2018年のカレンダーも残りわずか。年の瀬が迫ってくると「しっかり大掃除して、来年こそはすっきり片づいた部屋で1年を過ごすぞ!」といったフレーズが思い浮かぶ人も多いのでは? 中には「せっかく片づけても、どうせすぐにグチャグチャになるから大掃除は中止」なんていう不精者もいるかも。
確かに、片づけても片づけても部屋が散らかるという“片づけ下手”の人っていますよね。というか、大半の人は上手に整理整頓ができずに悩んでいるのではないでしょうか。その原因はズバリ、片づけ方が間違っているから。片づけや整理整頓にも手順やノウハウがあり、それをマスターすることが、片づけ上手への近道なのです。
世の中にはいろんな片づけノウハウがありますが、今、注目されている「だ・わ・へ・し」片づけ術って知っていますか? これは、NHK『あさイチ』出演で注目を浴びている整理収納アドバイザーの井田典子さんが、家庭生活で主婦として模索する中で発見した片づけ術のこと。
今までに2000軒以上の家庭で整理収納をアドバイスし、どんな環境でも改善できたという魔法の言葉「だ・わ・へ・し」。「出す・分ける・減らす・しまう」の4つのシンプルステップからなる片づけ術を豊富なBefore→After写真とともにわかりやすく解説したのが、TJ MOOK『スーパー主婦 井田典子の「だ・わ・へ・し」片づけ術』です。
TJ MOOK『スーパー主婦 井田典子の「だ・わ・へ・し」片づけ術』
https://tkj.jp/book/?cd=TD286918&path=&s1=
【Profile】
井田典子 さん
整理収納アドバイザー。相模友の会(婦人之友 読者の会)所属。3人の子育て中にシンプルライフを目指し、ものの整理が心の整理につながることを実感。2010年から、NHK総合テレビの情報番組『あさイチ』に出演。「スーパー主婦」「片づけの達人」として活躍している。主婦ならではの実践的な整理収納術が好評を博し、全国各地で講演を行う。著書に『「引き出し1つ」から始まる! 人生を救う片づけ』(主婦と生活社)がある。
ここでは、ダメな片づけ術と決別できる、4つのステップをご紹介しましょう。
だ(出す)
まずはじめに中身をすべて出しましょう。
机やタンスの引き出しの中身を広いスペースにすべて出してしまいましょう。すると「こんなに入っていたんだ……」と驚くはずです。
わ(分ける)
出したものを種類別に分けましょう。
事務用品や書類など種類ごとに分類していきます。ここで自分の「持ち癖」を自覚することが大切です。
へ(減らす)
本当に使うものだけに絞って減らしましょう。
不用なものを処分、手放す作業。ここでのポイントは「不用品を捨てる」ではなく、「本当に使うものだけに絞る」ということです。
し(しまう)
最後に枠を決めてしまいましょう。
どこに何があるか一目でわかるように枠を定めて、しまうようにしましょう。そうすることで、「見つからないから、念のため買っておく」「後から見つかって時間もお金もムダになってしまう」ということがなくなるはずです。
(TJ MOOK『スーパー主婦 井田典子の「だ・わ・へ・し」片づけ術』P2-3より引用)
いかがですか? これなら片付けが苦手な人でもできそうな気がしませんか? ただし、一気に片づけようとすると、量が多くてイヤになってしまった……ということにも。「まずは、少しずつ、引き出しひとつから始めてみませんか? ひとつといえど侮れません。その量の多さにきっと驚くはずです」(TJ MOOK『スーパー主婦 井田典子の「だ・わ・へ・し」片づけ術』P2より引用)と井田さん。まずは、引き出しひとつの片づけで手順を学び、徐々にステップアップするのがおすすめ。
さあ、今年中に“片づけ下手”を卒業して、2019年からはきれいで心地よい空間で生活しましょう!
イラスト:藤井昌子
テキスト:P.M.A. Tryangle
編集:FASHION BOX
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