これでオミクロン株に感染しても安心!? 自宅療養の必需品チェックシート｜松本哲哉先生監修［新型コロナ］

もし、オミクロン株に感染してしまったら……。家族がいれば手助けもしてもらえるかもしれませんが、頼る人がいない場合は、事前の準備がモノを言います。備えあれば憂いなし！いつ来てもおかしくないその時のための自宅療養グッズを、医学博士である松本哲哉先生の監修のもと、リスト化しました！

書籍『新型コロナウイルス「オミクロン株」完全対策BOOK』

監修：松本哲哉

＜最新の感染防止策＆療養ガイド＞
感染しない＆させない！

オミクロン株は、デルタ株の「3倍の感染力」といわれていますが、軽症者が多く、「それほど怖れることはない」ともいわれています。しかし、確実に死者や重症者は出ます。
さらに、急拡大で、医療従事者にも感染が広がっています。今後は、医療体制も十分対応できず、多くの人が自宅や宿泊施設での療養になります。
そんな時どうしたらいいのか、経口薬やワクチンは本当に効くのか。自分の身は自分で守らなければならなくなるのがオミクロン株です。
本書は、そのための対策本。監修は、テレビのコメンテーターとしても活躍中の国際医療福祉大学医学部感染症学の松本哲哉主任教授です。
一家に一冊、必携の書です。

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すぐにでも用意したい自宅療養グッズ

オミクロン株の軽症・無症状感染者に対して各自治体は、自宅療養を求める動きが広がっています。いざという時に慌てないため、「自宅療養グッズ」をリストにしておきたいもの。

ペットボトルの水、お茶、ごはん、レトルト食品、インスタント食品、缶詰、カップ麺、お菓子などが基本です。10日分がメドになります。楽にカロリーが摂れるゼリー飲料も準備しておきましょう。これらの食料や日用品は、自治体が希望者に無償で送ってくれます。しかし、希望者が多く、全員になかなか行き渡らないといいます。

そのためひとり暮らしの人の場合は、ネットスーパーで食材を注文するか、食事を玄関先まで届けてくれる配食サービスを利用するのも手です。

発熱した場合、すぐ保健所などへの連絡が必要ですが、冷却シートや水枕、アイス枕などがあると楽になります。万が一のため解熱剤を買っておくことも考えてください。

トイレットペーパー、ティッシュペーパー、消毒スプレーも普段より多く準備しておきましょう。

ここがポイント

★服用中の薬も忘れずに

★ネットスーパーも意外と便利

まずは確認！自宅療養必需品チェックシート

自宅療養時に頼れる必需品を一覧にまとめました。あるものの□にはチェックを入れて、もしものときに備えましょう。

【薬】
□服用中のお薬

服用中の薬がある場合、自宅療養中に薬が不足することがないよう病院と相談の上、余裕を持って2週間分程度を目安に準備。

〈食料・日用品・衛生用品〉
食料や日用品。また、トイレや浴室など同居する人との共用空間の消毒等に必要な衛生用品。

【食料】
□主食（お米やうどん、シリアルなど食べやすいもの）
□菓子類
□ゼリー状栄養補助食品
□レトルト食品
□インスタント食品
□缶詰（果物など）
□冷凍食品（火にかけるだけのうどんなどが便利）
□経口補水液（スポーツ飲料など）

【食器・日用品・衛生用品】
□使い捨ての食器（紙食器・紙コップ・割箸など）
□ティッシュペーパー
□トイレットペーパー
□体温計
□生理用品
□石鹼
□アルコール手指消毒剤
□汗拭きシート
□塩素系漂白剤
□使い捨てマスク
□使い捨て手袋
□レジ袋サイズのビニール袋
□ゴミ袋サイズのビニール袋

ぜひ一度チェックしてみてください。

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この記事の監修は……松本哲哉先生

1962年生まれ。医学博士。国際医療福祉大学医学部感染症学教授。日本感染症学会認定指導医・感染症専門医。長崎大学医学部卒。東邦大学医学部微生物学講師、米国ハーバード大学ブリガム&ウィメンズホスピタルリサーチフェロー、東京医科大学微生物学分野主任教授などを経て現職。日本化学療法学会理事長、日本環境感染学会副理事長、日本臨床微生物学会監事、日本感染症学会評議員などを務める。著書に『新型インフルエンザ救急ブック』（アスキー新書）、監修書（一部執筆）に『福祉現場のための感染症対策入門』（中央法規出版）などがある。

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監修：松本哲哉