人気整理収納サロン主宰・小西紗代さんに教わる片づけの極意。先日の記事では、掃除を始める前に知っておきたい、整理・収納・片づけの役割とコツを教わりました。
今回はいよいよ、片づけと収納を実践していきましょう！
片づけは狭い場所から始めると成功する
それぞれのコツは分かったけれど、実際には「どこから始めればいいの？」と迷ってしまう方もいらっしゃいますよね。そんな方はぜひ、箱、引き出しといった“狭い場所”から始めてみてください！ 狭い場所の整理・収納をすることで、短時間で終わる→きれいになる→次への意欲につながる→判断力が身につく……と好循環が生まれます。
［箱・引き出しの片づけポイント］
裁縫箱：道具と材料は別に→布、端切れなどは分けて収納
コスメボックス：今使うコスメだけ→使用頻度ごとに区画整理を
筆箱：自分が「好きな」ペン、1位、2位、3位を選び、それ以外はお別れ。
引き出し：大きな引き出しは中を箱やトレーで仕切る。使用期限が切れた薬などは即お別れ。
取り出す手間を省く収納術
「日頃の片づけ」をしやすくするために大切なことは、“取り出す手間を省く収納”を心がけること。そんな将来の自分をラクにする、先取り収納術を紹介します。ひとつ目は、“仲間集め”しておくセット収納。使う場所に使う物があれば、便利で戻す手間もなし！ 難しく考えず、ここにこれがあったら便利そう！と思う物を一緒に収めてみてください。
［例］
冠婚葬祭グッズ（袱紗や黒ストッキング、数珠など、セレモニーでしか使わない物）
アイロンとアイロン台、霧吹き、毛玉取り器
調味料：トーストセット（バター・ジャム）、中華調味料セット（豆板醤、甜麺醤）など。
もうひとつは、商品パッケージから出して収納すること。買い物から帰ったら、「すぐに使える状態」にして収めることで、使いたい時にすぐ使える→取り出す手間が省ける！とちょっとしたひと仕事が自分をラクにする先取りにつながります！
［例］・綿棒 ・絆創膏 ・コンタクトレンズ ・電池 ・プリンターのインク……など
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こんな片づけスタート術のほか、部屋別の収納アイデア、増えてしまいがちな衣類・紙の片づけ、知っていると便利な掃除グッズまで、とにかく「きれいが続かない！」を解消する250の実例を掲載したTJ MOOK『さよさんの片づけが大好きになるベストアイデア』が発売されました！「収納システム」が整えば、自分の家がもっと好きになれるはず。
TJ MOOK『さよさんの片づけが大好きになるベストアイデア』
著者 ： 小西紗代
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編／FASHION BOX
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