「人たらし」は悪い意味もいい意味もある!? 人たらしな人の特徴と周りに好かれるコツ

「あの人、人たらしだよね」と聞いたとき、その相手にどんなイメージを持ちますか? 好感度が高い魅力的な人物を思い浮かべる人もいれば、あまりよくない印象を抱く人もいるかもしれません。
この記事では、そんな「人たらし」について解説していきます。また、人たらしが持つ言葉の意味や、人たらしの特徴、加えて、みんなに好かれる人たらしになるためのポイントもご紹介しましょう。

※本記事は『FASHION BOX』編集部員が自身の経験を踏まえて執筆しており、専門家監修の基に書かれたものではありません

≪目次≫
●「人たらし」とは?
●【性格編】人たらしの特徴
○愛嬌がある
○ポジティブ思考
○人懐っこい
○聞き上手、話し上手
○気配りと思いやりを忘れない
●【恋愛編】「人たらし」の特徴
○恋人を飽きさせない
○マメで丁寧
○愛情を出し惜しみしない
○甘え上手
○好きな相手だけに弱みを見せる
●【職場編】「人たらし」の特徴
○礼儀正しい
○広い視野と鋭い洞察力を持つ
○軽快なフットワーク
○仕事のために労力を惜しまない
○褒め上手
●好感度の高い人たらしになるためのポイント
○礼儀と配慮を忘れない
○誠実さを持って取り組む
○相手の話をしっかりと聞く
○悪口や噂話をしてはいけない
○距離感を大切にする
●人の心を知ってこそ、本当の人たらし

 

「人たらし」とは?

そもそも、人たらしとはどういう意味なのでしょうか? デジタル大辞泉(小学館/goo辞書)によれば、以下のように説明されています。

ひと‐たらし【人誑し】 の解説
1. 多くの人々に好かれること。また、その人。
2. 人をだますこと。また、その人。

※参照:デジタル大辞泉(小学館/goo辞書)

周囲の人たちから好感を持たれることや、そのような人物を人たらしといいます。しかし、人たらしには、「他人をだますこと」や「他人をだます人」という意味もあるようです。人たらしを漢字で表記した場合は、「人誑し」と書きますが、この「誑し」とは、だます・誘惑するなどの意味合いを持つとされています。女性を誘惑し、弄ぶ男性を「女たらし」といいますが、この「たらし」も同様だと考えられます。

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【性格編】人たらしの特徴

多くの人に好感を持たれる人たらしに、共通点はあるのでしょうか。ここでは、人たらしの特徴を考えてみました。人たらしの性格の特徴と思われるポイントを挙げてみることで、人に好かれるコツがわかるかもしれません。

愛嬌がある

人たらしは、往々にして愛嬌にあふれているようです。常に笑顔で他人と接し、言葉や行動も実に魅力的で、不思議と目が離せない人が多い印象があります。才能とも言えそうな、持ち前の明るさや天真爛漫さが、周囲を惹きつけるのかもしれません。

ポジティブ思考

ポジティブ思考も、人たらしの特徴のひとつといってもいいでしょう。人たらしは、何事にも前向きな考え方で取り組み、窮地や逆境を楽しむ余裕があるのかもしれません。ネガティブな言動をしないところも、他人に好かれる理由のひとつでしょう。

人懐っこい

人たらしの大きな特徴ともいえる人懐っこさ。どんな相手の懐にも違和感なく上手に入り込みます。しかし、相手によって接する態度を変えたりしないため、誰からも好感を持たれるようです。

聞き上手、話し上手

人たらしは、相手の話を上手に聞きます。話の間合いをうまく計り、タイミングよく相づちを打ち、共感を示すことも忘れません。また、巧みな話術を持っているため、どんな相手とも物怖じせずに話ができるでしょう。

気配りと思いやりを忘れない

周囲に対する気配りと思いやりを忘れないのも、人たらしの特徴かもしれません。些細なことも見逃さない観察力と洞察力を兼ね備え、他人のために努力を惜しまない誠意や行動力を持つ人もいることでしょう。

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【恋愛編】「人たらし」の特徴

人から好かれる術を知っている、まさに恋愛強者といっても過言ではない人たらし。ここからは、そんな人たらしの恋愛における特徴や、卓越した恋愛スキルについて考えてみました。

恋人を飽きさせない

人たらしは、恋人を飽きさせないように努めているようです。ふたりの関係を特別にするため、どうすれば恋人が喜んでくれるのか、愛情を感じてくれるのか、といった配慮を欠かさないはずです。また、その配慮を継続できるところも、人たらしの特徴と考えられます。

マメで丁寧

マメで丁寧なイメージがある人たらし。とくに、恋人や好意を持った相手に接するときは、電話、LINE、SNSの返信やチェックをはじめ、誕生日や記念日などの対応も完璧。その気配りに抜かりはないでしょう。

愛情を出し惜しみしない

自分の気持ちを真っすぐに見せてくれる人たらし。好意を伝えることに恥ずかしさや抵抗がないため、相手に対する言葉や行動にも、愛情を出し惜しみしないはずです。

甘え上手

甘え上手なところも、人たらしの特徴といえるでしょう。恋人に不快感を与えず、まさに人たらしならではの上手な甘え方をするはずです。上手に甘えられるのは、洞察力のある人たらしが、相手の甘えに対する許容量をよく知っているからかもしれません。

好きな相手だけに弱みを見せる

人たらしは、自分が好きな相手にだけ弱みを見せることでしょう。特定の人に「あなただから言うけれど」「あなたに聞いてほしい」と弱い自分の姿をさらけ出し、相手に特別感を抱かせ、独占欲を刺激し、「守ってあげたい」と思わせているのかもしれません。

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【職場編】「人たらし」の特徴

ここでは、職場での人たらしの特徴について考えてみました。人たらしの能力や魅力は、職場のさまざまなシーンでも、いかんなく発揮されているのかもしれません。

礼儀正しい

人たらしは、誰に対しても挨拶、お礼、謝罪を欠かすことがないでしょう。傲慢な態度を見せず、横柄な言葉使いをしない礼儀正しい謙虚な姿は、職場でもその人間性を買われる存在であるはずです。

広い視野と鋭い洞察力を持つ

広い視野と鋭い洞察力を駆使し、職場でも柔軟な発想とフレキシブルな対応が光る人たらし。自分の感情よりも業務を優先することが多く、常に効率のよい仕事ぶりを見せるところも、人たらしの特徴といえるかもしれません。

軽快なフットワーク

誰よりも迅速な判断力と決断力を持つ人たらしは、フットワークの軽さが自慢でもありそうです。人たらしならではの確かな情報収集能力が、その行動力を支える自信と勇気につながっているのでしょう。

仕事のために労力を惜しまない

上司の指示はもちろん、同僚のフォローや部下の指導にも労力を惜しまない人たらし。どんな仕事に対しても全身全霊で挑むその姿に、職場での信用と信頼が揺らぐことはないようです。

褒め上手

人たらしは、違和感なく上手に相手を褒めることに長けていることでしょう。小さなことでも褒めたたえ、職場の雰囲気を盛り上げる配慮を忘れません。他人の成功や進歩を素直に認められるのは、人間の器が大きい証ともいえるのではないでしょうか。

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好感度の高い人たらしになるためのポイント

人間関係において、人に好かれやすいという絶対的な優位性を持つ人たらし。ここでは、そんな好感度の高い人たらしになるためのポイントをご紹介しましょう。

礼儀と配慮を忘れない

いつでも、誰にでも、礼儀と配慮を忘れないようにしましょう。相手を見ながら、態度や言葉使いをコロコロと変えるようでは、人に好かれるような人たらしにはなれないかもしれません。

誠実さを持って取り組む

誠実さを持って、あらゆることに取り組みましょう。嘘をついたり、人をだましたりしては、周囲からの信用や信頼を得ることができません。些細な口約束であっても、きちんと守ることが大切です。

相手の話をしっかりと聞く

相手の話にしっかりと耳を傾けてください。興味のなさそうな態度をとったり、あいまいな返事をしていては、「もうこの人とは話をしたくない」と思われてしまうこともあるでしょう。

悪口や噂話をしてはいけない

人に好かれたいのなら、悪口や噂話をしてはいけません。悪口や噂話は、人間関係にネガティブな要素を持ち込んでしまいます。悪口や噂話に遭遇したら、その話の輪には入らないほうが無難といえます。

距離感を大切にする

周囲の人が不快に感じない一定の距離感を保つことで、周りの空気を読んだり、相手の気持ちを冷静に読み解くことできるようになるでしょう。近すぎず、離れすぎずの絶妙な距離感を大切にしてください。

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人の心を知ってこそ、本当の人たらし

人たらしとは、相手の気持ちや状況をよく理解できる人のことをいうのではないでしょうか。人たらしは相手の置かれた立場をわかっているため、気配りや思いやりを欠かすことがありません。自分の些細なこだわりやプライドにとらわれず、誠意を持って、明るく素直に周囲の人たちと接するように心がけましょう。他人を立てる謙虚さや気持ちの余裕が持てるようになれば、誰からも愛される素敵な人たらしになれるはずです。

 

編集/FASHION BOX
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