垂れ下がった大人まぶたにもアイテープ！上手に貼るコツをヘアメイク山本浩未が伝授

山本浩未さんの「これだけ」メイク塾

「加齢とともに、まぶたが重く垂れ下がってしまうのは仕方がない」と諦めていませんか？今回は、ヘア＆メイクアップアーティストの山本浩未さんが仕事の現場でもプライベートでも取り入れている“秘密ワザ”を紹介。見た目が若返るのはもちろん、目を開けるのが楽になるという嬉しい効果も！

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大人の重た～いまぶたをぱっちりさせるにはアイテープを貼る「だけ」でいい！

まさに整形レベルのメイク術。まぶたをぱっちりさせると、視界が広くなって目が楽になります

ドラッグストアや100円ショップの美容品売り場をのぞくと、「まぶたを二重にする」ためのグッズがたくさん置いてあります。こういうものは美容に熱心な若い人が使うもので、自分には関係ないと思われるかもしれません。けれど、これは大人のための“隠れロングセラー”とも呼べるもの。山本浩未さんは10代でアイテープを使い始め、長年愛用しています。
「年齢とともに、まぶたが重くなってきますよね。『眼瞼下垂』の手術を受けるほどではないけれど、写真を撮られるときや、おしゃれをした日はもう少し目をくっきり見せたい。そんなとき、メイクの前に二重テープを貼るだけで、1日ぱっちりした目で過ごせるのです。つけていて違和感がないどころか、まぶたのかぶりが解消されて視界が広く明るくなるから、目まわりが楽になります。わざわざテープを貼るのは手間ですが、メリットが大きいから手放せないんです」

リキッドタイプ、ファイバータイプ……と種類がありますが、いちばんのおすすめはテープ。
「絆創膏感覚で、もし貼るのに失敗したら、すぐに剝がせるのでやり直せます。100円ショップのものなら、ひとつに何十枚も入っているから、惜しまず何度でもトライできます。ちなみに、小さなテープを薄いまぶたに貼っていく作業なので、失敗は必ずするものだと心得てください。40年以上アイテープを愛用している私ですら、確率は7勝3敗といったところ。慣れと潔さが必要です」

ポイントは、テープの端が浮いたりクシャッとさせることなく、なめらかにまぶたにフィットさせること。そのためには、テープを台座から剝がすところから気をつけるべきコツが。詳しく紹介します！

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目頭「だけ」光れば顔に透明感が！大人世代にこそおすすめのテクをヘア＆メイク山本浩未が伝授

アイテープを貼る「だけ」で目元がぱっちり！左右の目の大きさも揃う！

アイテープなし

垂れ下がったまぶたはアイテープを貼るだけで目元がぱっちり！上手に貼るコツをヘアメイク山本浩未が伝授 — トップス¥9,350／ハリス（金万）

まぶたがかぶって奥二重気味に。左右でまぶたのかぶりにも差が！

アイテープあり

ぱっちり二重が復活。瞳の中の光が際立ち、黒目がキラッとした印象！

失敗したら剝がせばOK！上手くなるには回数をこなすのみ！アイテープの貼り方

目元のメイクをする前にアイテープを貼ります。コツは、アイテープの“のり”面をなるべく指で触れず、狙ったまぶたの位置に貼ること。手元に自信のない人は、「プッシャー」を使うと便利です（なければクリップなどを代用）。プッシャーは、アイテープを貼る前のまぶたのくせづけにも使います。

1：余計な油分を拭き取ってテープがつきやすい肌に

肌に油分が残っていると、せっかく正しい位置に貼ってもズレたり、時間とともに浮いてしまいがち。コットンにクレンジングローションを含ませ、テープを貼る場所を拭います。

2：テープを貼る前に、二重の形をくせづけておく

鏡を見ながら、まぶたを押して二重の形を作ります。ひきつれやわざとらしさがなく、自然に見える幅を探して。プッシャーのように、先が細いものを使うと簡単にくせづけできます。

浩未さん愛用プッシャー

3：二重のカーブに沿ってテープを仮置きする

プッシャーをテープの目尻側に入れて台座から剝がし、2でくせづけしたまぶたの二重の線に沿うようにそっとのせます。このとき、目線は下に向けると作業がしやすい。

《これを使用》アイテープ

テープが小さめでナチュラルな二重に。

アイテープ歴40年以上の浩未さんイチオシは薄透明のテープ

アイテープ売り場にいくと、色も形もよりどりみどり。まぶたのたるみが強い人は太めデザインのテープ、ナチュラルに仕上げたいなら細いものがおすすめという傾向はあるものの、貼りやすさや仕上がりの好みは人それぞれ。臆せずいろいろ試してください。「個人的には、薄透明のフィルム素材のテープがまぶたに沿う感じで好み。絆創膏タイプは厚みがある分、補正力が強くなります」

ゼムクリップもプッシャーとして使えます！