロナに感染するの!? 大切な家族をオミクロン株から守る方法[松本哲哉先生 監修]

大切な家族は、決して人間だけではありません。同じ屋根の下で過ごすペットたちも、その絆は変わらないはず。では、動物は新型コロナに感染しないのでしょうか? ペット→人間の感染例は? 気になるアレコレを医学博士の松本哲哉先生の監修のもと、ご紹介します。

書籍『新型コロナウイルス「オミクロン株」完全対策BOOK』

監修:松本哲哉

<最新の感染防止策&療養ガイド>
感染しない&させない!

オミクロン株は、デルタ株の「3倍の感染力」といわれていますが、軽症者が多く、「それほど怖れることはない」ともいわれています。しかし、確実に死者や重症者は出ます。
さらに、急拡大で、医療従事者にも感染が広がっています。今後は、医療体制も十分対応できず、多くの人が自宅や宿泊施設での療養になります。
そんな時どうしたらいいのか、経口薬やワクチンは本当に効くのか。自分の身は自分で守らなければならなくなるのがオミクロン株です。
本書は、そのための対策本。監修は、テレビのコメンテーターとしても活躍中の国際医療福祉大学医学部感染症学の松本哲哉主任教授です。
一家に一冊、必携の書です。

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ペットだって感染する!?  感染したらペットに近寄らない!

人間にもこれだけ広がっているのだから、ペットにも、感染するのでしょうか。その答えを厚生労働省が出しています。同省のホームページによれば、新型コロナウイルスがペットから人に感染した事例は報告されていません。

逆に、「これまでに新型コロナウイルスに感染したヒトから、イヌ・ネコが感染したと考えられる事例が数例報告されています」としています。さらに飼育員を通じて、動物園のトラやライオンが感染した事例も報告されています。

どうやら、ペットをはじめとする動物たちに迷惑をかけているのは人間のほうのようです。ペットたちは、コロナ流行の中で、慰めをもたらしてくれる貴重な存在です。苦痛を与えないよう重々注意したいものです。動物とは過度な接触を控え、接触する前後には、最低限の礼儀として、手洗いや手指用アルコールでの消毒等を行いましょう。また自分が感染した場合にそなえ、ペットの預け先も確認しておきましょう。

ちなみに感染した場合、犬には明確な症状は確認されていません。ネコでは呼吸器や消化器に症状が出ることがあるといいます。

 

ここがポイント

★ペットから人間への感染例はなし

★しかし人間からペットへは感染する

 

ペットのために、〈いまできること〉まとめ!

猫は感染すると呼吸器や消化器に症状が出るという情報もあります。しかし、ペットから人への感染は、現時点では報告されていません。海外では、感染した飼い主からぺットが感染した例が数例報告されています。つまり、ペットが人への感染に重要な役割を担う証拠はないとされています。

ペットの世話やペットへの感染防止のためにも、人が感染しないことがいちばん大事です!

【飼い主がいま、やるべきことは?】

1.家族や知人などもしもの時の預かり先を決めておきましょう!

2.預かり先が見つからない場合は、かかりつけの動物病院などに相談を

3.動物との過度な接触は控え、触れる前後には、手洗いなどの衛生対策をしましょう

 

もし自分が感染してしまったら?

  •  預かり先にペットを預け、適切な治療を受けましょう
  •  自宅待機を指示された場合は、ペットと距離をとりましょう

(大分県ホームページより作成)

 

大切なペットを守るために、できることから始めましょう!

 

この記事の監修は……松本哲哉先生

1962年生まれ。医学博士。国際医療福祉大学医学部感染症学教授。日本感染症学会認定指導医・感染症専門医。長崎大学医学部卒。東邦大学医学部微生物学講師、米国ハーバード大学ブリガム&ウィメンズホスピタルリサーチフェロー、東京医科大学微生物学分野主任教授などを経て現職。日本化学療法学会理事長、日本環境感染学会副理事長、日本臨床微生物学会監事、日本感染症学会評議員などを務める。著書に『新型インフルエンザ救急ブック』(アスキー新書)、監修書(一部執筆)に『福祉現場のための感染症対策入門』(中央法規出版)などがある。

書籍『新型コロナウイルス「オミクロン株」完全対策BOOK』

監修:松本哲哉

<最新の感染防止策&療養ガイド>
感染しない&させない!

オミクロン株は、デルタ株の「3倍の感染力」といわれていますが、軽症者が多く、「それほど怖れることはない」ともいわれています。しかし、確実に死者や重症者は出ます。
さらに、急拡大で、医療従事者にも感染が広がっています。今後は、医療体制も十分対応できず、多くの人が自宅や宿泊施設での療養になります。
そんな時どうしたらいいのか、経口薬やワクチンは本当に効くのか。自分の身は自分で守らなければならなくなるのがオミクロン株です。
本書は、そのための対策本。監修は、テレビのコメンテーターとしても活躍中の国際医療福祉大学医学部感染症学の松本哲哉主任教授です。
一家に一冊、必携の書です。

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執筆:五味洋治、浮島さとし、上尾茶子
写真:ロイター/アフロ

※本記事の情報は、書籍『新型コロナウイルス「オミクロン株」完全対策BOOK』制作時のものです
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください

WEB編集/FASHION BOX

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