さびしい気持ちを乗り越えるには? 大人になった今だからこそ知りたい、さびしさを解消する方法

夜に静まり返った部屋で過ごすひとりの時間や、恋人や友人と別れたあとなど、ふと不安にも似たようなさびしさを感じることはありませんか? この記事では、そんなさびしい気持ちが生まれるタイミングや、さびしがり屋に共通する特徴などを集めてみました。また、さびしいと感じやすい人のリアルなエピソードや、さびしい気持ちを乗り越える方法もご紹介していきます。

※本記事は『FASHION BOX』編集部員が自身の経験を踏まえて執筆しています

≪目次≫
●さびしい気持ちが生まれるタイミングとは?
○退屈で時間を持て余しているとき
○人肌が恋しくなったとき
○恋人に会えないとき
○楽しかったデートやイベントが終わったとき
○体調を崩したとき
●さびしがり屋に共通する特徴とは
○プライドが高い
○コミュニケーションが苦手
○ひとりの時間の過ごし方がわからない
○自分を過小評価する
○依存体質
●さびしいと感じやすい人のエピソード
○「自分に自信が持てなくて」(20代・女性・販売)
○「愛されたい気持ちが強すぎるのかも」(20代・男性・ITエンジニア)
○「過去の失恋が原因で」(30代・女性・営業事務)
○「緊張の糸が切れたとき」(30代・男性・司法書士)
○「家族の気遣いすらも」(40代・女性・専業主婦)
●さびしい気持ちを乗り越える方法
○自分のさびしさを認める
○新しい出会いを探す
○熱中できる趣味を見つける
○動物や植物とふれあう
○体調管理を心がける
●さびしさを感じたら、新しい自分と出会えるチャンスと考えて

 

さびしい気持ちが生まれるタイミングとは?

さびしい気持ちが生まれるタイミングとは?

明確な理由もないのに、漠然とさびしさを感じる人もいるかもしれません。人は、どんなときにさびしさを感じるものなのでしょうか? ここでは、さびしい気持ちが生まれるタイミングや原因について考えてみましょう。

退屈で時間を持て余しているとき

時間を持て余しているときに、さびしい気持ちが生まれてしまうこともあるでしょう。夢中になれる趣味もない、見たい映画やテレビもない、楽しみにしている予定もない。退屈のあまり、考える必要がないネガティブなことにまで思いをはせてしまい、余計にさびしさを感じる場合もあるかもしれません。

人肌が恋しくなったとき

人肌が恋しくなったとき、無性にさびしさを感じてしまうことも考えられます。秋から冬にかけての気温の低下などから、肌で感じてしまう孤独感。また、カップルや家族連れを多く見かけるイベントの時期にひとりでいることも、さびしくなってしまう原因のひとつとなるでしょう。

恋人に会えないとき

恋人に会えないときも、さびしい気持ちが生まれるタイミングのひとつ。お互いに仕事の都合がつかず、すれ違いが続き、会えない期間が長くなってしまうこともあるでしょう。恋人に会えないときの孤独感は、さびしさはもちろん、不安な気持ちや猜疑心にも拍車をかけてしまうかもしれません。

楽しかったデートやイベントが終わったとき

楽しい時間を過ごした帰り道、ふとさびしさを感じる人も多いのではないでしょうか。恋人とのデートや、友人との旅行や食事会など、その時間が楽しければ楽しいほど、終わったあとの孤独感が増してしまうものです。高揚や興奮、喜びや感動を味わったからこそ、ひとりの時間が、よりさびしく感じられることもあるでしょう。

体調を崩したとき

病気になったり、体調を崩したときは、さびしい気持ちが生まれてしまいがちです。とくに、看病をしてくれる人がいない場合は、より孤独と不安にさいなまれるかもしれません。

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さびしがり屋に共通する特徴とは

さびしいと感じる気持ちは誰でも持っているものですが、なかでも特にさびしさに敏感な人、いわゆる「さびしがり屋」がいます。ここからは、そんなさびしがり屋に共通すると思われる特徴を集めてみました。もちろん、さびしがり屋の全員が同様の特徴を備えているとは限りません。しかし、共通するものもいくつかはあると考えられます。周りのさびしがり屋と似たような特徴を見つけてみましょう。

プライドが高い

さびしがり屋に共通する特徴のひとつが、人一倍高いプライドを持っていること。自分の気持ちを素直に伝えられないため、孤独を感じたとしても、人に甘えたり頼ったりすることができません。プライドが高いさびしがり屋の人は、さびしいと口にすることを「負け」と思ってしまうような思い込みがあるのかもしれません。

コミュニケーションが苦手

コミュニケーションが苦手な人ほど、さびしがり屋である可能性もあるかもしれません。いつもひとりで行動しているため、周囲からは「ひとりでも平気な人」と思われがちです。しかし、本当は自分の気持ちをうまく言葉や態度にあらわすことができないだけで、誰よりも孤独やさびしさに敏感なタイプである場合もあるでしょう。

ひとりの時間の過ごし方がわからない

ひとりの時間を上手に過ごせない人、ひとりの時間が苦手な人も多いでしょう。趣味や生きがいがなく、常に時間を持て余していると、漠然とした孤独感に押し潰されそうになることもあるかもしれません。また、食事や買い物などのひとり行動も得意ではないため、よりさびしさを感じやすい傾向にあるとも考えられます。

自分を過小評価する

必要以上に自分を過小評価してしまうのも、さびしがり屋の特徴といえるでしょう。自分の言動に自信が持てないため、孤独と不安にかられ、さびしさを感じてしまうこともあるかもしれません。

依存体質

常に誰かと一緒にいないとダメなタイプの人もいるでしょう。ひとりでいるとさびしさを感じるあまり、自分以外の誰かに依存してしまうこともありそうです。孤独に対する耐性が弱いため、家族や恋人、友人と過ごしていても、別れたあとのさびしさを想像して、一緒にいる時間を引き延ばそうとすることもあるかもしれません。

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さびしいと感じやすい人のエピソード

さびしいと感じやすい人のエピソード

さびしさを感じる瞬間とは、具体的にどんなときなのでしょうか? ここからは、さびしいと感じやすい人のエピソードをご紹介します。リアルな声に耳を傾けてみると、さびしさの種類や感じ方が見えてくるかもしれません。

「自分に自信が持てなくて」(20代・女性・販売)

「仕事にしても恋愛にしても、自分に自信が持てないんです。そのせいなのか、何をしているときも、誰かと過ごしているときも、『私が必要なのかな?』『私でいいのかな?』と不安になり、常にさびしさを感じてしまいます」

「愛されたい気持ちが強すぎるのかも」(20代・男性・ITエンジニア)

「もともと、極度のさびしがり屋なんです。だから、彼女といても友人といても、なぜか心が満たされない、落ち着かない感じがするんです。人から愛されたい、必要とされたい気持ちが強すぎるのかもしれません」

「過去の失恋が原因で」(30代・女性・営業事務)

「彼氏とは順調な交際を続けているのに、デートの直後や電話を切ったあと、無性に孤独を感じてしまいます。おそらく、過去に経験した大きな失恋が原因でしょうね。ひとりになるたびに、『また、振られてしまうかも』と悲観的になり、さびしくなってしまうんです」

「緊張の糸が切れたとき」(30代・男性・司法書士)

「ありきたりな話なのですが、体調が悪いときや疲れたときに、さびしいと感じてしまいます。張りつめていた緊張の糸が切れるような感じですかね。急激に表現しがたい孤独や不安に襲われ、誰かに『助けて』と頼りたくなります」

「家族の気遣いすらも」(40代・女性・専業主婦)

「これといって夢中になれる趣味や自慢できる特技もない私。だからなのか、何をするにしても家族と一緒です。夫や子どもは『自分の時間を大切にして』と言ってくれるのですが、そんな家族の気遣いすらも、さびしく感じてしまいます」

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さびしい気持ちを乗り越える方法

ここからは、さびしい気持ちを乗り越える方法をお伝えしていきます。どれもすぐに実践できそうな方法を集めてみました。ポイントは、自分のさびしさと向き合う勇気と、立ち向かう行動力にあるようです。

自分のさびしさを認める

人は誰でも、心のなかにさびしさを抱えているものです。さびしさを感じることは、決して恥ずかしいことではありません。自分のさびしさ、孤独、弱さを認め、しっかりと受け入れてみましょう。

新しい出会いを探す

さびしい気持ちを乗り越えるためにも、新しい出会いを探してみましょう。交友関係を広げることにより、新たな発見や喜び、感動にふれるチャンスが増え、孤独感を忘れさせてくれるはずです。

熱中できる趣味を見つける

熱中できる趣味を見つけてみるのはいかがでしょうか。時間を忘れるほど何かに打ち込めるようになれば、さびしさを感じることも少なくなります。また、夢中になれる趣味を持つことは、自立心を養うトレーニングにもなるでしょう。

動物や植物とふれあう

かわいい動物、きれいな植物を愛でてみるのもいいでしょう。動物の反応や温度、植物の成長などが、自然と笑顔にしてくれて、心のさびしさを埋めてくれるからです。心が癒やされ、ひとりの時間が愛情あふれる時間になるはずです。

体調管理を心がける

心と体はつながっているものです。一見単純なことのようにも思えますが、栄養があって美味しいものをバランスよく食べる、たっぷりと睡眠をとるなど、体調管理を心がけることも、さびしい気持ちを乗り越える大切な方法のひとつです。

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さびしさを感じたら、新しい自分と出会えるチャンスと考えて

感受性が豊かな人や控え目で繊細な人、責任感が強い人ほど、さびしさを真正面から受け止めてしまい、孤独に苦しんでしまうこともあるでしょう。さびしさの感じ方は千差万別。だからこそ、自分に合ったさびしさの解消法や乗り越え方を見つけて、無理のない範囲で実践していきましょう。さびしさをネガティブにとらえなくなったとき、きっと成長した新しい自分と出会えるはずです。

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編集/FASHION BOX
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