秋冬の定番といえば、ニット。子どもっぽく見えたり、男っぽくなりすぎないためには、素材やシルエット選びが大切。でも、種類がありすぎてどれを選べばいいのかむずかしい……! ということで、今回はニットの正しい選び方のポイントやオススメを、スタイリストさんに聞いてみました。
教えてくれたのは…
岡部美穂さん
2000年よりスタイリストとして活動開始。ファッション誌、広告などで活躍中。「ブチコというスコティッシュフォールドの猫と暮らしています。なかなか一緒にいられないので、もう少し彼女と過ごす時間を作りたいなと思っています」
毛玉まで素敵な味になるおしゃれなベーシック
右から、ネックや袖口、裾のリブとのバランスがきれいなタートルネックセーター¥78,000、今年らしいノルウェージャン柄のレトロな編み込み模様が素敵なノルウェージャンセーター¥68,000/ともにコモリ(ワグ インク)
秋冬に出番が増えるのが、ざっくりニットです。色は自分の定番、黒か白。シンプルなユニセックスタイプやフィッシャーマンズ系の模様編みなど、がっしりめのニットをオーバーサイズで着るのが好きです。ただ、子どもっぽく見えたり、男っぽくなりすぎないように、シルエットや素材は吟味します。一番のポイントは肩のラインで、自然になじんでドロップするものを選ぶと、女性らしくこなれた雰囲気で着こなせるように思います。また、細身のパンツで足もとをすっきりシャープに、ピアスなどのアクセサリーで女性らしい抜け感をつくるのもコツです。
今回ご紹介した「コモリ」のメンズニットは、すべての条件を満たすお気に入り。カシミアを使っているので肌触りがよく、ボリュームがあっても体になじむので女性でもバランスよくまとまります。毛玉のでき方もかわいくて、味になっていくのも魅力です。(岡部美穂さん)
「コモリ」
デザイナー小森啓二郎氏が、10年間の企業デザイナー経験を経て独立し、2011年に立ち上げたブランド。ニットはいずれもカシミア×和紙というひねりのある素材で、あたたかくさらっとした肌触りが心地よい。
(大人のおしゃれ手帖編集部)
photograph: Chifuyu Aizawa[biswa]
styling: Miho Okabe
text: Harumi Yasuda
edit:FASHION BOX
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