素敵世代が目指すべき“品カジ”スタイルのお手本! 結城アンナさんが行きついた60代からの装い
上品さとリラックス感が漂う“品カジ”ファッションのお手本といえば、結城アンナさん。誰もが通るおしゃれ迷子期をどのように乗り越え、いまに至るのでしょう? アンナさんが対峙していたのは、鏡に映ったご自身の顔や体だけではありませんでした。
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アンナさんのおしゃれの流儀
1. 体形や肌質の変化に落ち込まず、自分で自分を好きになってあげる
2. 無理はしない。心地よく過ごせる服や靴、ヘアスタイルを選ぶ
3. なにかコンサバアイテムを投入して、きれいめカジュアルに仕上げる
子育てをしていた20~30代のころのファッションは、自分が好きなものというより、ダディと娘が気に入ってくれることを第一に考えていました。DCブランドブームやバブル時代も、楽しそうな皆さんを尻目に、私はわりと冷静でした(笑)。
子育てが一段落した40代で直面したのが“なにを着ても似合わない問題”。肌質や体形が変わって、白髪も目立ち始めた時期で、髪を染めたり、それまでとは違う色を着てみたり、ヒール靴を履いたりしてみたものの解決せず……。自分を見失いかけたときに考えたのが、“どういう人になって、どんな人生を送りたいか”。そこで私は、“無理なく、心地よく過ごして、自分を好きでいたい”と思ったんです。まずは、“若いときと比べて太っちゃったな”と落ち込まず、“この体で毎日よくがんばってきたね。お掃除もちゃんとして、えらいえらい!”と自分で自分をほめることからスタート。白髪染めを卒業してナチュラルヘアに戻し、ヒール靴をやめてスニーカーで歩いたときは、“身も心も自由になれた!”とすがすがしい気持ちになったのを覚えています。
60代になってからの服装はよりシンプルになりました。全身カジュアルだとだらしない印象になってしまうので、上質に見える素材や、きれいめなコンサバアイテムを足して、バランスを取るように心がけています。
自己肯定感を高め、心地よい服に包まれていると、心に余裕ができて、それまで着てこなかった色柄にもチャレンジしてみよう、と前向きにもなれます。装いはパーソナリティを表すもの。人生とファッションはリンクしているので、これからも自分らしく楽しめるものにしていきたいです。
素敵世代おしゃれ上級者の品カジスタイル|色選びと小物使いがポイント
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変形ボーダーと白パンツでマリンスタイルを満喫
「定番のボーダーは、遊び心のあるランダムなピッチを選んで少し個性的に。風通しのいい麻素材の白パンツを合わせて、清潔感のあるきれいめなマリンテイストに仕上げました」
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ラフなオールインワンはジャケットを羽織って上品に
「ジャケットは、カチッとし過ぎないシルク混のやわらかい綿素材のものをチョイス。温度調整がしやすく首元がきれいに見えるストールは、夏前によく使う小物のひとつです」
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いまの私に合う“品カジ”小物
カジュアルを品よく格上げしてくれるお気に入り小物をピックアップしてもらいました!
▲「服装がカジュアルでも、パールのピアスをつけるだけで品格が上がります。大き過ぎず、さりげないサイズ感が好みです」
▲「45Rで見つけたバッグは、かごのように見えて実は上質なレザー。素朴過ぎず、きれいめに見えるので重宝しています」
▲「プラザで購入したシュシュは、女性らしい光沢のあるものを。どんな服とも合わせやすいニュアンスカラーというのも◎」
▲「マスクをしても曇りにくい横長タイプを探していて出会ったのが、A.D.S.R.のサングラス。紫外線対策として必須です」
PROFILE/結城アンナ(ゆうき・あんな)
タレント。雑誌やイベントの出演など、幅広い分野で活躍。ファッションだけでなく、自分をいたわる暮らし方も支持されている。「グランマ・モーゼス展――素敵な100年人生」(2021年4月17日〜あべのハルカス美術館にて開催※。ほか4会場巡回予定)公式サポーターに就任。
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撮影/西崎博哉〔MOUSTACHE〕
ヘア&メイク/森川丈二〔gem〕
文/三宅桃子
(素敵なあの人2021年6月号)
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WEB編集/FASHION BOX