(2020年1月24日 更新)
ぺたんこな下腹、女性らしいくびれ、健康的で美しいボディ……。憧れてしまう体の持ち主が、タレントと整体師、そして肛筋トレーナーとして活動する久嬢由起子さんです。
聞き慣れない“肛筋“とは、肛門回りの筋肉のこと。久嬢さんは、この肛筋を鍛えることで見事な体形を維持しているそう。
≪目次≫
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面倒くさがりでもできる肛筋トレーニングで簡単ボディメイク
「肛筋」がテレビや雑誌などで紹介され、話題沸騰中の久嬢さんは、骨は体のなかの棚のようなもので、それを支えているのが筋肉だといいます。「骨盤がグラつくと、上にも下にも影響が出ます。肛門回りの筋肉が骨盤を支えるかなめになっていることに気づき、これを『肛筋』と呼んで注目しました」
肛筋を鍛えようとするとお腹に力が入るのでもれなく腹筋が鍛えられ、くびれができます。さらにお尻の位置が上がって脚長効果もあるそう。
「私たちはほとんど体の前側だけで生活しているので、猫背になりやすい。猫背はそれだけで老けて見えますし、ぽっこり下腹の温床にもなってしまいます」
■骨盤を支えている肛筋を鍛える
骨盤は上半身と下半身をつなぐ体のかなめ。骨盤がグラつくと下腹にも脂肪がつきやすくなるので、日頃から骨盤位置を意識して生活します。
肛門を締めると自然と骨盤が立つ
肛門にギュッと力を入れると、自然と骨盤が正しい位置に配置されて猫背も改善され、ぽっこり出ていた下腹がすっきり凹みます。
「『骨盤を立てる』といわれてわからない人でも、『肛門を締めて』というと簡単にできるようになります」
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ペン挟み肛筋ストレッチで出た下腹をなくす!
久嬢さんは洗濯物をたたんで戻すのが面倒なので、全部ハンガーにしているという意外な一面も。ほとんど運動をしなくてもメリハリボディをキープできているのは、そんな面倒くさがり屋ならではの美習慣があるからです。
「家のいたるところにペンを置いておいて、『ペン挟み肛筋ストレッチ』を食器を洗いながらや歯を磨きながらやっています」。
この隙間時間の「ながらストレッチ」が続けられるコツなのだとか。
骨盤を正しい位置に戻して出っ張った下腹をなくす“ペン挟み肛筋ストレッチ”
- 背筋を伸ばして立ち、ペンをお尻の割れ目に挟み込む
*オナラを我慢するときのように肛門をキューッと締める
2. 腕を振って太ももを交互に上げ、その場で足踏みする
*歯磨き中や食器を洗っているときの「ながらトレーニング」がおすすめです
ペンは、お尻に挟み込む目安になるのでグリップつきがおすすめです。
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【教えてくれたのは…】
久嬢由起子(くじょう ゆきこ)
【Profile】
タレント・整体師・肛筋トレーナー
ミュージカル「美少女戦士・セーラームーン」で芸能界デビュー。激太りをきっかけに整体の勉強を始め、整体師認定講師資格を取得。食生活アドバイザーや整体講師歴13年の経験を生かし、著名人やアスリートのボディケア、ミス・ユニバース講師としても活動中。肛門回りの筋肉に特化した新考案のダイエット&健康ストレッチ本とDVDが、発売直後から大きな反響を呼び、台湾、香港、マカオ、韓国などでも販売されている。新刊『魔法のしりペン体操』(扶桑社)が発売中。2019年夏、肛筋の新刊本の発売を予定している。
(参考)
撮影/井上ユミコ
ヘア&メイクアップ/千葉万里子(Permanent)
スタイリスト/河野素子
イラスト/上坂じゅりこ
編/山口未和子、FASHION BOX
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