クレ・ド・ポーボーテ「シナクティフ」で時空を超えるくらい若見え!? 開発者インタビュー

余分を出すアプローチで、若々しさが加速！クレ・ド・ポーボーテの新「シナクティフ」

最新＆話題のコスメの開発背景やテクノロジーを取材すべく、開発者に直撃する『＆ＲＯＳＹ』で連載中の「開発者に会いたい」。今月は“ハイエンドなベーシックスキンケア”を目指してリニューアルした、クレ・ド・ポーボーテの最高峰スキンケア、シナクティフです。

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実年齢よりも若見えする！そんなタイムトラベルな肌体験を

先進の技術を取り入れることをコンセプトに、2003年に誕生したクレ・ド・ポーボーテの最高級ライン、「シナクティフ」。浄化をスタートするミニマルな美容ステップでスキンケアを極め、鮮明な顔立ち創生で、最高峰の美しさを目指す。

香りは世界的に最も権威のある「バガテル国際バラ新品種コンクール」で金賞・ベストフレグランス賞の2冠を獲得したローズシナクティフが基調。フルーティなみずみずしさ、すみれのような透明感、ティーの香りが調和。心のリラクゼーション効果も叶える。

クレ・ド・ポーボーテが最高峰の「シナクティフ」をリニューアル！リンパ管に注目したメカニズムとは？ — 右から：クレ・ド・ポーボーテシナクティフサボン n 100g ￥11,000、同クレームイユー n 20g［医薬部外品］￥45,000、同クレーム n 40g［医薬部外品］￥120,000、同イドラタンニュイ n 40mL［医薬部外品］￥27,000、同イドラタンジュール n 20mL［医薬部外品］￥22,000、同ローションイドラタント n 125mL［医薬部外品］￥21,000（全てクレ・ド・ポーボーテ）

右から、泡立ちが豊かな、メイク落としを兼ねた洗顔石けん、目もとのリンパ管にアプローチするアイクリーム、“浄化創生”のプロセスを育むエイジングケアクリーム。生命感に満ちた輝き溢れる肌色や凜とした顔立ちへ整える。上質でなめらかな肌質感を整える夜用美容液と日中用美容液。みずみずしく、肌を濃密に潤す保湿液。フルライン使いすることにより、肌の色、質感、かたちと、全方位からの美肌アプローチを実現する。

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美容ジャーナリスト・加藤智一がクレ・ド・ポーボーテ商品開発者にインタビュー！

■リンパ管にはたらきかけて、“出すサイクル”を促す

美容ジャーナリスト加藤智一（以下、加）　今回ご紹介するのは、「クレ・ド・ポーボーテ」の最高級スキンケアラインである「シナクティフ」です。7年ぶりのリニューアルとなる今作ですが、最大のポイントは“リンパ管”へのはたらきかけを強化したことですね。

資生堂グローバルイノベーションセンター櫻井菜海子さん（以下、櫻）　はい。資生堂がリンパ管研究で初めて知見を発表したのが2003年です。紫外線により皮膚のリンパ管がダメージを受けると、シワの形成に繋がることを解明しました。その後もリンパ管研究は着実に成果をあげていて、2017～2020年にかけては皮膚のリンパ管の3D可視化に成功。加えて、リンパ管の老化メカニズムを明らかにしました。

加　そこまでリンパ管に着目している理由とは？

櫻　一般的には、リンパ管よりも血管のほうが注目を集めますが、リンパ管は血管が回収していない“老廃物”を回収している重要な器官です。それにもかかわらず、この分野は研究対象として着目されていませんでした。これまで資生堂のエイジングケアは加齢によって衰えたり、減少してしまう“美肌成分”を増やすことに注力していましたが、このリンパ管研究を続けていくうちに、「増やすサイクルだけでなく、出すサイクルも整えなくてはいけないのでは」と考えるようになりまして。

加　なるほど。確かに年齢とともに、からだのなかにも肌にも老廃物は蓄積していきますからね。それがシワやシミの要因になるわけで。

櫻　おっしゃる通りです。さらに、出すサイクルを整えていけば、増やすサイクルもより滞りなくはたらくことになりますし、それが最も理想的なエイジングケアになるのでは、という考えに到達したのです。

加　不要なものが溜まると、新しいものが入っても吸収できないから、ですね。なるほど。先進のリンパ管研究の成果と、最高級の保湿成分を組み合わせることで、最もパワフルで効率的な肌サイクルを生み出せる、ということですね。

櫻　はい。今回発売する「シナクティフ」のコンセプトが“浄化創生”なのですが、まさに浄化することで、創生も整えられるというめぐりを表現しています。

■滞りのない肌こそ若返りの秘密だった

加　では、実際にはどのような肌効果が期待できますか？

櫻　今回は40～50代の女性にモニターとしてお使いいただきましたが、3カ月使っていただいたあとに肌測定を行ったところ、20～30代女性の肌の色や質感を超えるというデータを確認することができました。

加　それは凄い！ 科学的に若見えデータがとれたということ（笑）。

櫻　私達も本当に驚きました。私も使い続けていくうちに肌が生き生きするような感覚を覚えたのですが、その感覚を肌測定で実証できたことに喜びを感じていますし、肌効果への自信にもなりました。

加　浄化創生という肌サイクルは、一時的なスキンケアトレンドに左右されない普遍的コンセプト。その点もいいですね。

櫻　ありがとうございます。まさに、私達も5、6年経っても、色あせることのないスキンケアを目指して、今作を開発しました。スキンケアにも旬がありますが、それを追いかけるのではなく、数年経っても、新しさを損なわないような、正統的、王道的なアプローチの構築を目指しました。

加　リンパ管はようやく可視化されたばかりですし、これからも新しい知見が発表されそうですし。

櫻　はい。これまでリンパ管といえば、肌の奥深くにあって“むくみ”などの悩みとともに語られることが多い器官でしたが、今回の知見から、リンパ管の機能が美肌作りにも深く関わっていることが分かりました。リンパ管は全身に流れている器官ですし、肌へ与える影響も計り知れないものがあります。今後は表皮の保湿機能やバリア機能との関係性も研究することで、顔まわりだけではなく、全身の美肌作りも叶えていきたいと考えています。

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