旅好きさんが今行きたい小さな旅プラン
2人の旅好きさんがこよなく愛する町や場所を舞台に、日帰りや1泊で楽しめる旅のプランを教えてもらいました。
《目次》\ Recommender /
フォトグラファー 砂原 文さん
●『千葉・南房総で親子キャンプ』
\ Recommender /
編集者 ツレヅレハナコさん
●『石垣島で飲んだくれの一日案内』
○昼呑み「海バル るすた」
○買い食い呑み「刺し身屋の天ぷら」とオリオンビール
○夜呑み「南風(ぱいかじ)」
○深夜呑み「バー かぶやぁ」
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フォトグラファー 砂原 文さん
暮らしまわりの雑誌や書籍で活躍。7歳の娘と同じくフォトグラファーの夫、猫2匹と暮らす。10年以上、ハワイのモロカイ島に通い続け、2017年には、モロカイ島の美しい光や風、なにげない日常を撮影した写真集「pili」を発売。
『千葉・南房総で親子キャンプ』
子ども時代を過ごした南房総、館山の海。娘が生後半年の夏、初めての親子キャンプも館山を選びました。子どもも安心して遊べる場所が多く、都内からのアクセスもいい館山は頻繁に出かける場所のひとつです。
まずは、なにを食べてもおいしいパン屋「館山中村屋」の喫茶でランチをして、館山の空気を満喫します。ここのチキンバスケットは子ども時代からの大好物。
1階のパン屋さんで小腹を満たすためのパンを買って、次は地元のスーパー「おどや」へ。新鮮食材をたっぷり購入して、いざキャンプ場へ。
館山の海岸線にはキャンプ場が点在していて、目の前に海が広がり、磯も砂浜もあるので、子どもも大人も楽しく遊べます。晴れた日の夕暮れの風景はとても美しく、ビールを飲んで焚き火を囲み、波の音を聞きながら眺める夕日の時間は格別です。
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千葉県館山市には、山と海に囲まれた自然豊かなキャンプ場が多く、施設も整備されていて、キャンプデビューにもおすすめ。
\ 親子で楽しく貝殻拾い /
砂原さん一家は海辺のキャンプ場で釣りや磯遊びをしたり、料理を作ってのんびり過ごす。
キャンプ前は、砂原さんが“世界ナンバーワン唐揚げ”と絶賛する「館山中村屋」のチキンバスケットを食べるのがお決まり。
\ Recommender /
編集者 ツレヅレハナコさん
食と酒と旅を愛するフリー編集者。石垣島をはじめとした南の島へ定期的に通い、島食材を上手に使ったイタリアンやメキシカンなど新しい島の食文化に開眼。今年6月、自ら食べ歩いた100軒以上の店情報を詰め込んだ『ツレヅレハナコの南の島へ呑みに行こうよ!』(光文社)を上梓。
『石垣島で飲んだくれの一日案内』
石垣島をはじめとした八重山諸島へ行くお目当ては、昼から夜まで一日飲み歩くため(朝は二日酔いでお休み)! 海に一度も行かないなんてこともよくあります。
そんな私の定番コースは、昼12時オープンの「海バルるすた」からスタート。名物店長ゆきちゃんによる酒が進む料理をつまみながら、常時9種類以上のカリフォルニアワインを楽しむべし。店は港の目の前!
おやつは石垣島名物「刺し身屋の天ぷら」でオリオンビールを。揚げたてサクサク~。「マルハ鮮魚」ならテーブルと椅子もあります。
夜はおひとりさま用のハーフメニューもある島料理居酒屋「島の食べものや南風」へ。ヒラヤーチーなど郷土料理をいただきつつ、もちろん泡盛をボトルでガンガンと。
シメに向かうのは十八番街にある「バーかぶやぁ」。さとうきびを原料にしたクラフトラムを南の島で飲むのはサイコー! すっかり仕上がったところで、がんばって宿まで帰りましょう。
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昼呑み「海バル るすた」
昼の12時から夜22時までやっている港のカリフォルニアワインバル。カウンターで泡からスタート。
買い食い呑み
「刺し身屋の天ぷら」とオリオンビール
島の食文化「刺し身屋」で売っている揚げたて魚の天ぷらと、コンビニで買ったオリオンビールを片手に公園でおやつ。
夜呑み「南風(ぱいかじ)」
おひとりさま用ハーフサイズのつまみもある島料理居酒屋。いよいよ泡盛を飲もう!
深夜呑み「バー かぶやぁ」
「十八番街」と呼ばれる雰囲気のいい路地裏にあるクラフトラムがそろうバー。
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