ヘアメイク河北裕介の大人メイクで “いい女！”
年齢と共にメイクをミニマムにしたのはいいけれど、シンプル過ぎると逆に老けて見えたり、寂しそうに見えることも……。ナチュラルだけどさり気ない、大人の盛り方を教えて、河北センセイ！
【今月のLESSON】アイラインをアクセサリー感覚で入れてマンネリ回避
ぼんやり感や寂しい印象を回避したいなら、アイライナーをプラスして。洋服に合わせてアクセサリー感覚でカラーを選べば違和感もなく、全体のまとまり感もUP！
今月の生徒さん：MITTERNACHTプレス 宮崎亜弥可さん
普段からマスカラ、ライン、チークはなし。年齢と共にアイテムを減らしてはみたものの、疲れて見える気がしてきた。もう少し足したい気もするけど、違和感が出そうで心配。丸顔も悩み。
丸顔カバーは目尻側にポイントを。withマスク時代にもベスト！
宮崎さん（以下M）「年齢と共にメイクをシンプルにしたら、今度は「質素？」と思うように。でも今さら足すとビックリされそう」
河北さん（以下K）「アイテムを削いでいくのはいいと思うよ。でも、メイクはアクセサリー選びみたいなもの。いろんな選択肢があっていい。例えば、洋服の柄に合わせてアイライナーの色を選ぶのが一番手軽かな」
M 「アイライン、5年ぐらい引いてない（笑）！」
K 「いきなり黒やカラーだと自分の顔に違和感を感じてしまうかもね。カーキの服に合うブラウンのアイライナーで徐々に慣れさせよう」
M 「顔が丸いのも悩んでいて……」
K 「やや求心的な顔立ちだから、アイラインの目尻は気持ち2～3㎜長めに。顔の外側の余白を埋めるから、丸顔も自然とカバーできる」
M 「なるほど～。丸顔カバーはシェーディングだけじゃないんですね！」
K 「眉もそう。今はストレートだけど、これは丸顔を誇張させてしまうからね 。眉山を作ることで 、メリハリが生まれて顔が締まるよ」
河北’s いい女 Point 1
眉山を作って顔立ちにメリハリを
【Use it】
ワックスパウダーとリキッドのWエンド。質感の違う2種類のアイブロウを組み合わせることで、ナチュラルな立体眉が手に入る。
【How to】
リキッドタイプで眉の下ラインをストレート気味に描きつつ、眉山はシャープなエッジをきかせる。全体にはワックスパウダーで色づけて。メリハリが生まれながら、ヌケ感も両立できる。
秀逸なアイブロウアイテムを一挙紹介♡ トレンド感のある眉が手に入る！
河北’s いい女 Point 2
目尻側にポイントを置いて丸顔カバー
【Use it】
柔らかいテクスチャーながらも、素早く肌に密着。汗や皮脂にも強いので、粘膜ラインもお手のもの。柔らかくメリハリを出したいときに。
【How to】
アイシャドウ＆アイライナーで目尻側にポイントを置くことで、外側の顔の余白を目立たなくし、丸顔を自然とカバー。ブラウンのアイライナーなら、目元印象をナチュラルに強化できる。
黒のアイラインは卒業！ソフトな囲み目でつくる大人の洒落メイク
教えてくれたのは……ヘアメイク・河北裕介さん
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Hair & Make-Up:Yusuke Kawakita
Photo:Eiji Hikosaka［MAKIURA OFFICE］
Text：Emi Taniguchi
（オトナミューズ2021年1月号）
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