仕事・育児・家事と全方位に忙しいワーママ。昨今は、育児や家事への参加に積極的なイクメンも多いといいますが、共働きの夫婦はもちろん、そうではない夫婦にとっても、育児や家事をどちらかに任せきりにするのではなく、ふたりで一緒に取り組むのが本来の夫婦の形であるはずです。しかし、自分の時間を作ることもままならず、ストレスを抱えるワーママもいらっしゃることでしょう。この記事では、そんなワーママの多忙を極めるスケジュールに迫ってみました。また、ワーママの朝夕の時間やりくり術や、家事の時短のコツをご紹介。さらに、ワーママのリフレッシュ方法やワーママにおすすめの便利アプリもお伝えしていきます。
≪目次≫●ワーママとは
●時短勤務のワーママの1日のスケジュールとは?
○16:00 退社のスケジュール例
●ワーママの朝、夕方は時間がなくて大変
●ワーママの朝の時間のやりくり術
○朝食、お弁当の準備を夜に
○掃除や洗濯は夜に
○パパに頼む
●ワーママの夕方の時間やりくり術
○買い出しを土日に行う
○朝に夕食の準備をする
○家族に手伝ってもらう
●家事の時短のコツ
○食器洗浄機などの家電を利用する
○代行サービスやアイデアグッズを使いこなす
○料理1週間分を休日に作り、冷凍しておく
●ワーママのリフレッシュ方法
○ヨガで精神統一
○ひとりの時間をカフェで楽しむ
○自分に小さなご褒美を
●ワーママにうれしいアプリのおすすめ
○時間管理が苦手なワーママにおすすめアプリ
○毎日の献立に頭を悩ませるワーママにおすすめアプリ
○家計の管理が不得意なワーママにおすすめアプリ
●ワーママの時短は、夫婦間の理解が合ってこそ!
ワーママとは
まずは、ワーママというの言葉の意味を調べてみました。実用日本語表現辞典(weblio辞書)によれば、以下のように説明されています。
「ワーキングママ」を略した語で、子育てにいそしみながら働く女性を指す語。いわゆる「ワーキングマザー」と同義。
「マザー」の語を「ママ」に置き換えた表現としては、「シンママ」(シングルママ)などもある。
ワーママとは、子育てをしながら仕事に取り組む女性のことを指します。子どもの年齢や人数、雇用形態、勤務時間、年収など、子育ての状況や仕事の内容に細かい定義はないようです。
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時短勤務のワーママの1日のスケジュールとは?
ワーママは、フルタイムや時短、パートで働く場合など、それぞれの家庭環境により雇用形態や勤務時間が違うことでしょう。ここでは、時短勤務のワーママの1日のスケジュールを例に見てみましょう。
16:00 退社のスケジュール例
6:00 起床、朝食やお弁当の準備、洗濯
7:00 子どもを起こす、朝食
8:00 子どもを保育園・幼稚園に送る
9:00 出社
16:00 退社、子どものお迎え、夕食の準備、掃除
19:00 夕食
20:00 お風呂
21:00 子どもの寝かしつけ
23:00 就寝
このスケジュールの合間に、保育園に子どもを行かせるための準備や買い物など、実際は分刻みの忙しさです。自分の時間は子どもを寝かしつけたあとから就寝までのわずかな間となりますが、この時間を家に持ち帰った仕事にあてるワーママもいることでしょう。
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ワーママの朝、夕方は時間がなくて大変
1日を慌ただしく動いているワーママ。そのなかでもとくに、朝と夕方の時間帯が忙しさを極めています。食事やお弁当の準備にはじまり、子どもの送り迎え、買い物やお風呂、さらに掃除や洗濯など、数多くの家事に追われるからです。また、日中は仕事をしているため、ワーママにとってスケジュール管理や時間のやりくり術がマストとなってきます。
ワーママの朝の時間のやりくり術
フルタイム勤務、時短勤務にかかわらず、ワーママの朝は何かと大変です。そんな忙しいワーママの朝の時間やりくり術をご紹介します。ポイントは、限られた朝の時間に無理なスケジュールを組まず、他の時間を有効活用することです。
朝食、お弁当の準備を夜に
朝食やお弁当の準備を前日の夜にある程度済ませておきましょう。お弁当箱の準備、食材のカットや解凍などの下ごしらえをしておくだけでも、翌朝の負担が軽減されます。
掃除や洗濯は夜に
朝できないことを夜に回すのも時間やりくり術のひとつです。掃除や洗濯など、どうしても時間をとられてしまう家事は、夕方以降のスキマ時間にうまくスライドさせましょう。
パパに頼む
育児や家事は夫婦ふたりで取り組むことが前提であり、パパと平等に分担ができているのであれば問題ないのですが、もしそうではない場合は、子どもの身支度や送迎など、パパにもできることを頼んでください。また、パパ自身が自分のことは自分でするという意識を持ってもらうことも、忙しい朝を乗り切る時間やりくり術となるでしょう。
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ワーママの夕方の時間やりくり術
ここでは、ワーママの夕方の時間やりくり術をご紹介します。早起きをすればある程度の時間調整ができる朝よりも、夕方のほうが時間が限られています。だからこそ、自分ひとりですべての家事をやろうとせず、パパや家族の協力をあおぐようにしてください。
買い出しを土日に行う
食料品や日用雑貨など、時間を取られる買い出しをまとめて土日に行いましょう。平日なら、仕事帰りのパパにお願いするのもひとつの方法です。
朝に夕食の準備をする
夕食の準備を朝の間にすませておくことも、夕方の忙しさを軽減してくれる時間やりくり術です。「夕食は、焼くだけ、温めるだけ、盛りつけるだけ」と思うことができれば、精神的にも楽になれます。
家族に手伝ってもらう
両親と同居している、親族が近くに住んでいるといった場合は、無理のない範囲で育児や家事を手伝ってもらいましょう。また、子どもがある程度大きくなったら、家事を教えながら子どもに手伝ってもらうのも、親子のスキンシップも兼ねた時間やりくり術となるでしょう。
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家事の時短のコツ
育児、仕事、家事のなかでも、できることなら家事の時間を短縮したいワーママが多いのではないでしょうか。ここでは、料理・掃除・洗濯といった家事の時短のコツをご紹介します。手抜きとは違う、上手な時間の使い方を実践し、少しでも負担を減らしましょう。
食器洗浄機などの家電を利用する
ハイスペックな家電は、家事を時短するのに欠かせないアイテムです。食器洗浄機、ロボット掃除機、圧力鍋などを利用すれば、劇的な時短につながるでしょう。
代行サービスやアイデアグッズを使いこなす
掃除や買い出しなど、家事代行サービスの活用も時短のコツです。最近は、安価な価格設定の業者も増えたため、安心して頼めるサービスのひとつといえるでしょう。また、家事のアイデアグッズも時短になるすぐれものが揃っています。
料理1週間分を休日に作り、冷凍しておく
比較的時間に余裕ができる休日に1週間分の料理を作り、冷凍しておくのも食事の準備の時短になります。忙しい平日の食事は「料理を温めるだけ」だと思うと心が休まりますし、パパや子どもだけでも簡単に食事ができるでしょう。
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ワーママのリフレッシュ方法
息をつく暇もないまま、1日を終えることの多いワーママ。そんな多忙の毎日を送っているからこそ、少しでも心や体を癒やして、明日への英気を養いたいものです。ここでは、忙しいワーママに最適なリフレッシュ方法をご紹介します。
ヨガで精神統一
心と体を安定させるため、毎日のすきま時間にヨガを取り入れてみましょう。とくに、家族が寝ている時間帯や、ひとりになりやすい早朝や深夜のヨガは最適です。気持ちを穏やかにすることで、体もほぐれていくことでしょう。
ひとりの時間をカフェで楽しむ
自宅を離れ、カフェでひとりの時間を楽しむのもリフレッシュになります。出社前や子どものお迎え前、お気に入りのカフェで自分の時間を満喫してください。わずかな時間でもひと息つける、ひとりになれる……。そんな気分転換が大切なのです。
自分に小さなご褒美を
自分に小さなご褒美をプレゼントするのもリフレッシュ方法のひとつです。プチ贅沢なランチやスイーツ、欲しかった小物など、仕事・育児・家事に奔走する自分を労(ねぎら)ってあげましょう。
ワーママにうれしいアプリのおすすめ
最近は、忙しいワーママをアシストしてくれる便利アプリが数多くあることをご存じですか? ここでは、ワーママにうれしい機能がついたアプリをジャンル別でご紹介します。アプリをフル活用して、少しでも時短につなげてみてください。
時間管理が苦手なワーママにおすすめアプリ
時間管理が苦手なワーママには、スケジュール管理アプリをおすすめします。家族や友人、同僚などと予定や画像などを共有できるアプリもあり、それぞれがお互いの予定を確認することが可能です。
毎日の献立に頭を悩ませるワーママにおすすめアプリ
最長一週間の献立を作ってくれる献立自動作成アプリはいかがでしょう? 買い物リストを自動作成する機能などもあり、無駄な買い物をしなくてすむため経済的にもうれしいアプリです。
家計の管理が不得意なワーママにおすすめアプリ
家計のマネージメントを手助けしてくれる家計簿アプリも人気です。レシートをスマホで撮影すると自動的に読み込んでくれたり、収入や支出を入力すれば、グラフで家計を分析してくれるものもあります。
ワーママの家事の時短は、夫婦間の理解が合ってこそ!
ワーママのスケジュールは、分刻みといっても過言ではありません。毎日の育児や家事は夫婦で協力すべきものですので、パパもママと同様に行うようにしてください。そんなパパの行動の積み重ねが、ワーママの家事の時短につながり、それは家族の幸せな時間を生むことにもなります。また、ママ自身も無理に育児や家事をひとりで切り盛りしようとせず、夫婦で支え合って充実したワーママライフを送るようにしましょう。
編集/FASHION BOX
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