『InRed』で連載中の「InRed女子の働くこと、育てること」。今回は株式会社カケハシでカスタマーサクセスを担当する伊藤希美さんにお話をうかがいました。プライベートでは男の子2人のママの伊藤さんは、在宅勤務中に昼の休憩時間を有効利用していると言います。自分時間の持ち方についても詳しく聞いてみました。
自分時間を持つことで両立がスムーズになる
コンサルタント、薬剤師と華麗な経歴を持つ伊藤さん。現職へ転職したのは2018年。株式会社カケハシは薬局、薬剤師向けのソフトウエアサービス「ムスビ」を手掛けている。「調剤薬局に行くと、薬剤師から、病状や薬の飲み方などいろいろ聞かれますよね。その内容をもとに、薬剤師が薬歴というものを、書くのですが、その作業が実は大変。ムスビは、患者の疾患、処方薬、生活習慣などの情報をもとに、服薬指導と生活習慣アドバイスを自動で提案し、指導と同時に薬歴ドラフトも書けるシステムで、薬剤師の負荷軽減にもなっています」。伊藤さんはユーザー満足度を高めるためのセミナーやイベントなどを企画・実行するカスタマーサクセスを担当。「夫の勤務先が静岡だった時があり、それまで勤めていたコンサルを退職して、静岡で薬剤師の仕事に就きました。その時の現場での経験が今の仕事に役立っています」。プライベートでは男の子2人のママ。「現在は在宅が多いので、昼の休憩を使って、夕食の下準備をすることもあります。そうした時間が少しあるだけで、夕飯の準備がぐっと楽になり、しっかり子どもとの時間が取れるようになりました。パワーが有り余っている男の子2人の育児は大変ですが、子どもたちが寝た後に、趣味のミュージカルDVDを鑑賞したり、お酒を飲んだりと少しでも自分時間を持つようにしています」。
▲在宅勤務が多い現在はオンラインでの会議やミーティングの業務が頻繁。
▲昨年のゴールデンウィークに家族で行った伊豆の大室山。「年に1回は家族旅行へ。毎年子どもたちも楽しみにしています」。
▲今年の夏は高輪ゲートウェイフェストへ。「よい思い出になりました。気持ちのよい空に長男もご満悦」。
▲昨年の夏に行った『かがくのとも展』。「私も夫も、『かがくのとも』を読んで育ちました」。
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在宅勤務時は昼休憩を有効利用
【1日のタイムスケジュール】
5:30 起床、仕事
6:45 身支度、家事
7:30 夫が朝食作り、朝食
8:45 子どもたちを保育園へ送る
9:30 仕事開始
12:00 昼食、夕食の仕込みや掃除
13:00 仕事再開
18:00 業務終了後、保育園へお迎え、夕食準備
19:30 夕食
20:30 お風呂、洗濯
22:00 寝かしつけ
22:30 家事や翌日の支度、自分時間
23:30 就寝
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毎日を頑張れるのはコレのおかげ！
「子どもの成長を実感する作品」
▲長男が母の日に保育園で作ってくれたもの。「ちゃんと顔になっていてびっくり。成長を感じたのと同時に私のことを考えながら描いてくれたんだと思って感動しました」。
「忙しい朝は拭き取り洗顔」
▲忙しい朝に重宝するスキンケア。「マナラの拭き取るタイプの朝用洗顔料とオールインワン美容液を使い始めてから、朝の支度が楽になり、時短にもなっています」。
「歌うことでストレス発散」
▲ミュージカルが大好きで、レッスンも受けていたそう。「歌うことがストレス発散にもなります。子どもたちがもう少し大きくなったら一緒に観たいです」。
「家族の写真でカレンダーを作成」
▲「家族写真のカレンダーはおじいちゃんたちにもプレゼントしています」。
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教えてくれたのは……
株式会社カケハシ
伊藤希美さん
【PROFILE】
カスタマーサクセスを担当。現在、フレックス制度を使い勤務。5歳と3歳の男の子のママで都内に夫と4人で暮らす。
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撮影＝大村聡志
取材・文＝中村三枝子
（InRed 2020年11月号）
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WEB編集＝FASHION BOX
