『素敵なあの人』が創刊1周年を迎えました。自ら選んだアイテムでコーディネートを組み、それを着用して撮影に臨んできたカバーモデルの結城アンナさん。アンナさんが提案する等身大の着こなしは、『素敵なあの人』を代表する人気企画です。アンナさんはこの1年をどのような思いで過ごしていたのでしょうか。夫・岩城滉一さんにもお話をうかがいました。
≪目次≫
●「軸」は変わらないけれど、新しい世界が広がりました（結城アンナ）
●from Daddy（岩城滉一）
●PROFILE／結城アンナ・岩城滉一
「軸」は変わらないけれど、新しい世界が広がりました（結城アンナ）
60歳を過ぎて、まさか自分が雑誌のカバーモデルになるなんて夢にも思わなかった、というアンナさん。
「いまでも不思議な気分ですが、等身大の自分を見せることに意味がある雑誌だから、楽しませてもらっています。
昨年は、イベントなど読者の方々と会う機会が何度かありました。人が大勢集まれば、似たような格好をした人が何人かいるものですが、いなかったんですよね。自分のスタイルを持っている人ばかりで、さすがだなと思いました。私たち世代は自分たちのファッションに、もっと自信を持っていいんじゃないかしら。毎月の撮影だけでなく、イベントでのこうした気づきもあって、この1年で自分の世界がぐっと広がりました」
この日はふたりとも私服。事前に相談をしていなくても、岩城さんはネイビー×白、アンナさんは薄いブルー×白でまとまるのは、お互いの好みを熟知しているからのようです。
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from Daddy（岩城滉一）
「カバーモデルになっても、彼女の軸はなにも変わっていないよね。共通の趣味がひとつもないから、一緒になにかをすることはなかったけど、彼女がコーディネートを組んでいるときは、感想をいうようになりました。いつまでも元気で、そしてきれいでいてくれれば嬉しいね」
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PROFILE／結城アンナ・岩城滉一
写真右（ゆうき・あんな）
タレント。雑誌やイベントの出演など、幅広い分野で活躍。ファッションだけでなく、自分をいたわる暮らし方も幅広い世代に支持されている。
https://www.instagram.com/ayukihouse/
写真左（いわき・こういち）
俳優。1975年『新幹線大爆破』で映画デビュー。テレビドラマ『北の国から』で一躍有名になる。その後、数々のドラマ、映画、CMに出演。バイク、飛行機、自動車レースと多趣味なことでも知られ、バイクレースは若手選手の育成にも貢献している。
結城アンナのコーデが60代から支持される理由は？ 夫・岩城滉一もアドバイス
撮影／西﨑博哉〔MOUSTACHE〕
ヘア＆メイク／森川丈二〔gem／アンナさん〕
スタイリスト／飯田聡子（アンナさん）
（素敵なあの人 2020年11月号）
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WEB編集／FASHION BOX
