「Hello Femtechアワード2022」が開催! つるの剛士さん、バービーさん、潮田玲子さんが登場

宝島社の女性誌11誌、男性誌2誌の計13誌で取り組むフェムテック・フェムケア啓発プロジェクト「もっと話そう!Hello Femtech」は、日本経済新聞社イベント・企画ユニットと共同で「Hello Femtechアワード2022」を12月12日(月)に開催しました。第1部では、日本経済新聞社の中村氏による基調講演『消費者に寄り添うマーケティング戦略-フェムテック市場を考える』やICheckによる『ICheckのFemtechへの取り組み-乳がん検診 新時代-』のプレゼンテーション、オンライン診療サービスを提供するクリニックフォアの産婦人科専門医山田氏、福利厚生としてこのサービスをすでに取り入れている株式会社コジマの大野氏・野口氏、SPRiNG編集長の丸山による『福利厚生の新トレンド「オンラインピル処方」で変わる働き方』のプレゼンテーション、有識者による『働き方アップデート-フェムテックと女性のこれから』についてのトークショーが行われました。

「Hello Femtechアワード2022」が開催! つるの剛士さん、バービーさん、潮田玲子さんが登場
日本経済新聞社の中村氏
「Hello Femtechアワード2022」が開催! つるの剛士さん、バービーさん、潮田玲子さんが登場

『ICheckのFemtechへの取り組み-乳がん検診 新時代-』

『福利厚生の新トレンド「オンラインピル処方」で変わる働き方』
『働き方アップデート-フェムテックと女性のこれから』

 

第2部では、フェムテックの分野に意欲的に取り組み、その普及・発展に貢献した企業や人を称える表彰式を実施しました。サービス部門では花王株式会社『職場のロリエ』、プロダクト部門ではロート製薬株式会社『ドゥーテスト』、著名人部門では、つるの剛士さん、バービーさん、潮田玲子さんが受賞しました。

サービス部門を受賞したのは、生理用ナプキンを会社のトイレットペーパーと同じように備品化した花王株式会社の『職場のロリエ』。「Hello Femtechアワード2022」が開催! つるの剛士さん、バービーさん、潮田玲子さんが登場

プロダクト部門を受賞したのはロート製薬株式会社の『ドゥーテスト』。

著名人部門を受賞したつるのさんは「このたび、素敵な賞をいただきましてありがとうございました。妻の話をちゃんと聞いていてよかったなと思っています。これからもこのような取り組みに関わっていけたらいいなと思います」、バービーさんは「YouTubeで初めて発信した動画は初めての生理についてだったので、このような賞をいただけて嬉しいです。これからも女性が主体的になって、オープンに情報を得られる世の中になっていったらいいなと思います」、潮田さんは「2021年6月にWoman’s ways(※)という団体を立ち上げ、女性アスリートやスポーツを頑張る女の子たち、彼女たちをサポートするスタッフや見守る家族のために活動をしています。このような賞をいただけたことはこれからの活動の励みになります」と喜びの声を伝えました。

※潮田さんが代表を務める団体。女性アスリートが安心して競技を続けられるように正しい知識や経験を発信し、選手に寄り添う活動を行う

~パートナーともっと話そう~

表彰後に著名人部門を受賞した3名によって行われたトークショーでは自身の経験を踏まえて女性のPMS、生理、性教育についてそれぞれの思い、考えについて語りました。

生理をはじめとする女性特有の不調について、どのようにパートナーとコミュニケーションをとっているかという話題では、昨年春に結婚をしたバービーさんは「わたしは隠すことができないタイプの人間なので、PMSの時期にパートナーは戦々恐々としていたかもしれません。でも一緒に住むようになって少しずつ話すようになり、パートナーも興味を持ってくれるようになりました。だからいまではすべてオープンに話しています」と話しました。

5人の父親でもあり、夫でもあるつるのさんは「とくに意識して生活しているつもりはないが、普段の生活の中で妻が辛そうだなというときは、よりコミュニケーションを取ったりしています」と話しました。

潮田さんは「この人になら話しても大丈夫、理解してもらえるという空気感があることは大事だなと思います。理解してほしいけれど、積極的に聞いてほしいわけでもないという気持ちもありますよね。男性にとっては難しく、女性のわがままな部分でもあるのですが、体調が悪いことを伝えられる環境というのは大事だと思います」と意見を述べました。

~性教育についてもっと話そう!~

「Hello Femtechアワード2022」が開催! つるの剛士さん、バービーさん、潮田玲子さんが登場

学校と家庭の双方からアプローチが必要になる「性教育」について、つるのさんやバービーさんは自身の幼いころを思い出し、「それこそタブー視されていたような感じがあった」と当時を思い出しました。アスリートとしてキャリアを積んできた潮田さんは「アスリートは大会に向けてコンディションを整えていくけれど、生理はなぜか完全に切り離されていました。体調が悪くても我慢するのが当たり前と考えていましたし、当時それを相談できる人がまわりにはいなかったんです」と、選手時代を回顧。そんな潮田さんの選手時代の話を聞き、バービーさんは「ナショナルチームになってもそうなんですか?」と驚いた様子を見せていました。

5人の父親であるつるのさんは「妻とは性教育について話しますが、子供たちとはなかなか難しく、性教育の本を自宅のトイレにさりげなく置いてみて、いつでも僕に聞いてもらえるような聞きやすい環境づくりをしています」と話すと、潮田さんも「下の娘が4歳のときに赤ちゃんはどうやってお腹の中にはいるの?と聞いてきたときは今だ!と思って性教育の絵本を読み聞かせました」と話しました。またYouTubeで性教育を発信しているバービーさんは「親に相談や話をできない子たちがわたしのYouTubeを観てくれていると思うので、私は隠されたもののようには話さず、“当たり前”のこととして話すことを心掛けています」と思いを語っています。

来年取り組んでいきたいこと、力を入れていきたいこと

つるのさんは「コロナ禍で短大に通い、幼稚園の先生と保育士の資格を取った。来年から大学へ通い、小学校の教諭の資格を取りたい」と、バービーさんは「産婦人科に行くことが恥ずかしくないということ、産婦人科についてのアナウンスをもっとしていきたい」、潮田さんは「Woman’s waysを変わらず活動をしていくのはもちろん、この活動のことをもっとたくさんの方々に知ってもらいたい」と来年への意気込みを語り、「Hello Femtechアワード2022」の幕を閉じました。

「Hello Femtechアワード2022」が開催! つるの剛士さん、バービーさん、潮田玲子さんが登場

宝島社の取り組み

宝島社の「もっと話そう!Hello Femtech」は、10~60代の各世代向けの女性誌11誌・男性誌2誌の計13誌合同によるフェムテック・フェムケア啓発プロジェクトで、2021年に開始しました。本プロジェクトは、フェムテックの認知向上を通して、長らくタブー視されてきた女性の健康問題について、具体的に話す機会を増やすことで、女性がより活躍できる社会に繋げ、ひいては男女関係なく生きやすい社会を目指すための活動です。

#HelloFemtechアワード2022

#ハローフェムテック

@HelloFemtechWeb

Hello Femtech 特設ページはこちらhttps://fashionbox.tkj.jp/femtech

 

RELATED CONTENTS

関連コンテンツ